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公開番号
2025131054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028549
出願日
2024-02-28
発明の名称
印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250902BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ロール紙に印刷する印刷装置を使用して両面印刷するユーザのユーザビリティを向上すること。
【解決手段】本発明の一実施形態は、ロール紙の両面に印刷する両面印刷機能を有する印刷装置であって、複数のジョブを受信可能な受信手段と、前記受信手段が受信した複数のジョブに含まれるページのうち、前記ロール紙の裏面に印刷されるページよりも前記ロール紙の表面に印刷されるページを優先的に印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする印刷装置である。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール紙の両面に印刷する両面印刷機能を有する印刷装置であって、
複数のジョブを受信可能な受信手段と、
前記受信手段が受信した複数のジョブに含まれるページのうち、前記ロール紙の裏面に印刷されるページよりも前記ロール紙の表面に印刷されるページを優先的に印刷する印刷手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記受信手段が受信した順番で前記複数のジョブをリストに記憶する記憶手段と、
前記リストに含まれる前記複数のジョブの順番を、前記ロール紙の裏面に印刷されるページよりも前記ロール紙の表面に印刷されるページが優先的に印刷されるように並び替える並び替え手段をさらに備え、
前記印刷手段は、前記並び替え手段により並び替えられた順番に従って、前記リストに含まれるジョブに基づき前記ロール紙に印刷する
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記ロール紙の表面に印刷されるページは、前記両面印刷機能によって印刷される印刷物の表面に対応することを示す識別情報が付加されて作成され、
前記ロール紙の裏面に印刷されるページは、前記両面印刷機能によって印刷される印刷物の裏面に対応することを示す識別情報が付加されて作成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記並び替え手段は、前記ロール紙の表面に印刷されるページを前記リストの先頭から受信した順に並び替え、前記ロール紙の裏面に印刷されるページを前記リストの後尾から受信した順に並び替える、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記受信手段が受信したジョブに、複数の前記ロール紙の裏面に印刷されるページが含まれる場合、前記並び替え手段は、前記複数の前記ロール紙の裏面に印刷されるページが降順となるように並び替える、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記受信手段が、前記ロール紙の表面に印刷されるページである第1表面ページ、前記ロール紙の裏面に印刷される第1裏面ページを含む第1ジョブと、前記ロール紙の表面に印刷されるページである第2表面ページ、前記ロール紙の裏面に印刷される第2裏面ページを含む第2ジョブを受信した場合、前記印刷手段は、前記第1表面ページ、前記第2表面ページ、前記第1裏面ページ、前記第2裏面ページの順番で印刷する
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記印刷装置は片面印刷機能をさらに有し、
前記ロール紙の表面に印刷されるページは、前記片面印刷機能によって印刷される印刷物の表面に対応することを示す識別情報が付加されて作成されることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記受信手段が、前記両面印刷機能によって前記ロール紙の表面と裏面に印刷されるページを含むジョブと、前記片面印刷機能によって前記ロール紙の表面に印刷されるページを含むジョブを受信した場合、前記印刷手段は、前記ロール紙の裏面に印刷されるページよりも前記片面印刷機能によって前記ロール紙の表面に印刷されるページを優先的に印刷する
ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記受信手段が、前記ロール紙の表面に印刷されるページである第1表面ページ、前記ロール紙の裏面に印刷される第1裏面ページを含む第1ジョブと、前記ロール紙の表面に印刷されるページである第2表面ページ、含む第2ジョブを受信した場合、前記印刷手段は、前記第1表面ページ、前記第2表面ページ、前記第1裏面ページの順番で印刷する
ことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記受信手段によりジョブが受信された場合、表面印刷中または表面印刷可能な状態かを判定する判定手段を更に有し、
前記判定手段によって、前記表面印刷中または前記表面印刷可能な状態であると判定された場合、前記並び替え手段による並び替え処理が実行される、
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録媒体の両面に印刷可能な印刷装置が知られている。例えば、定型サイズにカットされたカット紙を記録媒体として取り扱う印刷装置では、記録媒体の両面に印刷可能な両面印刷機構を備えているものがある。かかる印刷装置は、パソコンなどのホストコンピュータから両面印刷開始指示を受けた場合、両面印刷機構を使用して、印刷データに基づく画像を、記録媒体の両面に印刷する。
【0003】
特許文献1では、ホストコンピュータから両面印刷開始指示を受けた場合、印刷装置に具備している記憶装置に両面印刷中であることを記憶し、以降にホストコンピュータから送信される印刷データに基づく印刷を、両面印刷として取り扱う。1ページ分の印刷データに基づく印刷であっても、表面の次のページが裏面に固定され、両面印刷が行われる。
【0004】
ところで、近年、デジタル印刷のニーズの高まりに伴い、記録媒体としてロール紙を利用する印刷装置でも、両面に印刷を行いたいという需要がある。一方で、ロール紙を利用する印刷装置では、両面印刷機構を具備していない場合がある。かかる印刷装置においてロール紙に両面印刷する場合(つまり、印刷装置がホストコンピュータから表面と裏面とに印刷する両面印刷指示を受けた場合)、表面に対する印刷完了後、ユーザがロール紙を印刷装置から取り外し、印刷する面を切り替える作業を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-309038
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の両面印刷方法では、ページ単位で表裏交互に印刷が行われる。そのため、ロール紙に印刷する印刷装置に特許文献1の方法を適用する場合、ページ単位でユーザがロール紙の面を切り替える必要があり、ロール紙入れ替えの手間が頻繁に発生してしまう。また、印刷装置において、表裏の両面に対応可能なジョブ(コンピュータから送信等される印刷指示)を複数受信した場合にも、異なる印刷面のジョブを受信する度に同様に入れ替えの手間が発生する。
【0007】
そこで本開示は、上記課題に鑑み、ロール紙に印刷する印刷装置を使用して両面印刷するユーザのユーザビリティを向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態は、ロール紙の両面に印刷する両面印刷機能を有する印刷装置であって、複数のジョブを受信可能な受信手段と、前記受信手段が受信した複数のジョブに含まれるページのうち、前記ロール紙の裏面に印刷されるページよりも前記ロール紙の表面に印刷されるページを優先的に印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする印刷装置である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ロール紙に印刷する印刷装置を使用して両面印刷するユーザのユーザビリティを向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
印刷装置の概略構成を示すブロック図
印刷装置の斜視図
印刷装置の概略構成を示す図
印刷アプリケーションのGUI画面
表面ジョブ及び裏面ジョブを説明する図
裏面印刷のためのロール紙の再セットを説明する図
マーカーと検知センサとの位置関係を示す図
画像回転処理を説明する図
第1実施形態に係る両面印刷の全体の流れを説明するシーケンス図
図9Aの続きのシーケンス図
第1実施形態に係る並び替えが行われた後のジョブが印刷される様子を示す図
第1実施形態に係る印刷装置におけるジョブの並べ替え処理のフローチャート
第1実施形態に係るジョブの並べ替えを説明する図
第1実施形態に係るホストコンピュータにおける処理のフローチャート
第1実施形態に係る印刷装置における処理のフローチャート
第1実施形態に係る印刷装置におけるロール紙の再セットに伴う処理のフローチャート
ロール紙を裏返して再セットすることを促すメッセージ
第1実施形態に係るGUI画面
第1実施形態に係るホストコンピュータにおける片面印刷時の処理のフローチャート
第1実施形態に係るジョブの並べ替えを説明する図
第2実施形態に係るホストコンピュータにおける処理のフローチャート
第2実施形態に係るGUI画面
第2実施形態に係る印刷装置におけるロール紙の再セットに伴う処理のフローチャート
第2実施形態に係るGUI画面
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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