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公開番号2025128545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025264
出願日2024-02-22
発明の名称音漏れ抑制マスク
出願人株式会社白鳩
代理人個人,個人
主分類G10K 11/16 20060101AFI20250827BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザが音声を発する際の口の動きに伴いマスク本体が上下動する場合に、マスク本体がユーザの鼻に干渉する程度を抑えることができる音漏れ抑制マスクを提供する。
【解決手段】音漏れ抑制マスクは、ユーザの鼻を覆わず、ユーザの口を覆うマスク本体11を備える。マスク本体11は、マスク本体11の前面を形成するベース部15と、ベース部15の後方に設けられユーザの顔面に密着される顔当て部16とを有する。顔当て部16の上面のうちユーザの鼻の真下に位置する部位に、下方に向けて凹む凹み部55が形成されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが発する音声が外部に漏れるのを抑制する音漏れ抑制マスクであって、
前記ユーザの鼻を覆わず、前記ユーザの口を覆うマスク本体を備え、
前記マスク本体の上面のうち前記ユーザの鼻の真下に位置する部位に、下方に向けて凹む凹み部が形成されている、音漏れ抑制マスク。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記凹み部は、前後方向に延びる溝状に形成されている、請求項1に記載の音漏れ抑制マスク。
【請求項3】
前記マスク本体は、
前記マスク本体の前面を形成する前板部と、
前記前板部の周縁側から後方に延び、前記マスク本体の周面を形成する周壁部と、
を有しており、
前記前板部は、前記周壁部よりも外側に延出したフランジ部を有しており、
前記フランジ部の上端側には、左右方向において前記凹み部と同じ位置に、下方に凹む凹状部が形成されている、請求項2に記載の音漏れ抑制マスク。
【請求項4】
前記マスク本体は、
前記マスク本体の前面を形成するベース部と、
前記ベース部の後方に設けられ、前記ユーザの顔面に密着される顔当て部と、を有し、
前記凹み部は、前記顔当て部の上面に形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の音漏れ抑制マスク。
【請求項5】
前記ベース部は、
前記マスク本体の前面を形成する前板部と、
前記前板部の周縁側から後方に延び、前記ベース部の周面を形成する周壁部と、
を有しており、
前記顔当て部は、
前記ユーザの口の周りで前記ユーザの顔面に密着される環状部と、
前記環状部の上縁部から前方に延び、前記ベース部の前記周壁部の上面に重ねられる延出部と、を有しており、
前記凹み部は、前記環状部の上面と前記延出部の上面とに跨がって前後方向に延びている、請求項4に記載の音漏れ抑制マスク。
【請求項6】
前記顔当て部は、前記ベース部に着脱可能に取り付けられ、
前記ベース部の前記周壁部には、上面において開口する孔部が形成され、
前記延出部の下面側には、前記孔部に嵌め込み可能な突部が設けられ、
前記突部が前記孔部に嵌め込まれることにより、前記延出部が前記ベース部の前記周壁部の上面に着脱可能に取り付けられている、請求項5に記載の音漏れ抑制マスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが発する音声が外部に漏れるのを抑制する音漏れ抑制マスクに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザが発した音声が外部に漏れるのを抑制する音漏れ抑制機能を有したマスクが開示されている。このマスクは、ユーザの鼻を覆わず、ユーザの口を覆うマスク本体を備える。マスク本体は左右方向に長い長円形状とされ、上面と下面とがそれぞれ平坦面、両側の各側面がそれぞれ円弧面とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-153249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ユーザが上記特許文献1のマスク本体を顔に装着して音声を発する際(例えば会話をする際)には、音声を発する際の口の動きに伴いマスク本体が上下動することが想定される。その場合、マスク本体の上面がユーザの鼻に干渉するおそれがあり、その干渉の程度が大きいとユーザが不快感を感じるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが音声を発する際の口の動きに伴いマスク本体が上下動する場合に、マスク本体がユーザの鼻に干渉する程度を抑えることができる音漏れ抑制マスクを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成すべく、本発明の音漏れ抑制マスクは、
ユーザが発する音声が外部に漏れるのを抑制する音漏れ抑制マスクであって、
前記ユーザの鼻を覆わず、前記ユーザの口を覆うマスク本体を備え、
前記マスク本体の上面のうち前記ユーザの鼻の真下に位置する部位に、下方に向けて凹む凹み部が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の音漏れ抑制マスクは、ユーザの鼻を覆わず、ユーザの口を覆うマスク本体を備える。ここで、ユーザがマスク本体を顔に装着して音声を発する際には、ユーザの口の動きに伴いマスク本体が上下動することが想定される。その点、本発明によれば、マスク本体の上面のうちユーザの鼻の真下に位置する部位に、下方に向けて凹む凹み部が形成されている。これにより、ユーザの口の動きに伴いマスク本体が上下動する場合に、マスク本体がユーザの鼻に干渉する程度を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
音漏れ抑制マスクの正面図である。
マスク本体を前方から見た斜視図である。
マスク本体を後方から見た斜視図である。
ベース部を後方から見た斜視図である。
ベース部に蓋部及びカバー部が取り付けられた状態を示す斜視図であり、(a)が斜め上方から見ており、(b)が斜め下方から見ている。
(a)が顔当て部を後方から見た斜視図であり、(b)が顔当て部を前方から見た斜視図である。
マスク本体の凹み部の付近を拡大して示す背面図である。
音漏れ抑制マスクの着用状態を示す正面図である。
ベース部に設けられた電気部品を示す背面図である。
(a)が区画壁に取り付けられた音声導き部を示す斜視図であり、(b)が音声導き部の斜視図である。
マスク本体を下方から見た斜視図である。
マスク本体のイヤホン用端子にイヤホンを接続した状態を示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を具体化した一実施形態の音漏れ抑制マスクについて図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1に示すように、音漏れ抑制マスク10は、ユーザの口を覆うマスク本体11と、マスク本体11をユーザの顔に装着させるバンド12と、ユーザの耳に装着される有線式の一対のイヤホン13とを備える。マスク本体11は、左右方向に延びる横長形状とされ、ユーザの鼻を覆わず口のみを覆うものとなっている(図8も参照)。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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