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公開番号2025135899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033968
出願日2024-03-06
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約【課題】通信装置の設定変更に係る機能が制限される権限の設定がなされた状況下において、当該通信装置の能力に応じて、ユーザに対する当該設定変更に係るガイドをより好適な態様で実現する。
【解決手段】CPU103は、通信装置が情報を送信することに関する許諾内容に対するユーザの同意を示す操作を受け付けるための許諾受付画面を表示する。CPU103は、許諾受付画面を介して受け付けた操作に応じた許諾状況を示す情報を通信装置に記録する要求を、当該通信装置に送信する。CPU103は、通信装置から、当該通信装置のユーザ権限に関する設定が第1の設定になっていることに基づいて要求が受け付けられない旨の応答を受信した場合に、通信装置の権限が第1の設定である状態から、許諾状況を通信装置に保存させるための操作方法を示すガイドを表示するように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置が情報を送信することに関する許諾内容に対するユーザの同意を示す操作を受け付けるための許諾受付画面を表示する表示制御手段と、
前記許諾受付手段で受け付けた操作に応じた許諾状況を示す情報を前記通信装置に記録する要求を、前記通信装置に送信する送信手段と、
前記通信装置から、前記通信装置のユーザ権限に関する設定が第1の設定になっていることに基づいて前記要求が受け付けられない旨の応答を受信した場合に、前記通信装置の権限が前記第1の設定である状態から、前記許諾状況を前記通信装置に保存させるための操作方法を示すガイドを表示するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ガイドは、前記通信装置のユーザ権限に関する設定を前記第1の設定から第2の設定に変更する操作方法を示すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ガイドは、前記通信装置において前記許諾内容に対するユーザの同意を示す操作を行うための操作方法を示すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記通信装置が、前記許諾内容に対するユーザの同意を示す同意操作を受け付け可能な種別である場合には、前記同意操作を行うための操作方法を前記ガイドとして表示し、
前記通信装置が、前記同意操作を受け付け不可能な種別である場合には、前記通信装置のユーザ権限に関する設定を前記第1の設定から第2の設定に変更する操作方法を前記ガイドとして表示する
ように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記送信手段は、さらに前記許諾状況を示す情報を前記通信装置の所定操作によって前記通信装置に記録するように、前記通信装置に指示を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ガイドは、前記通信装置における前記所定操作の操作方法を示すことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記通信装置が、前記所定操作を受け付け可能な種別である場合には、前記所定操作の操作方法を前記ガイドとして表示し、
前記通信装置が、前記所定操作を受け付け不可能な種別である場合には、前記通信装置のユーザ権限に関する設定を前記第1の設定から第2の設定に変更する操作方法を前記ガイドとして表示する
ように制御することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
前記通信装置が、前記所定操作を受け付け不可能な種別である場合であっても、前記許諾内容に対するユーザの同意を示す同意操作を受け付け可能な種別である場合には、前記同意操作を行うための操作方法を前記ガイドとして表示する
ように制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1の設定は、前記通信装置において、管理者権限を含まない第1の権限のユーザによる特定の機能の実行が制限され、前記管理者権限を含む第2の権限のユーザには当該特定の機能の実行が許容される設定状態であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第2の設定は、前記第1の権限のユーザに対して前記特定の機能の実行が許容される設定状態であることを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置が、通信機能を有するプリンタ等の通信装置を用いて高付加価値なサービスを提供するにあたり、当該情報処理装置及び通信装置を用いてサービスの提供を開始するための登録作業が行われている。サービスは、通常では有償にてサービス提供者からユーザに提供される。有償サービスとは、通信装置を利用する際に、対象となるサービスに応じた料金をユーザが支払うことで、その代価としてユーザに提供される高付加価値/高機能なサービスに相当する。例えば、近年一般的に提供されているサービスとして、各種情報の登録がなされたユーザがサービス提供者に対して定期的に一定額を支払うことで特定の代価を享受可能な、サブスクリプションサービスと称されるものが挙げられる。
サブスクリプションサービスの提供に際して、サービスを管理するためのサーバ(サービス管理サーバ)に対して、ユーザの住所などの情報や料金の支払い方法、サービスを受ける通信装置の情報(通信装置の識別情報等)の登録が行われる。このような情報の登録がなされることで、当該情報に基づきサービスの利用状況の確認やサービスの提供が必要か否かの判断等がなされ、契約内容の範囲で必要に応じてサービスの提供が行われる。
【0003】
一方で、近年では、上述の通信装置の識別情報のように、単体では個人情報として扱われない情報も、他の個人情報と紐づけて登録がなされる場合には、当該個人情報の特定に利用可能な場合があるため、同様に個人情報として扱われるような状況が増えている。そのため、このような情報をサービス提供者がユーザから取得する場合には、その目的や利用等の開示(情報収集許諾文面)がなされ、情報収集許諾文面に対するユーザの許諾の受け付けがなされる。特に、通信装置が情報処理装置を介さずにサーバ側に直接それらの情報を送信するためには、通信装置がその許諾を表示し、ユーザから許諾を得る必要がある。ユーザの許諾を得ることで、通信装置はサーバに情報を送信できるようになる。
また、情報収集許諾を含むサービス登録処理は通信装置でも実行できる場合があるが、通信装置は情報提示のための画面の表示能力が低いことが多く、情報収集許諾文面の表示が困難であったり、読みにくかったりと、ユーザが操作しづらい場合がある。このような状況への対策として、リッチなディスプレイをもつ情報処理装置にサービス登録処理を代行させるような運用が良く行われる。特許文献1には、通信装置の画面に替えて、情報処理装置のディスプレイをユーザへの情報の提示に利用する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-109429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記通信装置の情報送信設定等の一部の設定については、どのようなユーザでも変更できるような状況が好ましくない場合がある。例えば、通信装置が会社の業務で利用されている状況下において、会社外のサーバに情報送信が行われることはセキュリティリスクがあると考えるのが一般的である。そのため、通信装置を管理する役割を与えられたユーザ(管理者)が設定され、管理者のみが通信装置の設定変更ができるように制限される場合がある。管理者のみ設定変更が許容されるように制限する方法としては、管理者のみに通知されるパスワードに基づく認証を利用する方法が挙げられる。この場合には、管理者の認証に成功した場合に限り、設定変更が許容される。このように、特定の権限が与えられたユーザ(例えば、管理者権限を有するユーザ)に許容された操作が認証等により有効化されている状態を、便宜上、管理者モードとも称する。
一方で、通信装置の管理者モードの有効化に伴い、上述した情報処理装置から通信装置の情報送信設定の変更が制限される場合があり、このような場合には、情報処理装置においてサービス登録処理や情報送信設定の変更ができない旨を示すエラーが表示される。しかしながら、ユーザは、エラー表示がなされただけでは、どのような対処を行えばよいかを特定できない場合もある。また、有償サービスの契約については、情報処理装置でのみできる作業は情報処理装置で行い、通信装置で行う処理は通信装置で行うことが望ましく、ユーザが両方を操作しないと登録作業が完了できない場合がある。また、表示能力の低いディスプレイしかもたない通信装置の場合には、ユーザは上記の操作もしづらくなる。
【0006】
本発明は上記の問題を鑑み、通信装置の設定変更に係る機能が制限される権限の設定がなされた状況下において、当該通信装置の能力に応じて、ユーザに対する当該設定変更に係るガイドをより好適な態様で実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理装置は、通信装置が情報を送信することに関する許諾内容に対するユーザの同意を示す操作を受け付けるための許諾受付画面を表示する表示制御手段と、前記許諾受付手段で受け付けた操作に応じた許諾状況を示す情報を前記通信装置に記録する要求を、前記通信装置に送信する送信手段と、前記通信装置から、前記通信装置のユーザ権限に関する設定が第1の設定になっていることに基づいて前記要求が受け付けられない旨の応答を受信した場合に、前記通信装置の権限が前記第1の設定である状態から、前記許諾状況を前記通信装置に保存させるための操作方法を示すガイドを表示するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、通信装置の設定変更に係る機能が制限される権限の設定がなされた状況下において、当該通信装置の能力に応じて、ユーザに対する当該設定変更に係るガイドをより好適な態様で実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システムの構成の一例を示した図である。
情報処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
変更受付画面の一例を示した図である。
印刷装置の表示部の一例を示した図である。
情報送信許諾変更受付画面の一例を示した図である。
許諾結果の確定操作ガイド画面の一例を示した図である。
許諾操作ガイド画面の一例を示した図である。
管理者モード解除ガイド画面の一例を示した図である。
印刷装置の処理の一例を示したフローチャートである。
印刷装置の処理の一例を示したフローチャートである。
印刷装置の処理の一例を示したフローチャートである。
管理者モード画面の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に説明する。ただし、本発明については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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