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公開番号2025130919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028317
出願日2024-02-28
発明の名称電池パック
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/298 20210101AFI20250902BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルから発生するガスの配線への影響を抑制する。
【解決手段】電池パック1は、モジュール筐体500を有する電池モジュール10と、電池モジュール10に対して一方の側に少なくとも部分的に位置し電池モジュール10に電気的に接続された高圧線600と、を備えている。モジュール筐体500の当該一方の側と異なる他方の側のガス排出量は、モジュール筐体500の当該一方の側のガス排出量より多くなっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ガス排出部を有する電池モジュールと、
前記電池モジュールに対して一方の側に少なくとも部分的に位置し前記電池モジュールに電気的に接続された配線と、
を備え、
前記ガス排出部の前記一方の側と異なる他方の側のガス排出量が、前記ガス排出部の前記一方の側のガス排出量より多い、電池パック。
続きを表示（約 220 文字）【請求項２】
前記一方の側及び前記他方の側は、前記電池モジュールの互いに反対側に位置している、請求項１に記載の電池パック。
【請求項３】
複数の前記電池モジュールに電気的に接続された複数の前記配線が、前記複数の電池モジュールの間に少なくとも部分的に位置している、請求項１又は２に記載の電池パック。
【請求項４】
前記配線を少なくとも部分的に覆う耐熱体をさらに備える、請求項１又は２に記載の電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、様々な電池パックが開発されている。電池パックは、電池モジュールと、電池モジュールを収容する筐体と、を備えている。電池モジュールは、電池セルを有している。
【０００３】
特許文献１には、電池モジュールについて記載されている。電池モジュールは、複数の電池セルと、複数の電池セルの両側に位置するガスベンティング構造と、を備えている。
【０００４】
特許文献２には、電池パックについて記載されている。電池パックは、電池モジュールと、ベントホールを画定する内部フレームと、を備えている。電池モジュールから発生したガスは、ベントホールに入り込み、内部フレームを通して排出されている。
【０００５】
特許文献３には、電池パックについて記載されている。電池パックは、電池モジュールと、パックフレームと、を備えている。電池モジュールから発生したガスは、パックフレームの内部のガス移動通路を通して排出されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特表２０２３－５１３５０３号公報
特表２０２３－５４００９０号公報
特表２０２３－５３０２９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
高圧栓等の配線に電気的に接続される電池モジュールでは、電池セルの異常によって、電池セルから比較的高温のガスが発生することがある。電池モジュールでは、電池セルから発生するガスの配線への影響を抑制することが必要とされることがある。
【０００８】
本発明の目的の一例は、電池セルから発生するガスの配線への影響を抑制することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
１．ガス排出部を有する電池モジュールと、
前記電池モジュールに対して一方の側に少なくとも部分的に位置し前記電池モジュールに電気的に接続された配線と、
を備え、
前記ガス排出部の前記一方の側と異なる他方の側のガス排出量が、前記ガス排出部の前記一方の側のガス排出量より多い、電池パック。
２．前記一方の側及び前記他方の側は、前記電池モジュールの互いに反対側に位置している、１．に記載の電池パック。
３．複数の前記電池モジュールに電気的に接続された複数の前記配線が、前記複数の電池モジュールの間に少なくとも部分的に位置している、１．又は２．に記載の電池パック。
４．前記配線を少なくとも部分的に覆う耐熱体をさらに備える、１．～３．のいずれか一に記載の電池パック。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の上記態様によれば、電池セルから発生するガスの配線への影響を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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