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公開番号
2025129062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2025027260
出願日
2025-02-21
発明の名称
ダニ類誘引剤、ダニ類捕獲器、およびダニ類誘引方法
出願人
アース製薬株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01N
31/02 20060101AFI20250827BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】腐敗やカビなどによる劣化のおそれが小さく、かつ周囲の部材に悪い影響を与えにくいダニ類誘引剤を実現する。
【解決手段】本発明に係るダニ類誘引剤は、糖アルコールを含むことを特徴とする。本発明に係るダニ類捕獲器は、糖アルコールを含むダニ類誘引剤と、粘着剤と、を備えることを特徴とする。本発明に係るダニ類誘引方法は、糖アルコールを含むダニ類誘引剤を設置する工程を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
糖アルコールを含むダニ類誘引剤。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記糖アルコールが、エリスリトール、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、マルチトール、ラクチトール、およびイソマルツロース還元物からなる群から選択される少なくとも一つの化合物である請求項1に記載のダニ類誘引剤。
【請求項3】
食品類、天然香料、合成香料、脂肪酸、脂肪酸エステル、および炭化水素からなる群から選択される少なくとも一つの物質をさらに含む請求項1に記載のダニ類誘引剤。
【請求項4】
食品類、天然香料、および合成香料からなる群から選択される少なくとも一つの物質を含む香気成分と、糖アルコールと、を含有する粉末香料を含むダニ類誘引剤。
【請求項5】
糖アルコールを含むダニ類誘引剤と、粘着剤と、を備えるダニ類捕獲器。
【請求項6】
糖アルコールを含むダニ類誘引剤を設置する工程を含むダニ類誘引方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダニ類誘引剤、ダニ類捕獲器、およびダニ類誘引方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
屋内に生息する屋内塵性ダニ類に代表されるダニ類は、居住空間においてヒトに害を及ぼすおそれがあるため、その防除が求められる。ダニ類は、生体が刺咬被害を及ぼすのみならず、生体やその排泄物、および死骸のいずれもアレルギーの原因になりうるため、生体を防除するだけでなく、死骸も低減させる必要がある。
【0003】
ダニ類の生体および死骸を一挙に防除する方法として、ダニ類誘引剤を利用する方法が提案されている。典型的な方法としては、ダニ類誘引剤によって誘引されたダニ類を粘着剤等により捕獲するダニ類捕獲器を設置し、当該ダニ類捕獲器に捕獲されたダニ類およびその死骸をダニ類捕獲器ごと廃棄する、という方法がある。
【0004】
ダニ類捕獲器に用いられうるダニ類誘引剤として、食品成分や食品添加物などが汎用されている。一般にダニ類誘引剤はダニの食性を利用したものであり、ダニの餌または餌に由来するものが選定されてきた。たとえば特開昭63-255207号公報(特許文献1)には、チョコレートフレーバー等の食品フレーバーを有効成分として用いるダニ類誘引剤が開示されている。また、特開2000-336007号公報(特許文献2)には、シトラールを有効成分として用いるダニ類誘引剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭63-255207号公報
特開2000-336007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1および2に代表される食品成分等を用いるダニ類誘引剤は、設置環境によっては腐敗やカビなどにより劣化するおそれがあった。ダニ類誘引剤が劣化すると、ダニ類を誘引する作用が損なわれるのみならず、異臭の発生や新たなアレルギー源の発生などの問題が生じるおそれがあった。また、ダニ類誘引剤は、ダニ類が多く生息する寝具やカーペットなどの下に設置されることが多い。そのため、これらの場所に設置されたダニ類誘引剤は、高温多湿な環境に置かれるとともに、居住者が就寝したり歩行したりすることによる荷重を受けやすい。高温多湿な環境では、空気中の水分だけでなく居住者の発汗等により生じた水分を、ダニ類誘引剤が吸湿してべたつきを生じるおそれがあり、また、荷重を受ける環境では、吸湿し、溶解したダニ類誘引剤がダニ類捕獲器等から流出して周囲の部材に着色をもたらすおそれがある。これらはいずれも、ダニ類誘引剤が周囲の部材に悪い影響を与える要因になる場合があった。
【0007】
そこで、腐敗やカビなどによる劣化のおそれが小さく、かつ周囲の部材に悪い影響を与えにくいダニ類誘引剤の実現が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る第一のダニ類誘引剤は、糖アルコールを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る第二のダニ類誘引剤は、食品類、天然香料、および合成香料からなる群から選択される少なくとも一つの物質を含む香気成分と、糖アルコールと、を含有する粉末香料を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明に係るダニ類捕獲器は、糖アルコールを含むダニ類誘引剤と、粘着剤と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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