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公開番号
2025136477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035085
出願日
2024-03-07
発明の名称
画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250911BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】1つの排出部に複数のジョブにおける複数の成果物が混在する場合に、効率的に且つ適切な位置に仕切紙を挿入することができる技術を提供する。
【解決手段】複数のジョブによって画像形成された複数の成果物を同一の排出部に出力する画像形成装置において、複数のジョブjob1~job6のうちの第1のジョブ(例えばjob1)に基づいて第1の成果物(例えば一般成果物2201)を排出部に出力し、複数のジョブjob1~job6のうちの第1のジョブの後に続く第2のジョブ(例えばjob2)に基づいて第2の成果物(例えば高品位成果物2202)を排出部に出力し、第1の成果物の種別と第2の成果物の種別とが異なる場合に、排出部において第1の成果物と第2の成果物との間に仕切紙2203を挿入する。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のジョブによって画像形成された複数の成果物を同一の排出部に出力する画像形成装置であって、
前記複数のジョブのうちの第1のジョブに基づいて、第1の成果物を前記排出部に出力し、前記複数のジョブのうちの前記第1のジョブの後に続く第2のジョブに基づいて、第2の成果物を前記排出部に出力する出力手段と、
前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが異なる場合に、前記排出部において前記第1の成果物と前記第2の成果物との間に仕切紙を挿入する挿入手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記挿入手段は、前記第1の成果物が特定の供給部から供給され且つ前記第2の成果物が前記特定の供給部ではない供給部から供給された場合、または、前記第1の成果物が前記特定の供給部ではない供給部から供給され且つ前記第2の成果物が前記特定の供給部から供給された場合に、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが異なると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記挿入手段は、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが同じである場合であって前記第1の成果物および前記第2の成果物の種別が特定の種別である場合に、前記第1の成果物と前記第2の成果物との間に前記仕切紙を更に挿入する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記挿入手段は、前記第1の成果物が特定の供給部から供給され且つ前記第2の成果物が前記特定の供給部から供給された場合に、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが同じであり且つ前記第1の成果物および前記第2の成果物の種別が前記特定の種別であると判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記出力手段は、前記複数のジョブのうちの前記第2のジョブの後に続く第3のジョブに基づいて、第3の成果物を前記排出部に出力し、
前記挿入手段は、前記第2の成果物の種別が特定の種別である場合に、当該第2の成果物と前記第1の成果物との間に前記仕切紙を挿入し、且つ、当該第2の成果物と前記第3の成果物との間に前記仕切紙を挿入する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記挿入手段は、前記第2の成果物が特定の供給部から供給された場合に、前記第2の成果物の種別が前記特定の種別であると判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
複数のジョブによって画像形成された複数の成果物を同一の排出部に出力する画像形成装置であって、
前記複数のジョブのうちの第1のジョブに基づいて、第1の成果物を前記排出部に出力し、前記複数のジョブのうちの前記第1のジョブの後に続く第2のジョブに基づいて、第2の成果物を前記排出部に出力する出力手段と、
前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが同じである場合であって前記第1の成果物および前記第2の成果物の種別が特定の種別である場合に、前記排出部において前記第1の成果物と前記第2の成果物との間に仕切紙を挿入する挿入手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記挿入手段は、前記第1の成果物が特定の供給部から供給され且つ前記第2の成果物が前記特定の供給部から供給された場合に、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが同じであり且つ前記第1の成果物および前記第2の成果物の種別が前記特定の種別であると判定する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記挿入手段は、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが異なる場合に、前記第1の成果物と前記第2の成果物との間に前記仕切紙を更に挿入する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記挿入手段は、前記第1の成果物が特定の供給部から供給され且つ前記第2の成果物が前記特定の供給部ではない供給部から供給された場合、または、前記第1の成果物が前記特定の供給部ではない供給部から供給され且つ前記第2の成果物が前記特定の供給部から供給された場合に、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが異なると判定する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
複合機等の画像形成装置では、排出部である排出トレイに複数の成果物が積載された際に、成果物同士の切れ目を分かりやすくするために、色紙や厚紙などを仕切紙として成果物と成果物との間に挿入する仕組みがある。この際、仕切紙を挿入する位置も様々あり、印刷ジョブ同士の切れ目の位置や、印刷ジョブ内の各部の終わりの位置などがある。
【0003】
上述した仕組みの1つの例として、特許文献1には、画像形成装置内に蓄積された複数の印刷ジョブを一括して出力する際に、各印刷ジョブを出力し終えた段階で仕切紙としての合紙を挿入する技術が記載されている。一方で、近年では、複合機等の画像形成装置の高機能化や高画質化、フィニッシング装置の充実、扱うことができる用紙種類の拡大により、これまで印刷工場で出力していた印刷物(成果物)を、オフィスに設置された複合機で内製化する場面が増えてきている。このような印刷環境で使用される画像形成装置は、通常のオフィス文書の印刷と共有されていることが多く、給紙段には、通常印刷用の普通紙(一般用紙)と内製化印刷用の特殊な印刷用紙(特殊な用紙)との2種類が一時的に同時に設置されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-309116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、複合機等の画像形成装置において印刷物(成果物)が出力される排出部である排出トレイは、1台の画像形成装置に対して1,2個のみが具備されていることが多い。このため、例えば、特殊な用紙を用いた高品位成果物と一般用紙を用いた一般成果物とが同一の排出部に混在してしまう可能性があり、自身の成果物を他のユーザが誤って持ち帰ってしまう懸念がある。上述した特許文献1に記載の技術では、1つの排出部に複数のジョブにおける複数の成果物が混在する場合に、効率的に且つ適切な位置に仕切紙を挿入するという観点では、不十分であるという課題がある。
【0006】
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、1つの排出部に複数のジョブにおける複数の成果物が混在する場合に、効率的に且つ適切な位置に仕切紙を挿入することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の画像形成装置は、複数のジョブによって画像形成された複数の成果物を同一の排出部に出力する画像形成装置であって、前記複数のジョブのうちの第1のジョブに基づいて、第1の成果物を前記排出部に出力し、前記複数のジョブのうちの前記第1のジョブの後に続く第2のジョブに基づいて、第2の成果物を前記排出部に出力する出力手段と、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが異なる場合に、前記排出部において前記第1の成果物と前記第2の成果物との間に仕切紙を挿入する挿入手段と、を有する。
また、本開示の画像形成装置は、複数のジョブによって画像形成された複数の成果物を同一の排出部に出力する画像形成装置であって、前記複数のジョブのうちの第1のジョブに基づいて、第1の成果物を前記排出部に出力し、前記複数のジョブのうちの前記第1のジョブの後に続く第2のジョブに基づいて、第2の成果物を前記排出部に出力する出力手段と、前記第1の成果物の種別と前記第2の成果物の種別とが同じである場合であって前記第1の成果物および前記第2の成果物の種別が特定の種別である場合に、前記排出部において前記第1の成果物と前記第2の成果物との間に仕切紙を挿入する挿入手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、1つの排出部に複数のジョブにおける複数の成果物が混在する場合に、効率的に且つ適切な位置に仕切紙を挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの概略構成の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図2に示す画像形成装置の供給部の詳細な内部構成の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、シートに関する設定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図4のステップS401において操作表示部に表示されるホーム画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS401において操作表示部に表示される設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS403において操作表示部に表示される用紙の設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るPCによるプリンタドライバ処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図8のステップS802において表示部に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る画像形成装置によるプリンタ処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図10のステップS1001におけるページ生成処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図10のステップS1002における印刷処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図12のステップS1203における給紙判定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図13のステップS1310において操作表示部に表示される用紙無しエラー画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図4のステップS405において操作表示部に表示される給紙箇所の予約設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図6に示す仕切紙設定ボタンが押下された場合に操作表示部に表示される仕切紙設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図16に示す成果物種別間仕切紙ボタンが押下された場合に操作表示部に表示される成果物種別間仕切紙設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図17に示す「異なる成果物の間に挿入する」ボタンが押下された場合に操作表示部に表示される仕切紙の給紙段設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態を示し、図10のステップS1002における印刷処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図19のステップS1909における成果物種別間仕切紙の出力判定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図20のステップS2002における異なる成果物の間に仕切紙を挿入する処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態を示し、図20のステップS2002における異なる成果物の間に仕切紙を挿入する処理の具体例を示す図である。
第2の実施形態を示し、図20のステップS2004における高品位成果物の間に仕切紙を挿入する処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態を示し、図20のステップS2004における高品位成果物の間に仕切紙を挿入する処理の具体例を示す図である。
第3の実施形態を示し、図20のステップS2006における高品位成果物の前後に仕切紙を挿入する処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第3の実施形態を示し、図20のステップS2006における高品位成果物の前後に仕切紙を挿入する処理の具体例を示す図である。
第4の実施形態を示し、記憶部に記憶されている排出トレイ管理テーブルにおいて、成果物が取り除かれた排出トレイの「最後に排出された成果物の種類」を削除する処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第4の実施形態を示し、図19のステップS1909における成果物種別間仕切紙の出力判定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態(実施形態)について説明する。なお、以下に記載の本開示の実施形態は、特許請求の範囲を限定するものでなく、また、本開示の実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本開示の課題を解決するための解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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