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公開番号
2025136659
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035394
出願日
2024-03-07
発明の名称
補充単位調整システム及び補充単位調整方法
出願人
西部電機株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
10/0875 20230101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 振り分け作業に用いられる荷物を補充するための作業効率を低下させないことに適した補充単位調整システム等を提供する。
【解決手段】 補充単位調整システム1は、荷物振分装置7が荷物保管部27から荷物を取り出して振分順データにより品種によって振り分ける。補充分析処理装置11において、補充点判定処理部31は、振分順データにおける各荷物が補充点か否かを判定する。部分抽出処理部33は、補充点である荷物を先頭にして振り分け順に分析対象数の荷物を抽出する。重点分析処理部35は、部分抽出処理部33が抽出した分析対象数の荷物に対して重点分析を行う。補充単位決定処理部37は、重点分析により補充点となる荷物の品種のランクの優先度に応じて補充単位を決定する。荷物補充装置13は、荷物保管部27に対して補充点の品種について補充単位の荷物を補充する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
荷物保管部に存在する複数の荷物を出荷するために荷物振分装置が取り出して振分順データにより品種によって振り分ける補充単位調整システムであって、
補充分析処理装置と、荷物補充装置を備え、
前記補充分析処理装置は、補充点判定処理部と、部分抽出処理部と、重点分析処理部と、補充単位決定処理部を備え、
前記補充点判定処理部は、振分順データにおける各荷物が補充点か否かを判定し、
前記部分抽出処理部は、前記補充点である荷物を先頭にして振り分け順に分析対象数の荷物を抽出し、
前記重点分析処理部は、前記部分抽出処理部が抽出した分析対象数の荷物に対して重点分析を行い、
前記補充単位決定処理部は、前記重点分析により補充点となる荷物の品種のランクの優先度に応じて補充単位を決定し、
前記荷物補充装置は、前記荷物保管部に対して補充点の品種について補充単位の荷物を補充する、補充単位調整システム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記補充単位決定処理部は、
補充点において1つのパレットから補充単位の荷物を補充する場合の補充タイミングを、補充点を基準にして定め、
補充点において基準パレットと追加パレットから補充単位の荷物を補充する場合の補充タイミングを、前記基準パレットについて補充点を基準にして定め、前記追加パレットについて前記基準パレットにより補充した数量を利用して定める、請求項1記載の補充単位調整システム。
【請求項3】
荷物保管部に存在する複数の荷物を出荷するために荷物振分装置が取り出して振分順データにより品種によって振り分ける補充単位調整システムにおける補充単位調整方法であって、
前記補充単位調整システムは、補充分析処理装置と、荷物補充装置を備え、
前記補充分析処理装置は、補充点判定処理部と、部分抽出処理部と、重点分析処理部と、補充単位決定処理部を備え、
前記補充点判定処理部が、振分順データにおける各荷物が補充点か否かを判定するステップと、
前記部分抽出処理部が、前記補充点である荷物を先頭にして振り分け順に分析対象数の荷物を抽出するステップと、
前記重点分析処理部が、前記部分抽出処理部が抽出した分析対象数の荷物に対して重点分析を行うステップと、
前記補充単位決定処理部が、前記重点分析により補充点となる荷物の品種のランクの優先度に応じて補充単位を決定するステップと、
前記荷物補充装置が、前記荷物保管部に対して補充点の品種について補充単位の荷物を補充するステップを含む補充単位調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、補充単位調整システム及び補充単位調整方法に関し、特に、荷物保管部に存在する複数の荷物を出荷するために荷物振分装置が取り出して振分順データにより品種によって振り分ける補充単位調整システム等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
図7は、従来の補充単位調整システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0003】
補充単位調整システム51は、振分順決定処理装置53と、振分順記憶装置55と、荷物振分装置57と、出荷処理装置59と、補充分析処理装置61と、荷物補充装置63と、パレット搬送装置65と、パレット作業棚71と、パレット保管庫72と、空きパレット保管部73と、荷物保管部77を備える。
【0004】
補充分析処理装置61は、補充点判定処理部81と、補充単位決定処理部87と、補充単位・補充タイミング記憶装置89を備える。補充分析処理装置61は、荷物振分装置57により実際に行われている振り分け状態に応じて処理を行うものではなく、データに対して情報処理を行うものである。
【0005】
補充単位調整システム51は、複数の仕向け先に対して、荷物振分装置57が荷物保管部77に保管されている複数の荷物を各仕向け先に対応して振り分けて、出荷処理装置59が各仕向け先に対して送付するための処理を行うものである。
【0006】
荷物の品種ごとに、補充基準数が定められている。荷物保管部77から荷物が取り出されると、荷物保管部77において、取り出された荷物の品種の在庫数が減少する。パレット搬送装置65は、荷物保管部77においていずれかの品種の補充基準数以下になると、パレット作業棚71から当該品種の処理対象パレット75を取り出す。荷物補充装置63は、パレット搬送装置65が取り出した処理対象パレット75に対して、一段又は複数段の荷物を取り出してばらし、出荷形態荷物として荷物保管部77に補充する。パレットの荷物をばらして出荷形態荷物とすることを「デパレ処理」という。
【0007】
荷物保管部77において何らかの品種の荷物がなくなれば、荷物振分装置57が振り分け作業を行うことができなくなる。特に高速に振り分けるときに、在庫数は急速に減少する。荷物保管部77に保管できる荷物数には限界があるため、振り分け量が多い荷物を優先して荷物保管部77に多く保管し、振り分け量が少ない荷物は荷物保管部77に少なく保管することが求められる。
【0008】
特許文献1にあるように、出荷予定荷物の品種を重点分析(パレート分析、ABC分析などとも呼ばれる)によりランク分けすることが行われている。ここで、重点分析は、パレートの法則に基づいた分析フレームワークで、指標(売上高・コスト・在庫など)を大きい順にランク付けし、優先度を決めて管理するためのものである。
【0009】
図8を参照して、振分順決定処理装置53は、複数の仕向け先に対して複数の荷物を各仕向け先に対応して振り分けて各仕向け先に対して送付するために、各荷物の振り分け順を決定し、各荷物の振り分け順を示す振分順データを生成する。振分順記憶装置55は、振分順データを記憶する。
【0010】
荷物振分装置57は、振分順データを参照して、複数の仕向け先に対して、荷物保管部77に保管されている複数の荷物を各仕向け先に対応して振り分ける。出荷処理装置59は、各仕向け先に対して送付するための処理を行う。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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