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公開番号
2025124191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020074
出願日
2024-02-14
発明の名称
音声出力方法、プロジェクター及びプログラム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10L
21/0364 20130101AFI20250819BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ノイズをより効果的に抑制する音声出力方法を提供する。
【解決手段】第2制御部250の第2プロセッサー270に、受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、複数の部分音声データのうち、部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、検出した部分音声データの端部の音声振幅を、所定範囲内にする端処理を実行することと、を実行させる。部分音声データを検出することは、連続して受信する音声データの後尾に位置する部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
音声出力装置が備えるプロセッサーに、
外部から受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、
複数の前記部分音声データのうち、前記部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、
検出した前記部分音声データの前記端部の音声振幅を、前記所定範囲内にする端処理を実行することと、
を実行させ、
前記部分音声データを検出することは、連続して受信する前記音声データの後尾に位置する前記部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した前記一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が前記所定範囲より大きい部分音声データを検出することを含む、音声出力方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記端処理を実行することは、
検出した前記部分音声データの先端において、音声振幅が前記所定範囲内となる時点、又は、検出した前記部分音声データの後端において、音声振幅が前記所定範囲内となる時点を検出し、
検出した前記時点よりも先端、又は、後端の部分音声データを除去することを含む、請求項1記載の音声出力方法。
【請求項3】
前記端処理を実行することは、
前記端部の音声振幅を段階的に小さくし、前記音声振幅が前記所定範囲内となるように補正することを含む、請求項1記載の音声出力方法。
【請求項4】
消失した前記一部分の音声データを挟む前記前後の部分音声データを連結し、
連結した前記部分音声データを音声バッファーに出力する、請求項1記載の音声出力方法。
【請求項5】
前記前後の部分音声データを連結する場合に、
前記前の部分音声データと、前記後の部分音声データと、の位相が連続するように、前記前の部分音声データと、前記後の部分音声データとの接続箇所をそれぞれ決定し、
前記前の部分音声データに、前記接続箇所より後に部分音声データが含まれる場合に、前記接続箇所より後の部分音声データを前記前の部分音声データから除去し、
前記後の部分音声データに、前記接続箇所より前に部分音声データが含まれる場合に、前記接続箇所より前の部分音声データを前記後の部分音声データから除去し、
前記前の部分音声データと、前記後の部分音声データとを前記接続箇所で連結する、請求項1記載の音声出力方法。
【請求項6】
音声データを受信する受信部と、
受信した前記音声データを処理するプロセッサーと、
を備えるプロジェクターであって、
前記プロセッサーに、
外部から受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、
複数の前記部分音声データのうち、前記部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、
検出した前記部分音声データの前記端部の音声振幅を、前記所定範囲内にする端処理を実行することと、
を実行させ、
前記部分音声データを検出することは、連続して受信する前記音声データの後尾に位置する前記部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した前記一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が前記所定範囲より大きい部分音声データを検出することを含む、プロジェクター。
【請求項7】
コンピューターに搭載されたプロセッサーに、
外部から受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、
複数の前記部分音声データのうち、前記部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、
検出した前記部分音声データの前記端部の音声振幅を、前記所定範囲内にする端処理を実行することと、
を実行させ、
前記部分音声データを検出することは、連続して受信する前記音声データの後尾に位置する前記部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した前記一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が前記所定範囲より大きい部分音声データを検出することを含む、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声出力方法、プロジェクター及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無線通信により受信する音声データの再生時に生じるノイズを低減する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1は、分離された複数の音声データの接合部分を基準とした所定の時間的範囲の音声波形を補正することでノイズを除去するプログラムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-22199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ノイズの発生要因は、音声データの接合部分に限られるものではないため、ノイズをより効果的に抑制する技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、音声出力装置が備えるプロセッサーに、外部から受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、複数の前記部分音声データのうち、前記部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、検出した前記部分音声データの前記端部の音声振幅を、前記所定範囲内にする端処理を実行することと、を実行させ、前記部分音声データを検出することは、連続して受信する前記音声データの後尾に位置する前記部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した前記一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が前記所定範囲より大きい部分音声データを検出することを含む、音声出力方法である。
【0007】
本開示は、音声データを受信する受信部と、受信した前記音声データを処理するプロセッサーと、を備えるプロジェクターであって、前記プロセッサーに、外部から受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、複数の前記部分音声データのうち、前記部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、検出した前記部分音声データの前記端部の音声振幅を、前記所定範囲内にする端処理を実行することと、を実行させ、前記部分音声データを検出することは、連続して受信する前記音声データの後尾に位置する前記部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した前記一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が前記所定範囲より大きい部分音声データを検出することを含む、プロジェクターである。
【0008】
本開示は、コンピューターに搭載されたプロセッサーに、外部から受信する音声データを所定サイズごとに分割して複数の部分音声データを生成することと、複数の前記部分音声データのうち、前記部分音声データの端部の音声振幅が所定範囲より大きい部分音声データを検出することと、検出した前記部分音声データの前記端部の音声振幅を、前記所定範囲内にする端処理を実行することと、を実行させ、前記部分音声データを検出することは、連続して受信する前記音声データの後尾に位置する前記部分音声データ、又は、音声データの一部分が消失した場合に、消失した前記一部分の音声データを挟む前後の部分音声データを対象として、音声振幅が前記所定範囲より大きい部分音声データを検出することを含む、プログラムである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
投写システムのシステム構成を示す図。
端末装置及びプロジェクターの構成を示すブロック図。
音声データに途切れが生じた場合の音声波形を示す図。
端処理後の音声波形を示す図。
バッファー処理部の動作を示すフローチャート。
第1実施形態の端処理部の動作を示すフローチャート。
一部分が消失した音声データの音声波形を示す図。
第1音声ブロックと第2音声ブロックとの連結後の音声波形を示す図。
消失前の音声データの音声波形を示す図。
第1音声ブロックと第2音声ブロックとの連結により位相が連続しない場合の音声波形を示す図。
変更前の第1接続点と、変更後の第1接続点と、を示す図。
第2実施形態の端処理部の動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[1.第1実施形態のシステム構成]
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、投写システム1のシステム構成を示す図である。
表示システム1は、端末装置100と、プロジェクター200と、を備える。
端末装置100は、画像データ及び音声データを含むパケットデータをプロジェクター200に供給する装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPC、携帯ゲーム機、ウェアラブル端末などのモバイル端末装置、あるいはデスクトップPCなどの据え置き型装置であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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