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公開番号
2025136895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035821
出願日
2024-03-08
発明の名称
液体収容体の製造方法、液体収容体、及び、液体吐出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250911BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】シワの発生を抑制することができる液体収容体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】液体収容体の製造方法は、非平滑部を有する第1のフィルムと平滑な第2のフィルムとが溶着された袋体の内部にスパウトを挿入する挿入工程と、スパウトに対して、第1のフィルム及び第2のフィルムを溶着する溶着工程と、を含む。溶着工程において、溶着装置に設けられた凸部が、第2のフィルム及びスパウトを押圧することにより、第2のフィルムとスパウトとの溶着部に凹部が形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
液体収容体の製造方法であって、
非平滑部を有する第1のフィルムと平滑な第2のフィルムとが対向する様に溶着された袋体の内部に、前記袋体の内部に収容された液体を外部に導出するためのスパウトを挿入する挿入工程と、
第1の溶着装置を用いて前記スパウトに対して前記第1のフィルムを溶着し、第2の溶着装置を用いて前記スパウトに対して前記第2のフィルムを溶着する溶着工程と、
を含み、
前記溶着工程において、
前記第2の溶着装置に設けられた凸部が、前記第2のフィルム及び前記スパウトを押圧することにより、前記第2のフィルムと前記スパウトとの溶着部に凹部が形成される、
ことを特徴とする液体収容体の製造方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記溶着工程において、前記第1のフィルムを溶着した後、前記第2のフィルムが溶着される、
請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記第1のフィルムの外周の一部、及び、前記第2のフィルムの外周の一部を溶着して前記袋体を形成する工程を更に含む、
請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記凹部は、前記溶着部の中央よりも、前記スパウトが挿入された挿入口に近い側に形成される、
請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記スパウトは、外部に対して液体を供給するための供給口、及び、前記スパウトが前記袋体に溶着された状態で最も前記袋体の内側に位置し、且つ、前記供給口に対して液体を導出するための導出部を含み、
前記凹部は、前記導出部に対して5mm以上離れる位置に形成される、
請求項4に記載の製造方法。
【請求項6】
前記凹部の開口から最深部までの深さ、及び、前記凹部の前記開口の短辺の長さの夫々は、1.4mm~2.0mmである、
請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項7】
前記第2の溶着装置には複数の前記凸部が設けられており、
前記溶着工程において、
複数の前記凸部のそれぞれに対応する位置に前記凹部が形成される、
請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項8】
前記袋体は三方袋である、
請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項9】
前記挿入工程において、
前記スパウトは、前記第1のフィルムと前記第2のフィルムとの間に設けられたマチを有する前記袋体に挿入される、
請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項10】
前記第1のフィルムの外層及び前記第2のフィルムの外層を構成する材料は、金属である、
請求項1に記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体収容体の製造方法、液体収容体、及び、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、袋体の口部に液体導出部材(スパウト)が溶着された液体収容体、及び、当該液体収容体の製造方法が開示されている。特許文献1の製造方法では、袋体の口部から袋体内に液体導出部材が挿入され、当該液体導出部材の先端面と袋体の縁部とが一致するように位置決めが行われた後、液体導出部材の溶着部と袋体の口部とが溶着される。特許文献1の製造方法によれば、先端面を除く液体導出部材の部分が袋体に埋め込まれた液体収容体を得ることができるため、袋体内に侵入する外気の量を少なくすることが実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-172918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、液体収容体の製造工程では、2枚のフィルムが用意され、何かしらの目的のため、これらのうちの何れか1つに対して凹部、凸部、又はこれらの両方を含む非平滑部が形成されることがある。この場合、非平滑部を備えるフィルムと非平滑部を備えないフィルムとの位置が合わせられた状態で溶着が行われていた。
【0005】
非平滑部を備えるフィルムの長さは、非平滑部を形成されたことによって、非平滑部を備えないフィルムの長さよりも小さくなっていることがある。互いに長さが異なる2枚のフィルムの位置を合わせて溶着すると、フィルムの溶着部にシワが発生することがあった。このシワの発生は、外部から袋体内への外気の侵入を招く虞がある。それにも関わらず、特許文献1は、フィルムの溶着時におけるシワの発生の抑制について、何も言及していない。
【0006】
そこで、本開示は、シワの発生を抑制することができる液体収容体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の製造方法は、液体収容体の製造方法であって、非平滑部を有する第1のフィルムと平滑な第2のフィルムとが対向する様に溶着された袋体の内部に、前記袋体の内部に収容された液体を外部に導出するためのスパウトを挿入する挿入工程と、第1の溶着装置を用いて前記スパウトに対して前記第1のフィルムを溶着し、第2の溶着装置を用いて前記スパウトに対して前記第2のフィルムを溶着する溶着工程と、を含み、前記溶着工程において、前記第2の溶着装置に設けられた凸部が、前記第2のフィルム及び前記スパウトを押圧することにより、前記第2のフィルムと前記スパウトとの溶着部に凹部が形成される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示の製造方法によれば、袋体の溶着部にシワが発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に適用することが可能な液体吐出装置の一例を示す斜視図である。
一実施形態に適用することが可能な液体収容体一例を示す図である。
一実施形態に適用することが可能な液体収容体の製造方法を示すフローチャートである。
製造方法の一工程を説明するための図である。
製造方法の一工程を説明するための図である。
製造方法の一工程を説明するための図である。
製造方法の一工程を説明するための図である。
(a)は、第1の溶着ホーン及び第2の溶着ホーンの模式的な平面図である。(b)は、液体収容体の模式的な平面断面図である。
製造方法の一工程を説明するための図である。
製造方法の一工程を説明するための図である。
(a)は、一実施形態で使用することが可能な第2の溶着ホーンの一例を示す図である。(b)は、一実施形態に適用することが可能な液体収容体の底面図である。
(a)は、一実施形態で使用することが可能な第2の溶着ホーンの一例を示す図である。(b)は、一実施形態に適用することが可能な液体収容体の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
<液体吐出装置100>
図1は、本実施形態に適用することが可能な液体吐出装置100の一例を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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