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公開番号
2025130137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027102
出願日
2024-02-27
発明の名称
情報処理方法、情報処理装置およびプログラム
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06V
10/22 20220101AFI20250901BHJP(計算;計数)
要約
【課題】位置合わせを効率化することができる情報処理方法を提供する。
【解決手段】複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーを使用し、計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報と、複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報と、に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う際に、前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、情報処理方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーを使用し、
計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報と、複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報と、に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う際に、
前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、
情報処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
複数の前記位置合わせマーカーは、それぞれ異なる形状を有する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記位置合わせマーカーの情報は、頂点情報または重心情報を有する所定形状の集合体として表される、
請求項1または請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記位置合わせマーカーと前記基準マーカーとの組み合わせの数として、位置合わせの次元以上の数が用いられる、
請求項1または請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記基準マーカーとして、前記位置合わせマーカーが共用される、
請求項1または請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項6】
複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーが使用されて、計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報を取得する第1取得部と、
複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報を取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記第1情報と前記第2取得部により取得された前記第2情報に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う処理部と、
を備え、
前記第1取得部または前記処理部の少なくとも一方は、前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、
情報処理装置。
【請求項7】
複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーが使用されて、計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報を取得する第1取得機能と、
複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報を取得する第2取得機能と、
前記第1取得機能により取得された前記第1情報と前記第2取得機能により取得された前記第2情報に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う処理機能と、
をコンピューターに実現させるためのプログラムであって、
前記第1取得機能または前記処理機能の少なくとも一方は、前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理方法、情報処理装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
測定系においてマーカーを用いて位置合わせをすることが行われている。
例えば、特許文献1に記載された自動位置合わせでは、異なる個数、サイズ、形状、構成、または材料特性を有する基準マーカーのクラスタ、あるいは、リング形状に配置されていて配置が非対称である基準マーカーを使用しており、そして、基準マーカーオブジェクトを抽出するために特徴抽出を適用し、基準フレームのモデルに基準マーカーオブジェクトを位置合わせすることが行われている(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-529399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来の技術では、位置合わせを正確かつ素早く実行するという点で不十分な場合があった。
特に、物体形状取得と計測とを同時に行うことができない状況等で、事前に取得した物体情報を位置合わせして計測結果を表示するような場合に、位置合わせを正確かつ素早く実行することが有用である。
【0005】
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、位置合わせを効率化することができる情報処理方法、情報処理装置およびプログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様は、複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーを使用し、計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報と、複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報と、に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う際に、前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、情報処理方法である。
【0007】
一態様は、複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーが使用されて、計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報を取得する第1取得部と、複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報を取得する第2取得部と、前記第1取得部により取得された前記第1情報と前記第2取得部により取得された前記第2情報に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う処理部と、を備え、前記第1取得部または前記処理部の少なくとも一方は、前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、情報処理装置である。
【0008】
一態様は、複数の位置合わせマーカーのそれぞれとして、幾何中心が重心に一致する形状である第1形状、または、2以上の前記第1形状を組み合わせた形状である第2形状を有する前記位置合わせマーカーが使用されて、計測対象物体および複数の前記位置合わせマーカーの情報を含む第1情報を取得する第1取得機能と、複数の基準マーカーの情報および前記計測対象物体に関する計測結果の情報を含む第2情報を取得する第2取得機能と、前記第1取得機能により取得された前記第1情報と前記第2取得機能により取得された前記第2情報に基づいて、前記位置合わせマーカーおよび前記基準マーカーに基づく位置合わせの処理を行う処理機能と、をコンピューターに実現させるためのプログラムであって、前記第1取得機能または前記処理機能の少なくとも一方は、前記位置合わせマーカーの重心の計算を行い、前記重心の位置である第1位置または前記重心の位置を用いて計算される第2位置を前記位置合わせマーカーの位置として使用する、プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、情報処理方法、情報処理装置およびプログラムにおいて、位置合わせを効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る情報処理装置の概略的な構成を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置により行われる処理の概略を示す図である。
実施形態に係る位置合わせマーカーを用いたMRI(Magnetic Resonance Imaging)の計測の様子の一例を示す図である。
実施形態に係る基準マーカーを用いた磁気センサの計測の様子の一例を示す図である。
実施形態に係る位置合わせ結果の一例を示す図である。
実施形態に係る異なる形状を有する複数の位置合わせマーカーの例を示す図である。
実施形態に係る同じ形状を有するが判別可能な複数の位置合わせマーカーの例を示す図である。
実施形態に係る立方体の重心計算の例を説明するための図である。
実施形態に係る曲面を含む形状の重心計算の例を説明するための図である。
実施形態に係る位置合わせ処理の手順の一例を示す図である。
実施形態に係る位置合わせ処理における所定処理部分の手順の一例を示す図である。
実施形態に係る基準マーカーを用いた磁気センサの計測の様子の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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