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公開番号2025137184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036239
出願日2024-03-08
発明の名称プログラム、ゲーム装置及びゲームシステム
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63F 13/52 20140101AFI20250911BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】プレイ体験を向上させた電子ゲームを提供する。
【解決手段】プログラムは、ゲーム要素の付与機能を有する電子ゲームを実行するコンピュータに、付与機能による付与により新たにプレイヤの保有状態となった付与ゲーム要素の情報を取得する第1取得処理と、付与ゲーム要素のうち、プレイヤの保有上限数を上回った余剰ゲーム要素を特定する情報を取得する第2取得処理と、新たにプレイヤの保有状態となったゲーム要素を表示装置に表示させる表示制御処理と、を実行させるプログラムであって、表示制御処理は、付与ゲーム要素を、余剰ゲーム要素に該当するか否かに応じて異なる態様で表示させ、付与ゲーム要素のうちの余剰ゲーム要素に該当する第1ゲーム要素について、当該第1ゲーム要素とは異なる第2ゲーム要素が代替的に付与されることを表示させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
ゲーム要素の付与機能を有する電子ゲームを実行するコンピュータに、
前記付与機能による付与により新たにプレイヤの保有状態となった付与ゲーム要素の情報を取得する第１取得処理と、
前記付与ゲーム要素のうち、プレイヤの保有上限数を上回った余剰ゲーム要素を特定する情報を取得する第２取得処理と、
新たに前記プレイヤの保有状態となったゲーム要素を表示装置に表示させる表示制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記表示制御処理は、
前記付与ゲーム要素を、前記余剰ゲーム要素に該当するか否かに応じて異なる態様で表示させ、
前記付与ゲーム要素のうちの前記余剰ゲーム要素に該当する第１ゲーム要素について、当該第１ゲーム要素とは異なる第２ゲーム要素が代替的に付与されることを表示させるプログラム。
続きを表示（約 890 文字）【請求項２】
前記表示制御処理は、前記第１ゲーム要素が前記プレイヤの保有状態とならないことをさらに表示させる請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記表示制御処理は、前記第１ゲーム要素について第１演出を表示させ、当該第１演出と共に、または当該第１演出の表示後に、前記第１ゲーム要素が保有上限数を上回ったことを表示させる請求項１に記載のプログラム。
【請求項４】
前記表示制御処理は、前記付与ゲーム要素に前記第１ゲーム要素が複数含まれる場合に、複数の前記第１ゲーム要素についての前記第１演出を同時に表示させる請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記表示制御処理は、演出スキップに係る操作入力がなされたことに応じて、前記第１演出の表示を中止する請求項３に記載のプログラム。
【請求項６】
前記表示制御処理は、前記第１演出の表示後に、前記第１ゲーム要素を識別不可能な態様に変更して表示させる請求項３に記載のプログラム。
【請求項７】
前記第１演出は、前記第１ゲーム要素の表示後に、当該第１ゲーム要素が破断されることを含む請求項３乃至６のいずれか１項に記載のプログラム。
【請求項８】
前記表示制御処理は、
前記付与ゲーム要素のうちの前記余剰ゲーム要素に該当しないゲーム要素について、当該ゲーム要素が破断されないことを含む第２演出を表示させ、
前記第１演出と前記第２演出とが時間差で表示されるよう制御する
請求項７に記載のプログラム。
【請求項９】
前記電子ゲームは、第１パートと第２パートとで構成され、
前記表示制御処理は、前記第２パートにおいてのみ前記第１演出を表示させる
請求項３に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記第１パートは、遊戯が行われるパートであり、
前記第２パートは、遊戯が行われないパートである
請求項９に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、ゲーム装置及びゲームシステムに関し、特に抽選により決定したゲーム要素の付与機能を有する電子ゲームに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
抽選により決定したゲーム要素をプレイヤに付与する機能を有する電子ゲームがある。このような電子ゲームの中には、付与されたゲーム要素を分解することで新たなゲーム要素を入手可能とするものもある（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１５９２６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上述のような付与機能を有する電子ゲームは、セーブデータのデータサイズが膨大にならないよう、あるいは、所定のゲームバランスが担保されるよう、各ゲーム要素についてプレイヤが保有可能な上限数が定められることがある。このような態様では、保有上限数に至ったゲーム要素が存在する場合には、プレイヤは、新たなゲーム要素を入手するために、特許文献１のような分解機能を用いて当該保有上限数に至ったゲーム要素の少なくとも一部を分解する必要がある。換言すれば、公平性の観点では保有上限数に至ったゲーム要素の当選確率を維持する必要があるため、当該ゲーム要素をそれ以上保有できない状態において新たな抽選を行うことが好ましくなく、抽選要求がなされるたびに、プレイヤに当該ゲーム要素の分解に係る操作を要求する必要があった。
【０００５】
本発明は、プレイ体験を向上させた電子ゲームを提供するプログラム、ゲーム装置及びゲームシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様のプログラムは、ゲーム要素の付与機能を有する電子ゲームを実行するコンピュータに、付与機能による付与により新たにプレイヤの保有状態となった付与ゲーム要素の情報を取得する第１取得処理と、付与ゲーム要素のうち、プレイヤの保有上限数を上回った余剰ゲーム要素を特定する情報を取得する第２取得処理と、新たにプレイヤの保有状態となったゲーム要素を表示装置に表示させる表示制御処理と、を実行させるプログラムであって、表示制御処理は、付与ゲーム要素を、余剰ゲーム要素に該当するか否かに応じて異なる態様で表示させ、付与ゲーム要素のうちの余剰ゲーム要素に該当する第１ゲーム要素について、当該第１ゲーム要素とは異なる第２ゲーム要素が代替的に付与されることを表示させる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、プレイ体験を向上させた電子ゲームを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態及び変形例に係るゲームシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るプレイヤ端末１００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ２００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアントアプリケーションにおいて表示されるショップ画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアントアプリケーションにおいて表示されるカード抽選機能の結果画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアントアプリケーションにおいて表示されるカード抽選機能の演出を説明するための図
本発明の実施形態に係るプレイヤ端末１００において実行される抽選機能処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態に係るサーバ２００において実行される消費処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施形態］
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
以下に説明する一実施形態は、ゲームシステムの一例としての、各プレイヤの使用するプレイヤ端末（通信端末またはゲーム装置）と通信接続するサーバが、同時期に接続中の２人のプレイヤをマッチングさせ、双方のプレイヤが参加した対戦ゲームを実現するサービス（対戦サービス）を提供するゲームシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、複数のプレイヤが参加する電子ゲームを進行させることが可能な任意の機器構成で実現されるシステムに適用可能である。また、本明細書において、「プレイヤ」とは、本ゲームシステムにおいてサーバ２００が提供する対戦サービスについて、サービスログインして利用するユーザを指すものとして説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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