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公開番号
2025127896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024891
出願日
2024-02-21
発明の名称
画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
31/02 20060101AFI20250826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】排出されたシートを取り出す際の作業性を向上する。
【解決手段】シートSに画像を形成する画像形成ユニット30を有する画像形成装置10と、画像形成装置10に対して上部に着脱可能に装着される排出装置100と、を備える。排出装置100は、排出位置と、シートの排出方向の下流側が排出位置に位置するときよりも下方となる取出位置と、に移動可能であり、排出されたシートを支持する第1排出トレイ111と、第1排出トレイ111が排出位置に位置するときに、第1排出トレイ111に排出されたシートが排出方向の上流側に移動することを規制する第1ストッパ161と、を有する。第1排出トレイ111は、取出位置に位置するときに、第1排出トレイ111に排出されたシートが排出方向の下流側に移動することを規制する第2ストッパ141を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、
前記画像形成装置に対して上部に着脱可能に装着される排出装置と、を備え、
前記排出装置は、
第1位置と、シートの排出方向の下流側が前記第1位置に位置するときよりも下方となる第2位置と、に移動可能であり、排出されたシートを支持する支持部と、
前記支持部が前記第1位置に位置するときに、前記支持部に排出されたシートが排出方向の上流側に移動することを規制する第1ストッパと、を有し、
前記支持部は、前記第2位置に位置するときに、前記支持部に排出されたシートが前記排出方向の下流側に移動することを規制する第2ストッパを有する、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記支持部は、
前記排出方向の上流側に配置され、前記第1位置と前記第2位置とに回動可能にする支点を有し、
前記第2位置に位置するときに、シートを支持する支持面が水平となる角度以下となる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記排出装置は、前記画像形成装置に固定された筐体を有し、
前記支持部及び前記筐体のうちの一方は、係合凸部を有し、
前記支持部及び前記筐体のうちの他方は、前記係合凸部が係合することで前記支持部を前記第1位置に位置決めする第1係合凹部と、前記係合凸部が係合することで前記支持部を前記第2位置に位置決めする第2係合凹部と、前記第1係合凹部と前記第2係合凹部との間に配置され、前記支持部が前記第1位置から前記第2位置まで回動するときに、前記係合凸部が前記第1係合凹部から前記第2係合凹部まで乗り越えながら移動する突出部と、を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記支持部が前記第1位置から前記第2位置に回動するときに前記係合凸部が前記第1係合凹部から前記第2係合凹部に移動する際に必要な外力を第1外力とした場合に、
前記支持部が前記第2位置から前記第1位置に回動するときに前記係合凸部が前記第2係合凹部から前記第1係合凹部に移動する際に必要な外力は、前記第1外力より小さい第2外力である、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記支持部が前記第1位置から前記第2位置に回動するときに、前記係合凸部が前記第1係合凹部に対して摺動する第1摺動方向の前記突出部の突出方向に対する小さい方の角度を第1角度とした場合に、
前記支持部が前記第2位置から前記第1位置に回動するときに、前記係合凸部が前記第2係合凹部に対して摺動する第2摺動方向の前記突出部の前記突出方向に対する小さい方の角度は、前記第1角度より大きい第2角度である、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記画像形成装置の上部に設けられ、原稿の画像を読み取る読取部と、前記読取部を覆う開閉可能な原稿押さえ部と、を有する画像読取装置を備え、
前記支持部は、前記原稿押さえ部の上方に配置され、かつ、前記第1位置に位置するときに、前記原稿押さえ部を開放しても前記原稿押さえ部に干渉しない位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記支持部は、第1支持部であり、
前記排出装置は、
第3位置と、シートの排出方向の下流側が前記第3位置に位置するときよりも下方となる第4位置と、に移動可能であり、前記第1支持部より上方に配置され、かつ、排出されたシートを支持する第2支持部と、
前記第2支持部が前記第3位置に位置するときに、前記第2支持部に排出されたシートが前記排出方向の上流側に移動することを規制する第3ストッパと、を有し、
前記第2支持部は、前記第4位置に位置するときに、前記第2支持部に排出されたシートが前記排出方向の下流側に移動することを規制する第4ストッパを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記排出装置は、
第5位置と、シートの排出方向の下流側が前記第5位置に位置するときよりも下方となる第6位置と、に移動可能であり、前記第2支持部より上方に配置され、かつ、排出されたシートを支持する第3支持部と、
前記第3支持部が前記第5位置に位置するときに、前記第3支持部に排出されたシートが前記排出方向の上流側に移動することを規制する第5ストッパと、を有し、
前記第3支持部は、前記第6位置に位置するときに、前記第3支持部に排出されたシートが前記排出方向の下流側に移動することを規制する第6ストッパを有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記排出装置は、
第7位置と、シートの排出方向の下流側が前記第7位置に位置するときよりも下方となる第8位置と、に移動可能であり、前記第3支持部より上方に配置され、かつ、排出されたシートを支持する第4支持部と、
前記第4支持部が前記第7位置に位置するときに、前記第4支持部に排出されたシートが前記排出方向の上流側に移動することを規制する第7ストッパと、を有し、
前記第4支持部は、前記第8位置に位置するときに、前記第4支持部に排出されたシートが前記排出方向の下流側に移動することを規制する第8ストッパを有する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真方式や静電記録方式、インクジェット方式等を採用した画像形成装置に、シートを排出する排出装置を装着してなる画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機やプリンタ等の画像形成システムにおいて、画像形成部を有する画像形成装置と、画像形成装置に対して着脱可能に装着され、画像形成装置から搬送されたシートを排出する排出装置と、を有するものが知られている(特許文献1参照)。この画像形成システムでは、省スペース化を図るため、排出装置は画像形成装置の上部に装着されており、そのため排出装置においてシートの搬送経路が垂直に設けられている。
【0003】
この排出装置は、垂直方向に並んで配置された複数段の排出トレイを有している。各排出トレイは、排出されたシートを積載して支持する支持面においてシート排出方向の上流側に位置を合わせてシートを整列するために、この上流側が低くなるように傾斜して設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-194543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の画像形成システムでは、排出装置の排出トレイがシート排出方向において斜め上方を向くように配置されているので、上下の排出トレイ同士の間隔が狭くなっていた。また、排出装置は画像形成装置の上部に装着されているので、排出トレイは高い位置に設けられている。これらの理由から、排出されたシートを取り出す際の作業性が悪かった。
【0006】
本発明は、排出されたシートを取り出す際の作業性を向上できる画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、前記画像形成装置に対して上部に着脱可能に装着される排出装置と、を備え、前記排出装置は、第1位置と、シートの排出方向の下流側が前記第1位置に位置するときよりも下方となる第2位置と、に移動可能であり、排出されたシートを支持する支持部と、前記支持部が前記第1位置に位置するときに、前記支持部に排出されたシートが排出方向の上流側に移動することを規制する第1ストッパと、を有し、前記支持部は、前記第2位置に位置するときに、前記支持部に排出されたシートが前記排出方向の下流側に移動することを規制する第2ストッパを有することを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像形成システムにおいて、排出されたシートを取り出す際の作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを閉じた状態を示す断面図である。
実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを開いた状態を示す断面図である。
実施形態に係る画像形成システムにおける排出トレイの位置決め機構を示す断面図である。
実施形態に係る画像形成システムにおける排出トレイの位置決め機構を示す説明図であり、(A)は側面図、(B)は(A)のI-I線で切断した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を、図1~図4を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、画像形成システム1は、画像形成装置10と排出装置100とを有している。画像形成装置10としては、一例としてタンデム型のフルカラープリンタを適用した場合について説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置10に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよく、更にはインクジェット記録方式の画像形成装置に適用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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