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公開番号
2025134355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032206
出願日
2024-03-04
発明の名称
穿孔作業用の補助器具
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人サトー
主分類
B23B
45/00 20060101AFI20250909BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】作業者が1人の場合でも安定した品質で穿孔作業を行うことができる穿孔作業用の補助器具を提供する。
【解決手段】実施形態による補助器具1は、穿孔工具5に取り付けられるものであって、水準器6と、施工面において実際に穿孔する穿孔位置とは異なる位置に設定された目標位置に向けてレーザ光を照射する照射器13とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
穿孔工具に取り付けられるものであって、
水準器と、
施工面において実際に穿孔する穿孔位置とは異なる位置に設定された目標位置に向けて、レーザ光を照射する照射器と、
を備える穿孔作業用の補助器具。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記照射器は、交差する2つの線分を含むクロスラインレーザを目標位置に向けて照射する請求項1記載の穿孔作業用の補助器具。
【請求項3】
施工面までの距離を計測する計測器と、
穿孔位置に対して予め設定されている目標穿孔長を記憶する記憶部と、
穿孔作業中の孔の深さである穿孔長が目標穿孔長に到達したことを報知する報知部と、
を備える請求項1記載の穿孔作業用の補助器具。
【請求項4】
前記報知部は、穿孔長と目標穿孔長との差分が所定の報知基準値よりも小さくなったとき、目標穿孔長に到達したときとは異なる報知態様で報知する請求項3記載の穿孔作業用の補助器具。
【請求項5】
穿孔長を外部の装置に出力する出力部を備える請求項1記載の穿孔作業用の補助器具。
【請求項6】
前記穿孔工具に既設のハンドルを代替する代替ハンドルを備え、
前記代替ハンドルごと前記穿孔工具に取り付けられる請求項1記載の穿孔作業用の補助器。
【請求項7】
レーザ光を照射する向きを調整するための調整部を備える請求項1記載の穿孔作業用の補助器具。
【請求項8】
目標位置に目印となる液体を滴下する滴下部を備える請求項1記載の穿孔作業用の補助器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、穿孔工具に取り付けられて使用される穿孔作業用の補助器具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、1人で穿孔作業を行う場合、穿孔位置を斜めから見ることから適切に穿孔することが困難であった。そのため、例えば特許文献1では、水準器を用いずに、施工面に対する穿孔工具の傾きを計測することによって、施工面に対して垂直に穿孔できるようにすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-229888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、穿孔作業を行う場所によっては、施工面に対して垂直ではなく、天地方向に沿って鉛直に穿孔する必要がある。また、穿孔作業の品質を安定させるためには、穿孔位置を斜めに見る場合であっても穿孔工具を適切な姿勢に維持しつつ作業できることが求められる。
【0005】
本開示は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者が1人の場合でも安定した品質で穿孔作業を行うことができる穿孔作業用の補助器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態による穿孔作業用の補助器具は、穿孔工具に取り付けられるものであって、水準器と、施工面において実際に穿孔する穿孔位置とは異なる位置に設定された目標位置に向けてレーザ光を照射する照射器と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態による補助器具の構成を模式的に示す図
補助器具の取り付け態様を模式的に示す図
クロスラインレーザによるマーカの形状例を模式的に示す図
補助器具の動作を穿孔作業の様子と対比しながら説明する図その1
補助器具の動作を穿孔作業の様子と対比しながら説明する図その2
補助器具を準備する手順を説明する図
穿孔作業を模式的に示す図
穿孔工具の姿勢とマーカの視認態様とを対比して示す図
マーカの他の形状例を模式的に示す図
滴下部の構成例を模式的に示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に上面側斜視図および下面側斜視図として示すように、本実施形態の補助器具1は、筐体2、代替ハンドル3、取り付け部4を備えており、図2に示すように、穿孔工具5に取り付けて使用される。なお、本実施形態ではコンクリートの施工面に対して穿孔作業を行うことを想定しているが、施工面はコンクリートに限定されない。また、穿孔工具5として例えば振動ドリルやハンマードリルを想定しているが、工具の種類は限定されない。
【0009】
以下、作業者から見た向きを上下方向、前後方向および左右方向として定義する。また、施工面(CS)において実際に穿孔する場所を穿孔位置(P0)と称し、その穿孔位置(P0)とは異なる位置に設定され、作業中に目標となる位置を目標位置(P1)と称する。なお、目標位置(P1)を設定する手順については後述する。また、施工面(CS)に例えば墨や油性マーカなどで書かれている情報のうち、穿孔位置(P0)を示す例えば十字形状の目印を穿孔マーク(M0)と称し、目標位置(P1)を示す例えば円形の目印を目標マーク(M1)と称し、補助器具1から施工面に照射されるレーザ光によって形成される光学的な目印をマーカ(M2)と称する。
【0010】
補助器具1の筐体2は、図1に示すように概ね直方体状に形成されており、穿孔作業時に作業者が視認する上面に水準器6、LEDライト7、複数のボタン8、表示器9が設けられている。本実施形態では、筐体2は、IPX6相当の防水構造となっている。
水準器6は、本実施形態ではいわゆる丸形水準器を採用しており、円形の容器内に密閉された気泡により前後左右への傾きを確認することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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