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公開番号
2025132220
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029629
出願日
2024-02-29
発明の名称
試料処理システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
35/04 20060101AFI20250903BHJP(測定;試験)
要約
【課題】対象物を把持し易い試料処理システムを提供すること。
【解決手段】試料処理システムは、対象物を水平方向の両側から把持するハンドを備えるロボットと、前記対象物が載置される載置台と、を有する。また、前記載置台は、第1載置部と、前記第1載置部と並んで配置され、前記第1載置部よりも鉛直方向上側に位置する第2載置部と、を有する。また、前記ロボットと前記第2載置部との間に前記第1載置部が位置している。また、前記ロボットと前記載置台とが並ぶ方向を第1方向としたとき、前記第1載置部および前記第2載置部は、それぞれ、鉛直方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って複数の前記対象物を載置することができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を水平方向の両側から把持するハンドを備えるロボットと、
前記対象物が載置される載置台と、を有し、
前記載置台は、第1載置部と、前記第1載置部と並んで配置され、前記第1載置部よりも鉛直方向上側に位置する第2載置部と、を有すること特徴とする試料処理システム。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記ロボットと前記第2載置部との間に前記第1載置部が位置している請求項1に記載の試料処理システム。
【請求項3】
前記ロボットと前記載置台とが並ぶ方向を第1方向としたとき、
前記第1載置部および前記第2載置部は、それぞれ、鉛直方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って複数の前記対象物を載置することができる請求項2に記載の試料処理システム。
【請求項4】
前記第1載置部および前記第2載置部の一方は、他方に対して前記第1方向に移動することができる請求項3に記載の試料処理システム。
【請求項5】
前記第1載置部および前記第2載置部は、それぞれ、取り外すことができる請求項1に記載の試料処理システム。
【請求項6】
前記ハンドは、水平方向の両側から前記対象物を挟んで把持する一対の爪を有し、
前記第1載置部と前記第2載置部との鉛直方向に沿う高低差は、前記爪の鉛直方向に沿う長さよりも大きい請求項1に記載の試料処理システム。
【請求項7】
前記第1載置部および前記第2載置部は、それぞれ、前記対象物のずれを規制する規制部を有する請求項1に記載の試料処理システム。
【請求項8】
前記規制部は、前記対象物を挿入する穴である請求項7に記載の試料処理システム。
【請求項9】
前記対象物は、試料容器であり、
前記ハンドに把持され、前記試料容器内の試料を吸入するピペットをさらに有し、
前記ピペットには、前記ハンドに把持されるアタッチメントが取り付けられている請求項1に記載の試料処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、試料処理システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された検体処理システムは、2つのアームを備えたロボットと、このロボットのアームの可動範囲内に配置され、検体に対して所定の処理を行うための複数の処理用機器と、を有する。複数の処理用機器としては、例えば、シャーレ、シャーレ台、ヘラ、ヘラ立て、試験管、試験管立て、ピペット、ピペット立て、チップ、チップ立て、インキュベーター、遠心機、撹拌機、加熱・冷却器等が挙げられる。そして、ロボットがアームの先端に配置されたホルダーを用いて試験管、ピペット等の処理用機器を把持して所定の処理を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-117880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、処理用機器がロボットから見て手前側と奥側とに並んで配置されている場合に、奥側にある処理用機器をホルダーで把持しようとすると、その手前側に位置する処理用機器がホルダーにぶつかり、ホルダーで目的の処理用機器を把持できなかったり、その手前側に位置する処理用機器がホルダーとの接触により破損したりするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の試料処理システムは、対象物を水平方向の両側から把持するハンドを備えるロボットと、
前記対象物が載置される載置台と、を有し、
前記載置台は、第1載置部と、前記第1載置部と並んで配置され、前記第1載置部よりも鉛直方向上側に位置する第2載置部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
好適な実施形態に係る試料処理システムの全体を示す上面図である。
試料容器およびサンプル容器を示す側面図である。
調合作業の工程を示すフローチャートである。
第1蓋開閉装置を示す側面図である。
第2蓋開閉装置を示す側面図である。
ピペットを示す側面図である。
ピペットを示す上面図である。
ロボットを示す側面図である。
載置台を示す側面図である。
載置台を示す上面図である。
第1載置部および第2載置部を取り外した様子を示す側面図である。
載置台の縦断面図である。
従来の載置台の問題点を示す側面図である。
載置台の効果を示す側面図である。
第1載置部および第2載置部が移動する様子を示す側面図である。
図15は、載置台の変形例を示す側面図である。
ハンドの変形例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の試料処理システムを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、図3を除く各図には、説明の便宜上、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸およびZ軸を図示している。そして、Z軸が鉛直方向に沿い、X軸およびY軸が水平方向に沿っている。また、X軸に沿う方向をX軸方向とも言い、Y軸に沿う方向をY軸方向とも言い、Z軸に沿う方向をZ軸方向とも言う。
【0008】
図1は、好適な実施形態に係る試料処理システムの全体を示す上面図である。図2は、試料容器およびサンプル容器を示す側面図である。図3は、調合作業の工程を示すフローチャートである。図4は、第1蓋開閉装置を示す側面図である。図5は、第2蓋開閉装置を示す側面図である。図6は、ピペットを示す側面図である。図7は、ピペットを示す上面図である。図8は、ロボットを示す側面図である。図9は、載置台を示す側面図である。図10は、載置台を示す上面図である。図11は、第1載置部および第2載置部を取り外した様子を示す側面図である。図12は、載置台の縦断面図である。図13は、従来の載置台の問題点を示す側面図である。図14は、載置台の効果を示す側面図である。図15は、第1載置部および第2載置部が移動する様子を示す側面図である。図16は、載置台の変形例を示す側面図である。図17は、ハンドの変形例を示す側面図である。なお、図1の紙面手前側が鉛直方向上側であり、紙面奥側が鉛直方向下側である。
【0009】
図1に示す試料処理システム1は、試料に対して所定の処理を自動で行うシステムである。特に、本実施形態の試料処理システム1は、複数種類の液体試料を自動分注してサンプルを調合するシステムであり、ロボット2が、主に、ピペット8を用いて試料容器91内に貯留された液体試料を所定量だけ吸入する作業と、吸入した液体試料をサンプル容器92に吐出する作業と、を自動で行う。ただし、試料処理システム1が行う処理は、特に限定されない。
【0010】
試料処理システム1は、図1に示すように、分注作業を行うロボット2と、対象物としての複数の試料容器91および複数のサンプル容器92を載置する載置台4と、試料容器91の蓋912を開閉する第1蓋開閉装置51と、サンプル容器92の蓋922を開閉する第2蓋開閉装置52と、空のサンプル容器92の重さ、サンプル容器92に吐出された液体試料の実際の重さ等を計測する電子天秤6と、ピペット8を載置するピペット立て71と、ピペット8の先端に装着されるチップ81を載置するチップ立て72と、各部の駆動を制御する制御装置3と、を有し、これらがベース10の所定箇所にそれぞれ配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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