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公開番号
2025129340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025113093,2021184156
出願日
2025-07-03,2021-11-11
発明の名称
画像形成装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250828BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 メンテナンスを効率良く実施できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、画像形成装置は、複数の感光体と露光器と現像器とプロセッサとを有する。露光器は、複数の感光体に形成する画像に応じた光を複数の感光体の表面にそれぞれ照射する。現像器は、露光器が照射する光で静電潜像が形成された複数の感光体の表面にトナーを供給する。プロセッサは、現像器から複数の感光体の表面に形成された静電潜像へトナーを供給するためのコントラスト電位を感光体ごとに調整し、他のコントラスト電位との差が基準値を超えるコントラスト電位が存在する場合に警告を報知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の感光体と、
前記複数の感光体に形成する画像に応じた光を前記複数の感光体の表面にそれぞれ照射する露光器と、
前記露光器が照射する光で静電潜像が形成された前記複数の感光体の表面にトナーを供給する現像器と、
前記現像器から前記複数の感光体の表面に形成された静電潜像へトナーを供給するためのコントラスト電位を感光体ごとに調整し、他のコントラスト電位との差が基準値を超えるコントラスト電位が存在する場合に警告を報知するプロセッサと、
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記現像器は、各感光体に対向する複数の現像ローラを有し、
前記プロセッサは、前記複数の現像ローラに印加する電圧を調整することにより各感光体に対するコントラスト電位を調整する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記現像器から供給するトナーで前記複数の感光体の表面に形成したトナー像を転写した媒体におけるトナー濃度を検知するセンサを有し、
前記プロセッサは、前記センサが検知するトナー濃度が所望の濃度となるように各感光体に対応するコントラスト電位を調整し、全ての感光体に対応するコントラスト電位の調整が完了した後にそれぞれのコントラスト電位間の差を算出する、
請求項1又は2の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項4】
外部装置と通信するインターフェースを有し、
前記プロセッサは、他のコントラスト電位との差が基準値を超えるコントラスト電位が存在する場合に前記インターフェースを介して外部装置に警告を通知する、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記感光体ごとのコントラスト電位の調整結果を記憶するメモリを有し、
前記プロセッサは、他のコントラスト電位との差が基準値を超えるコントラスト電位が存在する場合、他のコントラスト電位との差が基準値を超えるコントラスト電位が存在することを示す警告を表示装置に表示する、
請求項4に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタル複合機などの画像形成装置は、設置場所に訪問したサービスマンによってメンテナンスが実施される。このような画像形成装置は、サービスマンが適切なタイミングで訪問して効率良くメンテナンスを実施することが望まれる。
【0003】
一方、電子写真方式の画像形成装置は、複数の色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーを含む現像剤を用いてカラー画像を形成する。電子写真方式の画像形成装置は、各色の画像の濃度(トナー濃度)を均一化するように、各色のトナーで静電潜像を現像するためのコントラスト電位を色ごとに調整する。画像形成装置では、各色の現像剤が概ね同じ帯電特性であれば、各色のトナー濃度を均一化した状態において各色のコントラスト電位の差が大きくなることは少ない。言い換えると、電子写真方式の画像形成装置は、コントラスト電位の差が大きい場合、何らかの不具合が生じていることが多い。
【0004】
しかしながら、従来の画像形成装置は、各色のコントラスト電位の差に基づいて故障又は異常の可能性があることを検出することができない。このため、従来の画像形成装置は、各色のコントラスト電位の差が示唆する故障又は異常などを報知することで効率の良いメンテナンスを促進することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-204219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、メンテナンスを効率良く実施できる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、画像形成装置は、複数の感光体と露光器と現像器とプロセッサとを有する。露光器は、複数の感光体に形成する画像に応じた光を複数の感光体の表面にそれぞれ照射する。現像器は、露光器が照射する光で静電潜像が形成された複数の感光体の表面にトナーを供給する。プロセッサは、現像器から複数の感光体の表面に形成された静電潜像へトナーを供給するためのコントラスト電位を感光体ごとに調整し、他のコントラスト電位との差が基準値を超えるコントラスト電位が存在する場合に警告を報知する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機の構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機におけるプリンタの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機における制御系の構成例を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機における画像濃度調整の動作例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機(MFP;Multi-Functional Peripheral)1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、デジタル複合機1は、プリンタ2、操作パネル3、スキャナ4、および、システムコントローラ5などを有する。
【0010】
プリンタ2は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置である。デジタル複合機1が備えるプリンタ2は、電子写真方式によって記録媒体に画像を形成する画像形成装置である。プリンタ2は、トナーによって用紙などの記録媒体に画像(トナー像)を形成する。プリンタ2が画像を形成する記録媒体は、画像が形成可能なものであれば良く、用紙に限らず、布、プラスチックフィルム又はシートなどであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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