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公開番号
2025131210
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028805
出願日
2024-02-28
発明の名称
バッテリパック
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250902BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ケースとセルモジュールとの衝突を効果的に防止できるバッテリパックを提供する。
【解決手段】バッテリパック10は、中間スペース16を介して第一方向に並ぶ二つのセルモジュール12であって、それぞれの長手方向が第一方向に平行で、それぞれの短手方向が第二方向に平行な、二つのセルモジュール12と、前記二つのセルモジュール12を収容するケース44であって、前記二つのセルモジュール12から前記第二方向に離れて位置する前壁54または後壁50である主壁を有するケース44と、前記主壁に沿って配置された第一壁62を少なくとも有するリーンフォースメント60と、を備え、前記リーンフォースメント60は、正面視で、前記中間スペース16、および、前記二つのセルモジュール12それぞれの一部に重複している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
中間スペースを介して第一方向に並ぶ二つのセルモジュールであって、それぞれの長手方向が第一方向に平行で、それぞれの短手方向が第二方向に平行な、二つのセルモジュールと、
前記二つのセルモジュールを収容するケースであって、前記二つのセルモジュールから前記第二方向に離れて位置する前壁または後壁である主壁を有するケースと、
前記主壁に沿って配置された第一壁を少なくとも有するリーンフォースメントと、
を備え、前記リーンフォースメントは、正面視で、前記中間スペース、および、前記二つのセルモジュールそれぞれの一部に重複している、
ことを特徴とする車載のバッテリパック。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記ケースは、さらに、底壁と、天壁と、を有し、
前記リーンフォースメントは、さらに、前記底壁または前記天壁に沿って配置された第二壁を有する、
ことを特徴とするバッテリパック。
【請求項3】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
さらに、前記ケースを車両ボディに締結する締結ブラケットであって、一部が前記主壁に取り付けられた締結ブラケットを備え、
前記締結ブラケットは、正面視で、前記リーンフォースメントに重複している、
ことを特徴とするバッテリパック。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記セルモジュールは、
複数のバッテリセルを積層した積層体と、
前記積層体の前記中間スペース側の端部に設けられた、エンドプレートと、
を備え、
前記バッテリパックは、前記エンドプレートと前記第一壁との間に介在し、前記セルモジュールと前記第一壁との接触を阻害するプロテクタを備える、
ことを特徴とするバッテリパック。
【請求項5】
請求項4に記載のバッテリパックであって、
前記エンドプレートは、前記中間スペースに向かって突き出るリブを有し、
前記プロテクタは、前記リブに取り付けられており、
前記プロテクタの重心は、前記セルモジュールの重心よりも上側に位置している、
ことを特徴とするバッテリパック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両に搭載されるバッテリパックを開示する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、モータを動力源の一つとする電動車両が広く普及している。かかる電動車両には、電力をモータに供給するバッテリパックが搭載されている。バッテリパックは、通常、複数のセルモジュールと、バッテリ関連機器と、をケースに収容して構成される。なお、特許文献1には、こうしたバッテリパックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-234870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、バッテリパックを設置する空間の形状によっては、複数のセルモジュールを、セルモジュールの長手方向に並べることがある。この場合、バッテリパックのケースは、一方向に細長い形状になるため、剛性が低下しやすい。その結果、車両が障害物に衝突した際、バッテリパックのケースが変形して、セルモジュールに衝突するおそれがあった。
【0005】
そこで、本明細書では、ケースとセルモジュールとの衝突を効果的に防止できるバッテリパックを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示するバッテリパックは、中間スペースを介して第一方向に並ぶ二つのセルモジュールであって、それぞれの長手方向が第一方向に平行で、それぞれの短手方向が第二方向に平行な、二つのセルモジュールと、前記二つのセルモジュールを収容するケースであって、前記二つのセルモジュールから前記第二方向に離れて位置する前壁または後壁である主壁を有するケースと、前記主壁に沿って配置された第一壁を少なくとも有するリーンフォースメントと、を備え、前記リーンフォースメントは、正面視で、前記中間スペース、および、前記二つのセルモジュールそれぞれの一部に重複している、ことを特徴とする。
【0007】
かかる構成とすることで、中間スペース周辺におけるケースの変形が効果的に抑制されるため、バッテリケースとセルモジュールとの衝突が効果的に防止される。
【0008】
この場合、前記ケースは、さらに、底壁と、天壁と、を有し、前記リーンフォースメントは、さらに、前記底壁または前記天壁に沿って配置された第二壁を有してもよい。
【0009】
かかる構成とすることで、リーンフォースメントの形状が立体的になるため、リーンフォースメント、ひいては、バッテリケースの剛性が向上する。結果として、バッテリケースとセルモジュールとの衝突がより効果的に防止される。
【0010】
また、さらに、前記ケースを車両ボディに締結する締結ブラケットであって、一部が前記主壁に取り付けられた締結ブラケットを備え、前記締結ブラケットは、正面視で、前記リーンフォースメントに重複してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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