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公開番号
2025134589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032592
出願日
2024-03-04
発明の名称
同期信号検出ユニットおよびこれを用いた温度測定装置
出願人
株式会社サーメラフォトニクス
代理人
個人
主分類
G01J
5/60 20060101AFI20250909BHJP(測定;試験)
要約
【課題】フィルター領域を有する回転板に同期信号形成用マークを設けなくても同期信号検出が可能な同期信号検出ユニットおよびこれを用いた温度測定装置を提供する。
【解決手段】同期信号検出ユニットとして、互いに異なる分光透過特性の第1のフィルターと第2のフィルターを周方向に1組以上備え、同期信号形成用マークを備えない回転板に対し、回転板を挟んで一方側の光源、他方側の受光センサーと、光源から受光センサーに至る光路中に設けられ、あるいは受光センサー自体もしくは光源自体に設けられ、第1のフィルターあるいは第2のフィルターと同じ分光透過特性を備える第3のフィルターと、を有し、第1のフィルターと第3のフィルターを介した受光センサーにおける第1の出力と、第2のフィルターと第3のフィルターを介した受光センサーにおける第2の出力と、の比較に基づき、回転板における同期信号を検出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
フィルター領域として、互いに異なる分光透過特性の第1のフィルターと第2のフィルターを周方向に1組以上備える一方、同期信号形成用マークを備えない回転板に対する同期信号検出ユニットであって、
前記回転板における前記フィルター領域を挟んで一方側に設けられる光源と、
他方側に設けられる受光センサーと、
前記光源から前記受光センサーに至る光路中に設けられ、あるいは前記受光センサー自体もしくは前記光源自体に設けられ、前記第1のフィルターあるいは前記第2のフィルターと同じ分光透過特性を備える第3のフィルターと、
を有し、
前記第1のフィルターと前記第3のフィルターを介した前記受光センサーにおける第1の出力と、前記第2のフィルターと前記第3のフィルターを介した前記受光センサーにおける第2の出力と、の比較に基づき、前記回転板における同期信号を検出することを特徴とする同期信号検出ユニット。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第3のフィルターは、前記受光センサー自体もしくは前記光源自体に貼付されることを特徴とする請求項1に記載の同期信号検出ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の同期信号検出ユニットと、
前記回転板と、
計測対象から放射される光を受光し前記計測対象の温度を測定するための第2の受光センサーと、
前記回転板を介して、前記第2の受光センサーに前記計測対象からの前記第1のフィルターを介した第1の光と、前記第2のフィルターを介した第2の光が、時系列的に導光される導光手段と、
を有することを特徴とする温度測定装置。
【請求項4】
前記第2の受光センサーは画像センサーであることを特徴とする請求項3に記載の温度測定装置。
【請求項5】
前記第1のフィルターと前記第2のフィルターを周方向に2組以上備え、各画素の単位で複数の前記第1のフィルターを介した前記第1の光の出力を加算すると共に、各画素の単位で複数の前記第2のフィルターを介した戦記第2の光の出力を加算する出力加算部を有し、
前記出力加算部の出力もしくは前記出力加算部の出力の加算平均を基に、前記計測対象の温度を測定することを特徴とする請求項4に記載の温度測定装置。
【請求項6】
前記導光手段は対物レンズであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1稿に記載の温度測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルター領域として、互いに異なる分光透過特性の第1のフィルターと第2のフィルターを周方向に1組以上備え、同期信号形成用マークを備えない回転板に対し、
同期信号検出が可能な同期信号検出ユニットおよびこれを用いた温度測定装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
温度測定装置として、互いに近接した異なる2つの波長を用いて放射輝度の比から温度換算する二色温度法を用いたものが知られる。そして、二色温度法を用いる具体的方法が色々ある中で、計測対象からセンサーへの光路中に回転板のフィルター領域に互いに異なる分光透過特性の第1のフィルターと第2のフィルターを備え、低コストで温度を測定するものが知られる(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公昭61―011368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、回転板が複数のフィルター領域と共に同期信号形成用マークを備える。具体的には、回転板の周方向における透過窓のエッジが同期信号形成用マークに該当すると考えられる。このように回転板に同期信号形成用マークを備える場合は、必然的に同期信号形成用マーク以外のフィルター領域が狭まるという不都合が生ずる。
【0005】
本発明の目的は、フィルター領域を有する回転板に同期信号形成用マークを設けなくても同期信号検出が可能な同期信号検出ユニットおよびこれを用いた温度測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る同期信号検出ユニットは、フィルター領域として、互いに異なる分光透過特性の第1のフィルターと第2のフィルターを周方向に1組以上備える一方、同期信号形成用マークを備えない回転板に対する同期信号検出ユニットであって、前記回転板における前記フィルター領域を挟んで一方側に設けられる光源と、他方側に設けられる受光センサーと、前記光源から前記受光センサーに至る光路中に設けられ、あるいは前記受光センサー自体もしくは前記光源自体に設けられ、前記第1のフィルターあるいは前記第2のフィルターと同じ分光透過特性を備える第3のフィルターと、を有し、前記第1のフィルターと前記第3のフィルターを介した前記受光センサーにおける第1の出力と、前記第2のフィルターと前記第3のフィルターを介した前記受光センサーにおける第2の出力と、の比較に基づき、前記回転板における同期信号を検出することを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る温度測定装置は、上記同期信号検出ユニットと、前記回転板と、計測対象から放射される光を受光し前記計測対象の温度を測定するための第2の受光センサーと、前記回転板を介して、前記第2の受光センサーに前記計測対象からの前記第1のフィルターを介した第1の光と、前記第2のフィルターを介した第2の光が、時系列的に導光される導光手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フィルター領域を有する回転板が同期信号形成用マークを備えないため、フィルター領域を広く採れる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る同期信号検出ユニットを用いた温度測定装置の全体構成図である。
本発明の実施形態に係る同期信号検出ユニットを用いた温度測定装置のブロック図である。
本発明の実施形態に係る異なるフィルターを備えた回転板の構成図で、(a)は2波長4分割構成、(b)は2波長20分割構成を示すものである。
回転板に同期信号形成用マークを備えない本発明の実施形態に係る同期信号検出ユニットの説明図である。
本発明の実施形態に係るトリガーセンサーの出力を示す図である。
本発明の実施形態に係る温度測定装置における画像加算処理、画像加算処理の加算平均処理の説明図である。
回転板に同期信号形成用マークを備える比較例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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