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公開番号
2025128598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025351
出願日
2024-02-22
発明の名称
対話制御装置、対話制御システム、対話制御方法及び対話制御プログラム
出願人
株式会社日立システムズ
代理人
弁理士法人湘洋特許事務所
主分類
G10L
15/22 20060101AFI20250827BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】AIとの対話を人間との対話に引き継いでシームレスなエスカレーションを実現する技術の提供を目的とする。
【解決手段】 対話制御装置であって、第1ユーザ端末と、第2ユーザ端末と、大規模言語モデルを用いた対話型AIと、のそれぞれと接続可能な対話制御装置であって、第1ユーザ端末を利用する第1ユーザと対話型AIとの間の第1対話と、第1ユーザと第2ユーザ端末を利用する第2ユーザとの間の第2対話と、を制御する対話制御部を備え、対話制御部は、第1対話中に、第1対話の内容に基づく引継ぎ情報を第2ユーザ端末に出力させて第2対話を開始させることで、第2対話への対話の引継ぎを実行する、ことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ユーザ端末と、第2ユーザ端末と、大規模言語モデルを用いた対話型AIと、のそれぞれと接続可能な対話制御装置であって、
前記第1ユーザ端末を利用する第1ユーザと前記対話型AIとの間の第1対話と、前記第1ユーザと前記第2ユーザ端末を利用する第2ユーザとの間の第2対話と、を制御する対話制御部を備え、
前記対話制御部は、前記第1対話中に、前記第1対話の内容に基づく引継ぎ情報を前記第2ユーザ端末に出力させて前記第2対話を開始させることで、前記第2対話への対話の引継ぎを実行する、
ことを特徴とする対話制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の対話制御装置であって、
前記対話制御部は、前記第1対話の内容を記録した前記対話型AIに、前記引継ぎ情報を生成させ、取得し、前記第2ユーザ端末に出力させる、
ことを特徴とする対話制御装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の対話制御装置であって、
前記対話制御部は、前記第1対話の内容を、前記対話型AIとは異なる記録ユニットに記録させ、前記引継ぎ情報の生成時に前記引継ぎ情報を該記録ユニットに生成させ、取得し、前記第2ユーザ端末に出力させる、
ことを特徴とする対話制御装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の対話制御装置であって、
前記対話制御部は、前記引継ぎ情報を取得すると、引継ぎ情報の出力のために所定の加工処理を行って前記第2ユーザ端末に出力させる、
ことを特徴とする対話制御装置。
【請求項5】
請求項1に記載の対話制御装置であって、
前記対話制御部は、前記第2対話を開始後、前記第1対話を停止するか、または、前記対話型AIに発言の制限を行って前記第2対話に参加させる、
ことを特徴とする対話制御装置。
【請求項6】
第1ユーザ端末と、第2ユーザ端末と、大規模言語モデルを用いた対話型AIのそれぞれと接続可能な対話制御装置を含む対話制御システムであって、
前記第1ユーザ端末を利用する第1ユーザと前記対話型AIとの間の第1対話と、前記第1ユーザと前記第2ユーザ端末を利用する第2ユーザとの間の第2対話と、を制御する対話制御ステップと、
前記第1対話中に、前記第1対話の内容に基づく引継ぎ情報を前記第2ユーザ端末に出力させて前記第2対話を開始させることで、前記第2対話への対話の引継ぎを実行する引継ぎステップと、
を実施することを特徴とする対話制御システム。
【請求項7】
第1ユーザ端末と、第2ユーザ端末と、大規模言語モデルを用いた対話型AIのそれぞれと接続可能な対話制御装置を用いる対話制御方法であって、
前記対話制御装置は、処理部を備え、
前記処理部は、
前記第1ユーザ端末を利用する第1ユーザと前記対話型AIとの間の第1対話と、前記第1ユーザと前記第2ユーザ端末を利用する第2ユーザとの間の第2対話と、を制御する対話制御ステップと、
前記第1対話中に、前記第1対話の内容に基づく引継ぎ情報を前記第2ユーザ端末に出力させて前記第2対話を開始させることで、前記第2対話への対話の引継ぎを実行する引継ぎステップと、
を実施することを特徴とする対話制御方法。
【請求項8】
情報処理装置に対話の制御を行わせる対話制御プログラムであって、
前記情報処理装置は、処理部を備え、
前記処理部に、
第1ユーザ端末を利用する第1ユーザと大規模言語モデルを用いた対話型AIとの間の第1対話と、前記第1ユーザと第2ユーザ端末を利用する第2ユーザとの間の第2対話と、を制御する対話制御ステップと、
前記第1対話中に、前記第1対話の内容に基づく引継ぎ情報を前記第2ユーザ端末に出力させて前記第2対話を開始させることで、前記第2対話への対話の引継ぎを実行する引継ぎステップと、
を実施させることを特徴とする対話制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対話制御装置、対話制御システム、対話制御方法及び対話制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
大規模言語モデルの発達に伴い、コンタクトセンター等のインターフェースとしてチャットボットが活用されつつある。対話的情報システムにおいては、簡単な問い合わせや案内業務をチャットボットに代行させることで、人的資源の効率的な配置を実現することが可能となりつつある。
【0003】
特許文献1には、大規模言語モデルを対話的情報システムに適用する際に、応答テキストの表現がユーザに理解しやすく、かつ対話の目的や文脈に沿った内容となる技術の例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-158992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のシステムによれば、例えばチャットボットを用いて業務を行うことができるレベルの対話を実現可能となる。一方で、応答が適切でない場合、相手には話が通じない(会話が成立しない、訴えを理解してもらえない、適切な回答を得られない)との印象を与えかねず、すべての対話をチャットボットのみで完結させることは容易ではない。そのため、対話の経緯を踏まえて人間(オペレータ)への担当引継ぎを可能とする必要がある。
【0006】
本発明の目的は、上記の点に鑑みてなされたものであり、AIとの対話を人間との対話に引き継いでシームレスなエスカレーションを実現する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
【0008】
上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係る対話制御装置は、第1ユーザ端末と、第2ユーザ端末と、大規模言語モデルを用いた対話型AIと、のそれぞれと接続可能な対話制御装置であって、前記第1ユーザ端末を利用する第1ユーザと前記対話型AIとの間の第1対話と、前記第1ユーザと前記第2ユーザ端末を利用する第2ユーザとの間の第2対話と、を制御する対話制御部を備え、前記対話制御部は、前記第1対話中に、前記第1対話の内容に基づく引継ぎ情報を前記第2ユーザ端末に出力させて前記第2対話を開始させることで、前記第2対話への対話の引継ぎを実行する、ことを特徴とする。
【0009】
また、上記の対話制御装置において、前記対話制御部は、前記第1対話の内容を記録した前記対話型AIに、前記引継ぎ情報を生成させ、取得し、前記第2ユーザ端末に出力させる、ことを特徴とするものであってもよい。
【0010】
また、上記の対話制御装置において、前記対話制御部は、前記第1対話の内容を、前記対話型AIとは異なる記録ユニットに記録させ、前記引継ぎ情報の生成時に前記引継ぎ情報を該記録ユニットに生成させ、取得し、前記第2ユーザ端末に出力させるものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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