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公開番号2025129356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025113341,2021118949
出願日2025-07-03,2021-07-19
発明の名称作業車両管理システム、作業車管理方法、作業車両管理プログラム及びセンサー装置
出願人高砂熱学工業株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250828BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業車両がどの利用者によって利用されるかを視覚的に理解しやすく表示する。
【解決手段】本作業車両管理システムは、複数の階層を有する建築物内の作業で使用される作業車両を管理する作業車両管理システムである。本作業車両管理システムは、上記作業車両に設けられた気圧センサーの検出値を基に、上記作業車両が配置された階層を取得する位置取得部と、上記作業車両に設けられた加速度センサーの検出値を基に、上記作業車両の稼働状況を取得する稼働状況取得部と、上記作業車両を示す車両名と上記作業車両を利用する利用者を示す利用者名とを対応付ける利用登録を受け付ける利用受付部と、上記建築物の複数の階層を示す階層画像を出力し、出力した上記階層画像中の上記作業車両が配置された階層に、上記作業車両の稼働状況、上記車両名及び上記利用者名を対応付けた利用状況を、上記利用者名でグループ分けして出力する出力部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の階層を有する建築物内の作業で使用される作業車両を管理する作業車両管理システムであって、
前記作業車両が配置された階層を取得する位置取得部と、
前記作業車両の稼働状況を取得する稼働状況取得部と、
前記作業車両を示す車両名と前記作業車両を利用する利用者を示す利用者名とを対応付ける利用登録を受け付ける利用受付部と、
前記建築物の複数の階層を示す階層画像を出力し、出力した前記階層画像中の前記作業車両が配置された階層に、前記作業車両の稼働状況、前記車両名及び前記利用者名を対応付けた利用状況を、前記利用者名でグループ分けして出力する出力部と、を備える、
作業車両管理システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記位置取得部は、前記作業車両に設けられた気圧センサーの検出値を基に、前記作業車両が配置された階層を取得し、
前記稼働状況取得部は、前記作業車両に設けられた加速度センサーの検出値を基に、前記作業車両の稼働状況を取得する、
請求項1に記載の作業車両管理システム。
【請求項3】
前記作業車両は昇降自在な高所作業台を備える高所作業車であり、
前記加速度センサーは、前記高所作業台に設けられる、
請求項2に記載の作業車両管理システム。
【請求項4】
前記建築物の第1の階層には、前記第1の階層の気圧を検出する基準センサーが設けられ、
前記位置取得部は、
前記基準センサーが検出する気圧を基に、前記建築物の各階層に対応する気圧を算出し、
前記作業車両に設けられた気圧センサーからの検出値と前記算出した気圧とに基づいて、前記作業車両が配置された階層を取得する、
請求項2または3に記載の作業車両管理システム。
【請求項5】
前記基準センサーは、前記建築物内に設置されたコンセントから供給される電力で動作し、
前記加速度センサー及び前記気圧センサーの夫々は、電池からの給電で動作し、
前記基準センサーは、検出した気圧を第1の間隔で送信し、
前記加速度センサー及び前記気圧センサーの夫々は、前記第1の間隔より長い第2の間隔で前記検出値を送信する、
請求項4に記載の作業車両管理システム。
【請求項6】
前記位置取得部は、前記作業車両に設けられた気圧センサーの検出値とGPSセンサーの検出値とを基に、前記作業車両が配置された位置を取得する、
請求項2から5のいずれか一項に記載の作業車両管理システム。
【請求項7】
複数の階層を有する建築物内の作業で使用される作業車両を管理する作業車両管理方法であって、
前記作業車両が配置された階層を取得する位置取得処理と、
前記作業車両の稼働状況を取得する稼働状況取得処理と、
前記作業車両を示す車両名と前記作業車両を利用する利用者を示す利用者名とを対応付ける利用登録を受け付ける利用受付処理と、
前記建築物の複数の階層を示す階層画像を出力し、出力した前記階層画像中の前記作業車両が配置された階層に、前記作業車両の稼働状況、前記車両名及び前記利用者名を対応付けた利用状況を、前記利用者名でグループ分けして出力する出力処理と、をコンピュータが実行する、
作業車両管理方法。
【請求項8】
複数の階層を有する建築物内の作業で使用される作業車両を管理する作業車両管理プログラムであって、
前記作業車両が配置された階層を取得する位置取得処理と、
前記作業車両の稼働状況を取得する稼働状況取得処理と、
前記作業車両を示す車両名と前記作業車両を利用する利用者を示す利用者名とを対応付ける利用登録を受け付ける利用受付処理と、
前記建築物の複数の階層を示す階層画像を出力し、出力した前記階層画像中の前記作業車両が配置された階層に、前記作業車両の稼働状況、前記車両名及び前記利用者名を対応付けた利用状況を、前記利用者名でグループ分けして出力する出力処理と、をコンピュータに実行させる、
作業車両管理プログラム。
【請求項9】
複数の階層を有する建築物内の作業で使用される作業車両で使用されるセンサー装置であって、
加速度を検出する加速度センサーと、
気圧を検出する気圧センサーと、
少なくとも前記気圧センサーによって検出された検出値を所定間隔で送信する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記加速度センサーによって検出された検出値が閾値以上である場合には、前記気圧センサーによって検出された検出値と前記加速度センサーによって検出された検出値とを送信し、
前記加速度センサーによって検出された検出値が閾値未満である場合には、前記気圧センサーによって検出された検出値を送信する、
センサー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両管理システム、作業車管理方法、作業車両管理プログラム及びセンサー装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建築現場においては、資材を運搬する運搬車や高所作業車等の作業車両が用いられる。これらの作業車両は複数の作業者によって共用される。このような作業車を管理する方法が知られている(例えば、特許文献1-3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-175224号公報
特開2019-179357号公報
特許第6474948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の作業車両を管理する方法では、作業車両を利用する利用者及び作業車両の位置を視覚的に理解しやすいものではなかった。そのため、利用者は、自身が利用する作業車両を作業前に確認するのが容易ではなかった。
【0005】
開示の技術の1つの側面は、作業車両がどの利用者によって利用されるかを視覚的に理解しやすく表示することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の技術の1つの側面は、次のような作業車両管理システムによって例示される。本作業車両管理システムは、複数の階層を有する建築物内の作業で使用される作業車両を管理する作業車両管理システムである。本作業車両管理システムは、上記作業車両に設けられた気圧センサーの検出値を基に、上記作業車両が配置された階層を取得する位置取得部と、上記作業車両に設けられた加速度センサーの検出値を基に、上記作業車両の稼働状況を取得する稼働状況取得部と、上記作業車両を示す車両名と上記作業車両を利用する利用者を示す利用者名とを対応付ける利用登録を受け付ける利用受付部と、上記建築物の複数の階層を示す階層画像を出力し、出力した上記階層画像中の上記作業車両が配置された階層に、上記作業車両の稼働状況、上記車両名及び上記利用者名を対応付けた利用状況を、上記利用者名でグループ分けして出力する出力部と、を備える。
【0007】
このような作業車両管理システムによれば、作業車両の利用状況が、上記建築物の階層画像中の各階層において利用者名でグループ分けして表示されるため、作業車両がどの利用者によって利用されるかを視覚的に理解しやすく表示できる。そのため、利用者は、自身が使用する作業車両を容易に把握することができる。なお、利用者は、業者等の団体であってもよいし、個人であってもよい。
【0008】
開示の技術は、さらに、次の特徴を備えてもよい。上記作業車両は昇降自在な高所作業台を備える高所作業車であり、上記加速度センサーは、上記高所作業台に設けられる。開示の技術は、このような特徴を備えることで、作業車両が移動していない場合であっても高所作業台の昇降を加速度として検知することができる。そのため、開示の技術は、高所
作業車の稼働状況をより的確に把握することができる。
【0009】
また、開示の技術は、次の特徴を備えてもよい。上記建築物の第1の階層には、上記第1の階層の気圧を検出する基準センサーが設けられてもよい。そして、上記位置取得部は、上記基準センサーが検出する気圧を基に、上記建築物の各階層に対応する気圧を算出し、上記作業車両に設けられた気圧センサーからの検出値と上記算出した気圧とに基づいて、上記作業車両が配置された階層を取得してもよい。開示の技術は、このような特徴を備えることで、複数の階層夫々において気圧を測定しなくとも、複数の階層夫々における気圧を算出することができる。
【0010】
また、開示の技術は、上記基準センサーは、上記建築物内に設置されたコンセントから供給される電力で動作し、上記加速度センサー及び上記気圧センサーの夫々は、電池からの給電で動作し、上記基準センサーは、検出した気圧を第1の間隔で送信し、上記加速度センサー及び上記気圧センサーの夫々は、上記第1の間隔より長い第2の間隔で上記検出値を送信するものであってもよい。上記加速度センサー及び上記気圧センサーの夫々は、上記第1の間隔より長い第2の間隔で上記検出値を送信することで、上記加速度センサー及び上記気圧センサーによって消費される電力を抑制し、ひいては上記電池の交換頻度を低くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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