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公開番号2025134048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025120289,2023082829
出願日2025-07-17,2019-04-03
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250904BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 タンクに対する液体の注入の際に垂れた液体が、タンク周囲を汚染することを抑制する。
【解決手段】 記録ヘッドへ供給される液体を収容する収容室を有する第1タンクと、第1タンクに設けられ第1タンクの内部を大気と連通させる第1連通部と、ボトルから収容室へ向けて液体が流れる第1流路と、収容室からボトルへ向けて空気が流れる第2流路と、収容室と大気を連通させる第2連通部と、を備え、第1流路の開口、第2流路の開口及び第2連通部はタンクキャップにより着脱可能にキャップされ、第2連通部がタンクキャップによりキャップされている状態において、第1連通部はタンクキャップによりキャップされない。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
記録ヘッドへ供給される液体を収容する収容室を有する第1タンクと、
前記第1タンクに設けられ前記第1タンクの内部を大気と連通させる第1連通部と、
ボトルから前記収容室へ向けて液体が流れる第1流路と、
前記収容室から前記ボトルへ向けて空気が流れる第2流路と、
前記収容室と大気を連通させる第2連通部と、を備え、
前記第1流路の開口、前記第2流路の開口及び前記第2連通部はタンクキャップにより着脱可能にキャップされ、
前記第2連通部が前記タンクキャップによりキャップされている状態において、前記第1連通部は前記タンクキャップによりキャップされないことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記第1流路の外側に垂れた液体を受ける受け部を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1流路と前記受け部は一体的に形成され、前記第2連通部は前記受け部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記受け部は、前記タンクキャップにより着脱可能にキャップされることを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記タンクキャップは、前記第1タンクまたは前記記録装置に回動可能に軸支されたレバー部によって支持されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項6】
前記レバー部は、前記第1タンクに収容される液体の色と対応する色に色分けされていることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
記録ヘッドへ供給される液体を収容する収容室を有する第1タンクと、
前記第1タンクに設けられ前記第1タンクの内部を大気と連通させる第1連通部と、
ボトルから前記収容室へ向けて液体が流れる第1流路と、
前記第1流路の外側に垂れた液体を受ける受け部と、
前記収容室と大気を連通させる第2連通部と、を備え、
前記第1流路と前記受け部は一体的に形成され、前記第2連通部は前記受け部に設けられていることを特徴とする記録装置。
【請求項8】
前記収容室から前記ボトルへ向けて空気が流れる第2流路を備えることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記ボトルから前記収容室へ液体が注入される場合、前記第1流路と前記第2流路は前記ボトルの先端に挿入されることを特徴とする請求項1から6、8のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項10】
前記第1流路の第1下端部と前記収容室の底面との距離は、前記第2流路の第2下端部と前記底面との距離よりも小さいことを特徴とする請求項1から6または8から9のいずれか1項に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を記録する記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インク貯留室内へのインクの流入を可能とするインク入口が設けられたインクタンクが開示されている。ユーザは、インク補給容器からインクタンクへのインクの補給を、インク入口を介して行うことができる。インク補給の際にインク入口近傍にインクが垂れることがあるため、インクを吸収可能な吸収体をインクタンク天面に設けることで、垂れたインクによる汚染を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-222152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の構成では、吸収体によって吸収可能なインク量に制限があり、所定量を超えたインクを吸収することができず、垂れたインクによる汚染を抑制できない虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、タンクに対する液体の注入の際に垂れた液体が、タンク周囲を汚染することを抑制することができる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、記録ヘッドへ供給される液体を収容する収容室を有する第1タンクと、前記第1タンクに設けられ前記第1タンクの内部を大気と連通させる第1連通部と、ボトルから前記収容室へ向けて液体が流れる第1流路と、前記収容室から前記ボトルへ向けて空気が流れる第2流路と、前記収容室と大気を連通させる第2連通部と、を備え、前記第1流路の開口、前記第2流路の開口及び前記第2連通部はタンクキャップにより着脱可能にキャップされ、前記第2連通部が前記タンクキャップによりキャップされている状態において、前記第1連通部は前記タンクキャップによりキャップされないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、タンクに対する液体の注入の際に垂れた液体が、タンク周囲を汚染することを抑制することができる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の外観斜視図である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。
第1実施形態に係るタンクユニットの外観斜視図である。
第1実施形態に係るインクタンクの斜視図である。
第1実施形態に係るニードルの詳細を示す断面模式図である。
インク注入動作を説明する模式図である。
第1実施形態に係るニードルの特徴を説明する断面模式図である。
第1実施形態に係る注入部の詳細構成を示す図である。
第1実施形態に係る注入部を介してインクボトルからインクを注入している様子を示す断面模式図である。
第2実施形態に係る注入部の詳細構成を示す図である。
第2実施形態の変形例に係る注入部の詳細構成を示す図である。
第3実施形態に係る注入部の詳細構成を示す図である。
第4実施形態に係る注入補助部材の詳細構成を示す図である。
第4実施形態に係るインクタンクの詳細構成を示す図である。
第4実施形態に係る注入補助部材の変形例を示す外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。但し、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
<装置構成>
図1(a)は、本実施形態におけるインクジェット記録装置(以下、記録装置)1を示す外観斜視図である。記録装置1は、筐体5と、記録媒体に記録動作を行う記録ヘッド3(図2参照)と、記録ヘッド3へ供給されるインクを収容するインク収容容器としてのインクタンク11と、を備える。本実施形態においてインクタンク11は、筐体5の前面に配され装置本体に固定されている。同じく筐体5の前面には、ユーザが記録装置1に対して指令入力などの操作が可能な操作部4を備える。本実施形態の操作部4は、記録装置1のエラーなどを表示可能な表示パネルも含む。
(【0011】以降は省略されています)

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