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公開番号2025131964
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029242
出願日2024-02-29
発明の名称芳香制御装置、芳香制御方法及び芳香制御プログラム
出願人個人
代理人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約【課題】香りを用いて効果的に表示対象へ利用者の視線を誘導する。
【解決手段】本願に係る芳香制御装置は、推定部と、決定部とを有する。推定部は、利用者が目視している第1表示対象とは異なる表示対象であって利用者の視線を誘導したい表示対象である第2表示対象の香りに対する利用者の認知度を推定する。決定部は、推定部により推定された認知度と、第1表示対象から第2表示対象への利用者の視線の移動に掛かる視線移動距離とに基づき、香りを利用者へ提示すると決定する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
利用者が目視している第1表示対象とは異なる表示対象であって当該利用者の視線を誘導したい表示対象である第2表示対象の香りに対する当該利用者の認知度を推定する推定部と、
前記推定部により推定された認知度と、前記第1表示対象から前記第2表示対象への前記利用者の視線の移動に掛かる視線移動距離とに基づき、前記香りを前記利用者へ提示すると決定する決定部と、
を有することを特徴とする芳香制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記決定部は、
前記第1表示対象と前記第2表示対象との表示位置間の距離と方向とに基づいて算出される前記視線移動距離に基づき、前記香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の芳香制御装置。
【請求項3】
前記決定部は、
前記第2表示対象へ前記利用者の視線を誘導するために、前記利用者が前記第1表示対象を目視している際に、前記香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の芳香制御装置。
【請求項4】
前記推定部は、
前記第1表示対象の香りに対する前記利用者の認知度を推定し、
前記決定部は、
前記第1表示対象の香りに対する前記認知度と、前記第2表示対象の香りに対する前記認知度と、前記視線移動距離とに基づき、前記第2表示対象の香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の芳香制御装置。
【請求項5】
前記決定部は、
前記第1表示対象の香りに対する前記認知度が第1閾値以上であり、且つ、前記第2表示対象の香りに対する前記認知度が第2閾値以上である場合に、前記第2表示対象の香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の芳香制御装置。
【請求項6】
前記推定部は、
前記第2表示対象に対する前記利用者の嗜好度を推定し、
前記決定部は、
前記推定部により推定された嗜好度と、前記認知度と、前記視線移動距離とに基づき、前記香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の芳香制御装置。
【請求項7】
前記推定部は、
前記第1表示対象に対する前記利用者の嗜好度を推定し、
前記決定部は、
前記第2表示対象に対する前記嗜好度が、前記第1表示対象に対する前記嗜好度よりも高い場合に、前記香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の芳香制御装置。
【請求項8】
前記第1表示対象は、発話を行っている発話中のキャラクターの表示対象であり、
前記第1表示対象の香りは、前記発話中のキャラクターをイメージした香りである
ことを特徴とする請求項4に記載の芳香制御装置。
【請求項9】
前記第2表示対象は、前記発話のあとに発話を行う候補のキャラクターの表示対象であり、
前記第2表示対象の香りは、前記候補のキャラクターをイメージした香りである
ことを特徴とする請求項8に記載の芳香制御装置。
【請求項10】
前記決定部は、
前記候補のキャラクターの発話に対応した情報に前記利用者が予め指定した所定の情報の文字情報が含まれる場合に、前記候補のキャラクターをイメージした香りを前記利用者へ提示すると決定する
ことを特徴とする請求項9に記載の芳香制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芳香制御装置、芳香制御方法及び芳香制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
映像に伴う香りの提示による嗅覚刺激は、映像を目視する利用者の五感を刺激して映像に対する臨場感を高めるうえで最も重要な五感刺激の一つである。
【0003】
また、近年、VR(Virtual Reality)やメタバースなどの仮想技術が急速に発展しており、仮想空間上に現実世界を再現するデジタルツインなどの技術や、利用者の意識全体や仮想空間の世界に没入させるフルダイブなどの技術も注目されている。利用者の仮想空間の体験中に嗅覚刺激が可能になれば、仮想空間への没入感を飛躍的に向上させることができると考えられ得る。
【0004】
従来、映像に伴い香りを提示する技術が知られている。また、映像に伴い香りを提示する技術を用いて、利用者の探索行動を促す技術が知られている。例えば、複数の表示対象が共に表示されている映像において、香りの撞着提示により、利用者の探索行動を促す技術が知られている(下記非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
伴野啓介,田中真奈,石橋豊,伴野明“香り付き食品映像を表示するデジタルサイネージの注視特性”,電子情報通信学会論文誌 C,Vol.J106-C,No.7,pp.277-288,2023年7月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の技術では、香りの撞着提示の撞着対象である表示対象へ利用者の視線を効果的に誘導することができなかった。
【0007】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、香りを用いて効果的に表示対象へ利用者の視線を誘導することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願に係る芳香制御装置は、利用者が目視している第1表示対象とは異なる表示対象であって当該利用者の視線を誘導したい表示対象である第2表示対象の香りに対する当該利用者の認知度を推定する推定部と、前記推定部により推定された認知度と、前記第1表示対象から前記第2表示対象への前記利用者の視線の移動に掛かる視線移動距離とに基づき、前記香りを前記利用者へ提示すると決定する決定部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
実施形態の一態様によれば、香りを用いて効果的に表示対象へ利用者の視線を誘導することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係る芳香制御装置の構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る利用者情報記憶部の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る表示対象情報記憶部の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理システムによる情報処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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