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公開番号
2025123429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025102384,2023188084
出願日
2025-06-18,2017-06-15
発明の名称
エンジン
出願人
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
F01N
3/24 20060101AFI20250815BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】シリンダヘッドの配置構成を利用した合理的な改造により、振動によるDPFの支持機構の破損を抑制する。
【解決手段】エンジンは、シリンダヘッドと、排気マニホールドと、前記排気マニホールドからの排気ガスを浄化する排ガス浄化装置と、前記排ガス浄化装置を少なくとも前記シリンダヘッドに固定する支持機構と、を備える。前記排ガス浄化装置は、前記エンジンの長手方向に対して直交に配置され、前記支持機構は、前記排ガス浄化装置を少なくとも前記エンジンの上下方向と左右方向に固定する支持部材を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シリンダヘッドと、
排気マニホールドと、
前記排気マニホールドからの排気ガスを浄化する排ガス浄化装置と、
前記排ガス浄化装置を少なくとも前記シリンダヘッドに固定する支持機構と、を備えるエンジンであって、
前記排ガス浄化装置は、前記エンジンの長手方向に対して直交に配置され、
前記支持機構は、前記排ガス浄化装置を少なくとも前記エンジンの上下方向と左右方向に固定する支持部材を有する、エンジン。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエンジンであって、
前記排ガス浄化装置は、前記支持機構により、さらに前記エンジンの左右方向に固定される。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のエンジンであって、
前記排ガス浄化装置は、その長手方向がエンジンの左右方向を向いて設けられている。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジンであって、
前記支持部材は、前記シリンダヘッドと吸気マニホールドに取り付けられている。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のエンジンであって、
前記排ガス浄化装置の前記排気マニホールド側を支持する支持台が前記シリンダヘッドに固定される。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械や農業機械等の作業機械に搭載されるディーゼルエンジン等のエンジンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シリンダヘッドの上部に、排気マニホールドからの排気ガスを浄化するDPFが、クランク軸の回転軸芯に対して平面視で直交又は略直交する姿勢で配設され、前記排気ガスの一部をEGRガスとして吸気マニホールドに還流する吸気コレクタが、吸気マニホールドに固定されているエンジンが知られる。上述のエンジンは、シリンダヘッドの上部に配設されるDPFの姿勢が、クランク軸の回転軸芯に対して平面視で直交又は略直交する横向き姿勢に構成されているため、例えば、DPFがクランク軸の回転軸芯方向に沿って配設されている場合に比して、エンジン周りの占有スペースのコンパクト化を図ることができる。
【0003】
そして、上述の横向き姿勢のDPFをエンジンに支持させるにあたって、従来では、特許文献1に示すように、DPFをシリンダヘッド及び吸気マニホールドに支持させる支持機構が設けられている。この支持機構は、DPFにおける排気マニホールド側の部位をシリンダヘッドの左側面に固定するための入口側ブラケットと、DPFにおける吸気マニホールド側の部位をシリンダヘッドの前面に固定するための出口側ブラケットと、出口側ブラケットの上下中間部位と吸気マニホールドとを連結する連結ブラケットとから構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-178813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のDPFの支持構造では、シリンダヘッドの左側面に対する入口側ブラケットの取付け位置と、シリンダヘッドの前面に対する出口側ブラケットの取付け位置と、吸気マニホールドに対する連結ブラケットの取付け位置が、平面視でクランク軸の回転軸芯に対する直交方向の線分に対して互いに近い位置に配置されている。そのため、エンジンに伝播される振動によってDPFがクランク軸の回転軸芯方向に沿ったピッチ方向(図1の矢印方向b)に揺れ動き易い。
特に、スキッドステアローダ等の作業機に搭載されるエンジンの場合には、駆動対象機器用の出力軸部が臨むフライホイールハウジングに、作業機用油圧ポンプ等の質量の大きな駆動対象機器(図1、図2の仮想線で示す部分)が固定連結される。そのため、作業機が地面の凹凸や段差等を走行したとき、作業機の上下振動(図1の矢印方向a)が質量の大きな駆動対象機器で増幅されてエンジン及びDPFにピッチ方向(図1の矢印方向b)の揺れとして伝播される。このとき、DPFは、シリンダヘッドの上部における駆動対象機器用の出力軸部側から離間する端部側に配設されているため、エンジン以上にDPFがピッチ方向に大きく揺れ動き、DPFの支持機構の破損を招来する可能性がある。
【0006】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、シリンダヘッドの配置構成を利用した合理的な改造により、振動によるDPFの支持機構の破損を抑制することのできるエンジンを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による第1の特徴構成は、シリンダヘッドと、排気マニホールドと、前記排気マニホールドからの排気ガスを浄化する排ガス浄化装置と、前記排ガス浄化装置を少なくとも前記シリンダヘッドに固定する支持機構と、を備えるエンジンであって、前記排ガス浄化装置は、前記エンジンの長手方向に対して直交に配置され、前記支持機構は、前記排ガス浄化装置を少なくとも前記エンジンの上下方向と左右方向に固定する支持部材を有する点にある。
【0008】
本発明による第2の特徴構成は、前記排ガス浄化装置は、前記支持機構により、さらに前記エンジンの左右方向に固定される点にある。
【0009】
本発明による第3の特徴構成は、前記排ガス浄化装置は、その長手方向がエンジンの左右方向を向いて設けられている点にある。
【0010】
本発明による第4の特徴構成は、前記支持部材は、前記シリンダヘッドと吸気マニホールドに取り付けられている点にある。
本発明による第5の特徴構成は、前記排ガス浄化装置の前記排気マニホールド側を支持する支持台が前記シリンダヘッドに固定される点にある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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