特許ウォッチ

公開番号2025090232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205344
出願日2023-12-05
発明の名称玩具
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類A63H 15/06 20060101AFI20250610BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性の高い玩具を提供する。
【解決手段】物品供給装置から供給可能な第1形態1Fと、遊戯可能な第2形態2Fと、をとり得る玩具1であって、内部に重り部13を含んでいる主部品10、を備え、主部品10は、重り部13を固定状態で収容可能に構成されている。内部に重り部13を固定状態で収容可能な主部品10は、重り部13による重量バランスを使用し遊戯が可能である。主部品10が転動可能であることで重り部13によって揺動することができ起上りこぼしとして遊ぶことができる。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項１】
物品供給装置から供給可能な第１形態と、遊戯可能な第２形態とをとり得る玩具であって、
内部に重り部を含んでいる主部品、を備え、
前記主部品は、前記重り部を固定状態で収容可能に構成されている、玩具。
続きを表示（約 780 文字）【請求項２】
請求項１に記載の玩具であって、
前記主部品は、前記第１形態において、転動可能に構成されている、玩具。
【請求項３】
請求項２に記載の玩具であって、
前記主部品は、前記第２形態において、揺動可能に構成されている、玩具。
【請求項４】
請求項３に記載の玩具であって、
前記主部品は、第１外殻部品と、前記第１外殻部品に連結可能である第２外殻部品から構成され、各々半球型形状を成している、玩具。
【請求項５】
請求項４に記載の玩具であって、
前記第１外殻部品は、前記第２外殻部品よりも重量が重くなるように構成されている、玩具。
【請求項６】
請求項５に記載の玩具であって、
前記主部品は、前記第１外殻部品の内表面のみに前記重り部を設けるように構成されている、玩具。
【請求項７】
請求項６に記載の玩具であって、
前記重り部は、前記第１外殻部品の頂部に対応した前記内表面に設けられている、玩具。
【請求項８】
請求項７に記載の玩具であって、
前記重り部は、前記内表面から突出した状態で設けられるように構成されている、玩具。
【請求項９】
請求項８に記載の玩具であって、
前記重り部は、連結部を介して前記内表面に設けられるように構成されている、玩具。
【請求項１０】
請求項１～９の何れか一項に記載の玩具であって、
前記主部品に連結可能な副部品を、さらに備え、
前記副部品は、前記第１形態において、前記主部品の内部に収容可能に構成され、前記第２形態において、前記主部品の外表面に連結可能に構成されている、玩具。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、玩具に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、玩具として例えば特許文献１においては、底面を凸曲面とした容器を備え、底面の内側中央にはその曲率中心へと延びる突出部が設けられており、突出部に容器内に封入された錘を係止する受座が設けられており、錘は、受座に係止されたときに全体の重心を曲率中心より底面側に位置させるに充分な重さを有していることを特徴とする、おきあがりこぼし、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実開平７－６５５９８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された起上りこぼしの玩具においては、内部の重りが移動するものであるため、物品供給装置による供給に適さない構成である。また、内部が見えるような構成であることから外表面の装飾性、キャラクターのイメージを形成し難いなど、玩具としてのその興趣性に課題を抱えている。
【０００５】
本発明は、物品供給装置による供給に適し且つキャラクター性を充分に発揮できる興趣性の高い玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様の玩具は、物品供給装置から供給可能な第１形態と、遊戯可能な第２形態とをとり得る玩具であって、内部に重り部を含んでいる主部品、を備え、主部品は、重り部を固定状態で収容可能に構成されている、ものである。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、興趣性の高い玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の一態様の玩具における第１形態の斜視図である。
図１に示す玩具の分解斜視図である。
玩具の第２形態を示す斜視図である。
主部品の内部を示す分解斜視図である。
玩具の第１状態における遊戯形態を示す正面図である。
玩具の第２状態における遊戯形態を示す正面図である。
玩具の組み立て時の操作の一例を示す斜視図である。
玩具の組み立て状態の要部断面図である。
重り部の分解図を示す斜視図である。
玩具の遊び方の他の例を示す正面図であって、（ａ）は、手腕部を上げた状態を示し、（ｂ）は、手腕部の向きが左右で異なる方向に向いた状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の一態様である玩具１について、図を参照して説明する。
図１は、玩具１の第１形態１Ｆにおける斜視図であり、図２は、玩具１の分解斜視図である。
【００１０】
図１に示すように、第１形態１Ｆの玩具１は、物品供給装置から供給可能な第１形態１Ｆ（カプセル）と、起上りこぼしとして遊戯可能な第２形態２Ｆ（図３参照）と、をとり得る玩具である。主部品１０は、例えばその外表面１０ｓにキャラクター本体を模した絵柄が設けられ、第１形態１Ｆにおいて、転動可能に構成されている。また、主部品１０は、第１外殻部品１１と、第１外殻部品１１に連結可能である第２外殻部品１２と、から構成され、各々半球型形状を成している。
（【００１１】以降は省略されています）

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