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公開番号
2025125517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2025012942
出願日
2025-01-29
発明の名称
粘着剤および/または接着剤
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人G-chemical
主分類
C09J
201/02 20060101AFI20250820BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】外部刺激により意図的に物理特性を変化することのできる粘着剤および/または接着剤を提供する。粘着剤および/または接着剤を提供する。
【解決手段】下記(a)成分および(b)成分を含有する粘着剤および/または接着剤。
(a)成分:外部刺激により結合が開裂し、その後再結合し得る可逆分解性結合であって、C-C結合またはC-O結合を末端として開裂可能な結合を分子内に有するポリマー(a1)、および/または前記可逆分解性結合をポリマーに導入可能な化合物(a2)
(b)成分:前記開裂により生成する基の少なくとも一方と反応性を有する化合物
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(a)成分および(b)成分を含有する粘着剤および/または接着剤。
(a)成分:外部刺激により結合が開裂し、その後再結合し得る可逆分解性結合であって、C-C結合またはC-O結合を末端として開裂可能な結合を分子内に有するポリマー(a1)、および/または前記可逆分解性結合をポリマーに導入可能な化合物(a2)
(b)成分:前記開裂により生成する基の少なくとも一方と反応性を有する化合物
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記(a)成分は前記ポリマー(a1)を含み、前記ポリマー(a1)は前記可逆分解性結合を有する架橋部位を含む、請求項1に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項3】
前記架橋部位における直鎖の原子数は6以上である、請求項2に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項4】
前記ポリマー(a1)は前記化合物(a2)に由来する構造を含み、前記化合物(a2)は、前記可逆分解性結合を主鎖に有し且つ両末端に反応性官能基を有する多官能性化合物である、請求項1または2に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項5】
前記多官能性化合物は、前記反応性官能基として(メタ)アクリロイル基を有するジ(メタ)アクリレート系化合物である、請求項4に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項6】
前記多官能性化合物は波長370nm以上の光および/または熱で反応し得る、請求項4に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項7】
前記可逆分解性結合は波長370nm未満の光で開裂し得る、請求項1または2に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項8】
前記可逆分解性結合は-O-C-C(=O)-である請求項1または2に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項9】
前記(b)成分は、前記開裂により生成する基のいずれか一方と反応性を有する化合物である、請求項1または2に記載の粘着剤および/または接着剤。
【請求項10】
前記(b)成分はフェノール性水酸基を有する化合物である請求項1または2に記載の粘着剤および/または接着剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着剤および/または接着剤、より具体的には、粘着性を発揮し得る粘着剤層および/または接着性を発揮し得る接着剤層に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ等の光学デバイスの中でも、OLEDに代表される薄型、可撓性ディスプレイは、複数の光学用フィルムや薄層デバイスが積層された状態で構成される。また、感圧センサなどの可撓性を要求されるデバイスは、感圧部材と基板が積層された状態で構成される(特許文献1)。これらの積層体における層間充填剤には、液状硬化樹脂や粘着剤、接着剤が選択され、作業性の向上、硬化収縮による反り、応力分散による可撓性の向上などの観点から、粘着剤や接着剤(粘着剤等)が好ましく用いられている。
【0003】
上記粘着剤等は、特に可撓性部材において、折り曲げ・折り畳みで生じる応力を分散・緩和する機能を担い、該機能は粘着剤等が柔軟であるほど効率的に発現されるとされ(特許文献2)、柔軟な粘着剤等が使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-159463号公報
特開2020-109177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、柔軟な粘着剤等は僅かな応力でも大きく変形し、例えば打ち抜き刃での切り抜き時に、糊はみだし、糊欠け、これらに起因した工程汚染などが生じるなど、粘着剤等を製造・加工する時点で問題が生じることがある。加えて、このような粘着剤等では保管時には自重で糊はみだしが、運搬時には振動・接触による糊欠けなどの問題が生じることもある。
【0006】
このため、製造・加工、保管、運搬など、部材への粘着または接着前には取り扱い性に優れ、使用時、すなわち部材への粘着または接着後は柔軟性に優れる粘着剤層や接着剤層が求められている。
【0007】
本発明はこのような課題を解決するためのものであって、その目的は、外部刺激により意図的に物理特性を変化することのできる粘着剤および/または接着剤を提供する。粘着剤および/または接着剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意努力した結果、外部刺激により開裂する結合を有するポリマーまたは当該結合を当該ポリマーに導入可能な化合物と、上記開裂により生成する基に反応性を有する化合物とを含む粘着剤および接着剤によれば、外部刺激により意図的に物理特性を変化することを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて完成されたものである。
【0009】
すなわち、本発明は、下記(a)成分および(b)成分を含有する粘着剤および/または接着剤を提供する。
下記(a)成分および(b)成分を含有する粘着剤および/または接着剤。
(a)成分:外部刺激により結合が開裂し、その後再結合し得る可逆分解性結合であって、C-C結合またはC-O結合を末端として開裂可能な結合を分子内に有するポリマー(a1)、および/または上記可逆分解性結合をポリマーに導入可能な化合物(a2)
(b)成分:上記開裂により生成する基の少なくとも一方と反応性を有する化合物
【0010】
上記(a)成分は上記ポリマー(a1)を含み、上記ポリマー(a1)は上記可逆分解性結合を有する架橋部位を含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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