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公開番号
2025131562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025069583,2024549226
出願日
2025-04-21,2024-02-28
発明の名称
車両運行管理装置、車両運行管理システム、車両運行管理方法および車両運行管理プログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/127 20060101AFI20250902BHJP(信号)
要約
【課題】停留所の停車の有無に応じて出発時刻を早めた場合であっても利用者の乗り遅れを低減することが可能な車両運行管理装置を得ること。
【解決手段】車両83の運行計画22を記憶する記憶部20と、利用者の移動需要21を取得する通信部30と、運行計画22および移動需要21に基づいて、複数の停留所における車両83の停車の有無を決定し、決定した車両83の停車の有無に応じた到着時刻と移動需要21とに基づいて、車両83が停車する停留所の出発時刻を決定し、決定結果に基づいて記憶部20の運行計画22を更新する処理部40と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の運行計画を記憶する記憶部と、
利用者の移動需要を取得する通信部と、
前記運行計画および前記移動需要に基づいて、複数の停留所における前記車両の停車の有無を決定し、決定した前記車両の停車の有無に応じた到着時刻と前記移動需要とに基づいて、前記車両が停車する前記停留所の出発時刻を決定し、決定結果に基づいて前記記憶部の前記運行計画を更新する処理部と、
を備えることを特徴とする車両運行管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記処理部は、前記車両が停車しないと判断した前記停留所がある場合、前記車両が停車しない前記停留所の前後で前記車両が停車する前記停留所の間の移動にかかる時間を計算し、計算結果と前記移動需要とに基づいて、前記車両が停車する前記停留所の前記出発時刻を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両運行管理装置。
【請求項3】
前記移動需要は、前記利用者の乗車希望停留所における出発希望時刻を含み、
前記処理部は、前記計算結果に基づいて計算した出発時刻と、当該停留所を前記乗車希望停留所とする前記移動需要の前記出発希望時刻とのうち遅い時刻を前記出発時刻として決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両運行管理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記運行計画に基づいて前記車両に走行指示を送信する機能をさらに有し、前記運行計画の前記出発時刻よりも前であっても前記車両を出発させて、出発させた前記出発時刻に基づいて前記運行計画を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両運行管理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記車両を出発させるときに乗車する前記利用者と前記移動需要との照合を行った結果を用いて、前記停留所から乗車する予定の全ての前記利用者が乗車済であるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項4に記載の車両運行管理装置。
【請求項6】
前記照合は、二次元コード、生体認証、前記利用者が所持する携帯端末にインストールされたアプリケーション、および電子マネーのうち少なくとも1つの利用者識別子を用いて行われる
ことを特徴とする請求項5に記載の車両運行管理装置。
【請求項7】
前記処理部は、前記停留所から乗車する予定の全ての前記利用者が、出発を許可する操作を行った場合、前記停留所から乗車する予定の全ての前記利用者が乗車済であると判断する
ことを特徴とする請求項4に記載の車両運行管理装置。
【請求項8】
前記出発を許可する操作は、前記利用者の所持する携帯端末、前記停留所に設置された端末、または、前記車両に設置された端末を用いて行われる
ことを特徴とする請求項7に記載の車両運行管理装置。
【請求項9】
前記処理部は、前記記憶部に記憶された前記運行計画に基づいて、表示画面に前記停留所の出発時刻を表示させ、前記運行計画が更新される毎に、前記表示画面の内容を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両運行管理装置。
【請求項10】
前記処理部は、前記移動需要に対応する前記利用者の所持する携帯端末の前記表示画面に、当該移動需要の乗車希望停留所の前記出発時刻を表示させ、前記運行計画が更新される毎に、前記表示画面の内容を更新する
ことを特徴とする請求項9に記載の車両運行管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のような移動体の運行を管理する車両運行管理装置、車両運行管理システム、車両、車両運行管理方法、車両運行管理プログラムおよび運行管理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の停留所を巡回しながら乗客を輸送する路線バスのように、移動体が複数の地点を巡回しながら輸送対象を輸送するサービスが存在する。従来の路線バスは、予め定められた運行経路を走行し、予め決められた停留所で停車し、利用者の乗降を行っている。バスの運転手は、降車する利用者が無く、停留所に利用者が居ない場合、当該停留所で停車せずに通過することがある。また、バスは、渋滞などによって遅延することがある。このため、バスに乗車しようとする利用者は、バスが停留所に停車するように、また、出発時刻は過ぎていてもバスが遅延している場合を想定して、停留所で待ち続けなければならない。
【0003】
例えば、特許文献1には、運転手が乗車していない自動運転バスであっても、上記のようなバスを停車させるか否かの判断や、出発時刻の判断を行い、自動運転バスをスムーズに運行させるための制御装置が開示されている。特許文献1に開示された制御装置は、バスの予想到着時刻が予定発車時刻以前である場合には、利用者の有無に関わらずバスを停車させる。さらに、特許文献1の制御装置は、バスへの乗車希望を示す乗車希望信号と、乗車希望信号の発信位置とを用いて、利用者の停留所への予想到着時刻を計算し、乗客の予想到着時刻がバスの予定発車時刻以前である場合には、発車時刻を予定発車時刻に決定する。また、乗客の予想到着時刻がバスの予定発車時刻よりも遅い場合であっても、その差がしきい値以内である場合には発車時刻を予定発車時刻よりも遅らせ、差がしきい値を超える場合には、発車時刻を予定発車時刻とする。これにより、自動運転バスにおいて、運転手が乗車しているバスと同様に、バスに乗り遅れる利用者を低減することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-018578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の技術によれば、固定された運行計画に従って運行しているバスに乗り遅れる利用者を低減することはできても、運行計画を早めることは想定されておらず、停留所で停車せずに通過することで停留所間の移動時間が短縮できたとしても、予定発車時刻までは発車することができない。また、停留所の停車の有無に応じて出発時刻を早めた場合には、利用者の乗り遅れを低減することができないという問題があった。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、停留所の停車の有無に応じて出発時刻を早めた場合であっても利用者の乗り遅れを低減することが可能な車両運行管理装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の車両運行管理装置は、車両の運行計画を記憶する記憶部と、利用者の移動需要を取得する通信部と、運行計画および移動需要に基づいて、複数の停留所における車両の停車の有無を決定し、決定した車両の停車の有無に応じた到着時刻と移動需要とに基づいて、車両が停車する停留所の出発時刻を決定し、決定結果に基づいて記憶部の運行計画を更新する処理部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、停留所の停車の有無に応じて出発時刻を早めた場合であっても利用者の乗り遅れを低減することが可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる車両運行管理システムの構成を示す図
移動需要の具体例を示す図
運行計画の具体例を示す図
実施の形態1にかかる車両運行管理装置の動作を説明するためのフローチャート
実施の形態1にかかる車両運行管理装置の効果を説明するための比較例を示す図
実施の形態1にかかる車両運行管理装置の効果を説明するための図
図1に示す車両運行管理装置の追加機能について説明するためのフローチャート
実施の形態2にかかる車両運行管理システムの構成を示す図
図8に示す車両運行管理装置が利用者の携帯端末に表示させる表示画面の一例を示す図
図8に示す車両運行管理装置が利用者の携帯端末に表示させる表示画面の他の一例を示す図
実施の形態3にかかる車両運行管理システムの構成を示す図
図11に示す車両運行管理システムの動作を説明するためのフローチャート
図11に示す表示装置が表示する表示画面の一例を示す図
実施の形態4にかかる車両運行管理システムの構成を示す図
予約時の運行計画の一例を示す図
実施の形態4における移動需要の割当方法の説明図
実施の形態4にかかる車両運行管理装置の動作を説明するためのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示の実施の形態にかかる車両運行管理装置、車両運行管理システム、車両、車両運行管理方法、車両運行管理プログラムおよび運行管理装置を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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