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公開番号
2025128887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025872
出願日
2024-02-22
発明の名称
半導体装置及びその製造方法
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10D
30/47 20250101AFI20250827BHJP()
要約
【課題】特性を安定化できる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、第1~第3電極及び半導体部材を含む。第1半導体層は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。第2半導体層は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含む。第3半導体層は、Al、Ga及びNを含む。第3半導体層の少なくとも一部は、第2半導体層の第3半導体部分と、第2電極の第2電極部分の少なくとも一部と、の間に設けられる。第3半導体層は、Al
y1
Ga
1-y1
N(0<y1≦1)を含む第1部分と、Al
y2
Ga
1-y2
N(0≦y2<1、y2<y1)を含む第2部分と、を含む。第2部分は、第1部分と、第2電極部分の少なくとも一部と、の間にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極と、
第2電極であって、前記第1電極から前記第2電極への方向は第1方向に沿い、前記第2電極は、第1電極部分及び第2電極部分を含み、前記第2電極部分は、前記第1電極部分と接続された、前記第2電極と、
第3電極であって、前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第3電極と、
半導体部材と、
を備え、
前記半導体部材は、
Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む第1半導体層であって、前記第1半導体層は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域、第5部分領域及び第6部分領域を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への第2方向は、前記第1方向と交差し、前記第2部分領域から前記第1電極部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第6部分領域から前記第2電極部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第3部分領域から前記第3電極への方向は前記第2方向に沿い、前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置と、の間にあり、前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にあり、前記第6部分領域の前記第1方向における位置は、前記第5部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における前記位置と、の間にある、前記第1半導体層と、
Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含む第2半導体層であって、前記第2半導体層は、第1半導体部分、第2半導体部分及び第3半導体部分を含み、前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第6部分領域から前記第3半導体部分への方向は前記第2方向に沿う、前記第2半導体層と、
Al、Ga及びNを含む第3半導体層であって、前記第3半導体層の少なくとも一部は、前記第2方向において前記第3半導体部分と、前記第2電極部分の少なくとも一部と、の間に設けられ、前記第3半導体層は、Al
y1
Ga
1-y1
N(0<y1≦1)を含む第1部分と、Al
y2
Ga
1-y2
N(0≦y2<1、y2<y1)を含む第2部分と、を含み、前記第2部分は、前記第1部分と、前記第2電極部分の前記少なくとも一部と、の間にある、前記第3半導体層と、
とを含む、半導体装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記y1は、前記x2以上である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記y1は、前記x2よりも高い、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第3半導体層におけるAlの組成比は、前記第3半導体部分から前記第2電極部分の前記少なくとも一部への向きに沿って減少する、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第3半導体層は、前記第2方向に沿って並ぶ複数の部分を含み、
前記複数の部分におけるAlの組成比は実質的に一定であり、
複数の部分のそれぞれの前記第2方向における厚さは、10nm以下である、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
第1絶縁部材をさらに備え、
前記半導体部材は、複数の前記第3半導体層を含み、
前記複数の第3半導体層の1つから前記複数の第3半導体層の別の1つへの方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
前記第1絶縁部材の少なくとも一部は、前記第3方向において、前記複数の第3半導体層の前記1つと、前記複数の第3半導体層の前記別の1つと、の間にあり、
前記第1絶縁部材の前記少なくとも一部は、前記第3半導体部分と、前記第2電極部分と、の間に設けられた、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1電極と電気的に接続された第1導電部材をさらに備え、
前記第1導電部材の前記第1方向における位置は、前記第3電極の前記第1方向における前記位置と、前記第2電極の前記第1方向における前記位置と、の間にあり、
前記第3半導体層の一部は、前記第2半導体部分と前記第1導電部材との間に設けられ、
前記第3半導体層の前記一部におけるAlの組成比は、前記第2半導体層から前記第1導電部材への向きに沿って減少する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第3電極は、第3電極部分及び第4電極部分を含み、
前記第4電極部分は、前記第3電極部分と接続され、
前記第4電極部分の前記第1方向における位置は、前記第3電極部分の前記第1方向における位置と、前記第2電極部分の前記第1方向における位置と、の間にあり、
前記第3半導体層の一部は、前記第2半導体部分と前記第4電極部分との間に設けられ、
前記第3半導体層の前記一部におけるAlの組成比は、前記第2半導体部分から前記第4電極部分への向きに沿って減少する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む第1半導体層の上に設けられた、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含む第2半導体層の上に、Al、Ga及びNを含む第3半導体層を形成し、前記第3半導体層は、Al
y1
Ga
1-y1
N(0<y1≦1)を含む第1部分と、Al
y2
Ga
1-y2
N(0≦y2<1、y2<y1)を含む第2部分と、を含み、前記第1部分は、前記第2半導体層と前記第2部分との間にあり、
前記第3半導体層の一部を除去して、前記第2半導体層の一部を露出させ、
露出した前記第2半導体層の前記一部の少なくとも一部の上、及び、残った前記第3半導体層の上に、電極を形成する、半導体装置の製造方法。
【請求項10】
Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む第1半導体層の上に設けられた、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含む第2半導体層の一部の上に、Al、Ga及びNを含む第3半導体層を形成し、前記第3半導体層は、Al
y1
Ga
1-y1
N(0<y1≦1)を含む第1部分と、Al
y2
Ga
1-y2
N(0≦y2<1、y2<y1)を含む第2部分と、を含み、前記第1部分は、前記第2半導体層の前記一部と前記第2部分との間にあり、
前記第2半導体層の他の一部の上、及び、前記第3半導体層の上に、電極を形成する、半導体装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、半導体装置において、安定した特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-537713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、特性を安定化できる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、第1電極、第2電極、第3電極及び半導体部材を含む。前記第1電極から前記第2電極への方向は第1方向に沿う。前記第2電極は、第1電極部分及び第2電極部分を含む。前記第2電極部分は、前記第1電極部分と接続される。前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある。前記半導体部材は、第1半導体層、第2半導体層及び第3半導体層を含む。前記第1半導体層は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。前記第1半導体層は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域、第5部分領域及び第6部分領域を含む。前記第1部分領域から前記第1電極への第2方向は、前記第1方向と交差する。前記第2部分領域から前記第1電極部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第6部分領域から前記第2電極部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第3部分領域から前記第3電極への方向は前記第2方向に沿う。前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第6部分領域の前記第1方向における位置は、前記第5部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における前記位置と、の間にある。前記第2半導体層は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含む。前記第2半導体層は、第1半導体部分、第2半導体部分及び第3半導体部分を含む。前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第6部分領域から前記第3半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第3半導体層は、Al、Ga及びNを含む。前記第3半導体層の少なくとも一部は、前記第2方向において前記第3半導体部分と、前記第2電極部分の少なくとも一部と、の間に設けられる。前記第3半導体層は、Al
y1
Ga
1-y1
N(0<y1≦1)を含む第1部分と、Al
y2
Ga
1-y2
N(0≦y2<1、y2<y1)を含む第2部分と、を含む。前記第2部分は、前記第1部分と、前記第2電極部分の前記少なくとも一部と、の間にある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式図である。
図4は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式図である。
図5は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式図である。
図6は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式図である。
図7は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図8は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図9(a)~図9(c)は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式図である。
図10(a)~図10(c)は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式図である。
図11は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図12は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図13は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図14は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図15(a)~図15(c)は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図16(a)及び図16(b)は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
【0009】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図1は、図2のA1-A2線断面図である。
【0010】
図1及び図2に示すように、実施形態に係る半導体装置110は、第1電極51、第2電極52、第3電極53、及び、半導体部材10Mを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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