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公開番号2025134564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032547
出願日2024-03-04
発明の名称副業管理システム、副業管理方法、及びプログラム
出願人株式会社フクスケ
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250909BHJP(計算;計数)
要約【課題】組織の従業員が副業を行うことにより生じるリスクを効率よく適切に管理する。
【解決手段】副業管理システムは、副業に関する複数の事故事例を複数のカテゴリに分類してデータベースに管理した情報であるカテゴリ別副業事故事例情報と、副業希望者に関する情報及び副業希望者が行おうとしている副業の副業先に関する情報を所定の項目別に整理した情報を含む、副業の申請情報と、所定の項目の夫々にカテゴリを対応づけた情報である項目別抽出カテゴリ情報と、を記憶し、申請情報の所定の項目の夫々について、夫々の内容が項目の夫々について設定された所定の条件を満たすか否かを判定し、所定の条件を満たす項目について、項目別抽出カテゴリ情報において項目に対応づけられているカテゴリに属する事故事例をカテゴリ別副業事故事例情報から取得し、取得した事故事例を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置を用いて構成される副業管理装置を含み、
前記副業管理装置は、
副業に関する複数の事故事例を複数のカテゴリに分類してデータベースに管理した情報であるカテゴリ別副業事故事例情報と、
副業希望者に関する情報及び前記副業希望者が行おうとしている副業の副業先に関する情報を所定の項目別に整理した情報を含む、副業の申請情報と、
前記所定の項目の夫々に前記カテゴリを対応づけた情報である項目別抽出カテゴリ情報と、
を記憶し、
前記申請情報の前記所定の項目の夫々について、夫々の内容が前記項目の夫々について設定された所定の条件を満たすか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす前記項目について、前記項目別抽出カテゴリ情報において前記項目に対応づけられている前記カテゴリに属する前記事故事例を前記カテゴリ別副業事故事例情報から取得し、
取得した前記事故事例を出力する、
副業管理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の副業管理システムであって、
前記副業管理装置は、
前記副業希望者が操作する情報処理装置であるユーザ装置と通信可能に接続し、
抽出した前記事故事例を前記ユーザ装置に送信する、
副業管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の副業管理システムであって、
前記副業管理装置は、
前記副業希望者の本業の組織の管理者が操作する情報処理装置である管理者装置と通信可能に接続し、
抽出した前記事故事例を前記管理者装置に送信する、
副業管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の副業管理システムであって、
前記副業管理装置は、
前記事故事例を説明変数とし、前記副業希望者が前記副業を行う場合のリスクの度合いを目的変数として学習した機械学習モデルであるリスク診断モデルを更に記憶し、
抽出した前記事故事例を前記リスク診断モデルに入力することにより取得される前記リスクの度合いを出力する、
副業管理システム。
【請求項5】
請求項4に記載の副業管理システムであって、
前記副業管理装置は、
前記副業希望者が操作する情報処理装置であるユーザ装置と通信可能に接続し、
前記リスクの度合いを示す情報を前記ユーザ装置に送信する、
副業管理システム。
【請求項6】
請求項4に記載の副業管理システムであって、
前記副業管理装置は、
前記副業希望者の本業の組織の管理者が操作する情報処理装置である管理者装置と通信可能に接続し、
前記リスクの度合いを示す情報を前記管理者装置に送信する、
副業管理システム。
【請求項7】
請求項4に記載の副業管理システムであって、
前記副業希望者の本業の組織の管理者が操作する情報処理装置である管理者装置と、
前記管理者装置と通信可能に接続する、前記副業希望者が操作する情報処理装置であるユーザ装置と、
を含み、
前記管理者装置は、
前記リスクの度合いを前記管理者に提示しつつ、前記副業希望者が行おうとしている副業を承認するか否かの決定を前記管理者から受け付け、
受け付けた前記決定の内容を通知する情報を前記ユーザ装置に送信する、
副業管理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の副業管理システムであって、
前記副業管理装置は、
説明変数として事故事例を入力すると目的変数としてカテゴリを出力するように学習した機械学習モデルであるカテゴリ分類モデルを記憶し、
インターネットを介して取得した前記事故事例を前記カテゴリ分類モデルを用いて分類することにより特定されるカテゴリに分類することにより前記カテゴリ別副業事故事例情報を生成する、
副業管理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の副業管理システムであって、
前記副業希望者に関する情報は、前記副業希望者の本業における総労働時間を示す情報を含み、前記所定の条件は、前記総労働時間が予め定められた所定時間以上であることであり、前記項目に対応付けられている前記カテゴリは、労務提供上の支障である、
副業管理システム。
【請求項10】
請求項1に記載の副業管理システムであって、
前記副業希望者に関する情報は、前記副業希望者が行おうとしている副業の種別を示す情報を含み、前記所定の条件は、前記副業の種別が所定の種別に該当することであり、前記項目に対応づけられている前記カテゴリは、競業化又は情報漏洩である、
副業管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、副業管理システム、副業管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、ライフスタイル多様化や働き方の変化に伴い、企業に所属する従業員が他の企業や個人で副業を行うことを容認する動きが進んでいる。副業を容認することで、従業員にとっては収入増やスキルアップに繋がり、また、企業にとっては優秀な人材の流出防止や副業の受け入れによる人材確保等のメリットが期待できる。一方、副業を容認する場合には、従業員のワークライフバランスや健康管理に関するリスク、企業情報の漏洩リスクや人材流出リスク等のリスクの管理について、適切な対策を講じる必要がある。
【0003】
副業の管理に関し、例えば、特許文献1には、企業側で従業員の副業の申請を管理する業務をより円滑に実施可能とすることを目的として構成されたシステムについて記載されている。このシステムは、端末装置とサーバとを備え、端末装置は、従業員である第1のユーザから副業の申請を受け付け、サーバは、副業の申請にかかる副業の内容に基づき当該副業のリスクを評価し、端末装置は、評価した結果を第1のユーザ又は従業員を管理する第2のユーザの少なくともいずれかに通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-032736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1のシステムでは、労働時間や副業の勤務先の情報に基づきリスクを評価する。しかし、副業を申請する従業員のワークスタイルは様々であり、また、本業と副業先との関係も多様であり、従業員が副業を行うことにより生じるリスクを適切に評価することは必ずしも容易でない。また、リスクを適切に管理するためには、膨大な数の情報を調査し確認する必要がある。
【0006】
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、組織の従業員が副業を行うことにより生じるリスクを効率よく適切に管理することが可能な、副業管理システム、副業管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための手段の一つは、副業管理システムであって、情報処理装置を用いて構成される副業管理装置を含み、前記副業管理装置は、副業に関する複数の事故事例を複数のカテゴリに分類してデータベースに管理した情報であるカテゴリ別副業事故事例情報と、副業希望者に関する情報及び前記副業希望者が行おうとしている副業の副業先に関する情報を所定の項目別に整理した情報を含む、副業の申請情報と、前記所定の項目の夫々に前記カテゴリを対応づけた情報である項目別抽出カテゴリ情報と、を記憶し、前記申請情報の前記所定の項目の夫々について、夫々の内容が前記項目の夫々について設定された所定の条件を満たすか否かを判定し、前記所定の条件を満たす前記項目について、前記項目別抽出カテゴリ情報において前記項目に対応づけられている前記カテゴリに属する前記事故事例を前記カテゴリ別副業事故事例情報から取得し、取得した前記事故事例を出力する。
【0008】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、組織の従業員が副業を行うことにより生じるリスクを効率よく適切に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
副業管理システムの概略的な構成を示す図である。
副業管理処理を説明するシステムフロー図である。
申請情報入力画面の一例である。
事故事例確認依頼の一例を示す図である。
事故事例確認依頼の他の一例を示す図である。
事故事例確認結果の一例を示す図である。
事故事例確認結果の他の一例を示す図である。
リスク診断結果の一例を示す図である。
リスク診断結果の他の一例を示す図である。
ユーザ装置が備える主な機能を示す図である。
管理者装置が備える主な機能を示す図である。
副業管理装置が備える主な機能を示す図である。
事故事例分類処理を説明するフローチャートである。
企業情報分類処理を説明するフローチャートである。
カテゴリ別事故事例の一例である。
事故事例抽出処理を説明するフローチャートである。
事故事例抽出処理を説明するフローチャート(図13Aの続き)である。
本業/副業類似度算出処理を説明するフローチャートである。
副業管理システムの構成に用いる情報処理装置の構成例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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