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公開番号
2025123098
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018971
出願日
2024-02-09
発明の名称
コンテナシステム
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20250815BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】輸送コンテナの開口の異常開放の判定精度を向上させる。
【解決手段】輸送コンテナ(10)は、コンテナ本体(11)と、コンテナ本体(11)に接続される冷凍装置(20)とを有する。冷凍装置(20)は、コンテナ本体(11)の内部を冷却する冷却ユニット(20a)を有する。輸送コンテナ(10)には、開口(17)と、開口(17)を開閉する開閉部(18)とが設けられる。制御部(75)は、開口(17)が開放されたときの冷却ユニット(20a)の運転状態に関する第1情報に基づいて、開口(17)の異常開放の有無を判定するための第2情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンテナ本体(11)と前記コンテナ本体(11)に接続される冷凍装置(20)とを有する輸送コンテナ(10)と、
制御部(75)とを備え、
前記冷凍装置(20)は、前記コンテナ本体(11)の内部を冷却する冷却ユニット(20a)を有し、
前記輸送コンテナ(10)には、開口(17)と、前記開口(17)を開閉する開閉部(18)とが設けられ、
前記制御部(75)は、前記開口(17)が開放されたときの前記冷却ユニット(20a)の運転状態に関する第1情報に基づいて、前記開口(17)の異常開放の有無を判定するための第2情報を出力する
コンテナシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1のコンテナシステムにおいて、
前記開口(17)は、前記冷却ユニット(20a)の保守のために設けられた点検口(25)である
コンテナシステム。
【請求項3】
請求項2のコンテナシステムにおいて、
前記第1情報は、前記冷却ユニット(20a)の異常の有無を示す情報を含む
コンテナシステム。
【請求項4】
請求項3のコンテナシステムにおいて、
前記冷却ユニット(20a)は、前記コンテナ本体(11)の内部と前記冷凍装置(20)との間において空気を循環させるための庫内送風機(45)を有し、
前記点検口(25)は、前記庫内送風機(45)を露出させる開口であり、
前記冷却ユニット(20a)の異常は、前記庫内送風機(45)の異常である
コンテナシステム。
【請求項5】
請求項2のコンテナシステムにおいて、
前記第1情報は、電源から前記冷却ユニット(20a)への電力供給の有無を示す情報を含む
コンテナシステム。
【請求項6】
請求項2コンテナシステムにおいて、
前記制御部(75)は、前記開口(17)が開放されたときの前記第1情報と、前記開口(17)が開放されたときの前記冷却ユニット(20a)の保守の要否を確認するための情報とに基づいて、前記第2情報を出力する
コンテナシステム。
【請求項7】
請求項6のコンテナシステムにおいて、
前記冷却ユニット(20a)の保守の要否を確認するための情報は、前記輸送コンテナ(10)の位置を示す情報、または、前記冷却ユニット(20a)の保守の予定を示す情報を含む
コンテナシステム。
【請求項8】
請求項1のコンテナシステムにおいて、
前記開口(17)は、前記輸送コンテナ(10)に収容される収容物を出し入れするための出入口(14)であり、
前記第1情報は、電源から前記冷却ユニット(20a)への電力供給の有無を示す情報を含み、
前記制御部(75)は、前記開口(17)が開放されたときの前記電源から前記冷却ユニット(20a)への電力供給の有無を示す情報と、前記開口(17)が開放されたときの前記輸送コンテナ(10)における前記収容物の出し入れの要否を確認するための情報とに基づいて、第2情報を出力する
コンテナシステム。
【請求項9】
請求項8のコンテナシステムにおいて、
前記輸送コンテナ(10)における前記収容物の出し入れの要否を確認するための情報は、前記輸送コンテナ(10)の位置を示す情報、または、前記輸送コンテナ(10)における前記収容物の出し入れの予定を示す情報を含む
コンテナシステム。
【請求項10】
請求項2~7のいずれか1つのコンテナシステムにおいて、
前記開閉部(18)による前記点検口(25)の開閉を検出する検出器(19)を備え、
前記制御部(75)は、前記検出器(19)による検出結果に基づいて、前記点検口(25)の開放を検出する
コンテナシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンテナシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、輸送コンテナが開示されている。この輸送コンテナには、輸送コンテナの扉に貼られたシールの有無を検出する検出装置が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2003/275467号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような輸送コンテナにおいて、点検口などの開口の異常開放(例えば不正な開放)の有無を判定できるようにすることが考えられる。しかしながら、単に開口の開放を検出するだけでは、その開口の開放が異常開放であるかどうかを精度良く判定することが困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様は、コンテナシステムに関し、このコンテナシステムは、コンテナ本体(11)と前記コンテナ本体(11)に接続される冷凍装置(20)とを有する輸送コンテナ(10)と、制御部(75)とを備え、前記冷凍装置(20)は、前記コンテナ本体(11)の内部を冷却する冷却ユニット(20a)を有し、前記輸送コンテナ(10)には、開口(17)と、前記開口(17)を開閉する開閉部(18)とが設けられ、前記制御部(75)は、前記開口(17)が開放されたときの前記冷却ユニット(20a)の運転状態に関する第1情報に基づいて、前記開口(17)の異常開放の有無を判定するための第2情報を出力する。
【0006】
第1の態様では、開口(17)の異常開放(例えば不正な開放)は、冷却ユニット(20a)の運転状態を考慮せずに行われることが多い。したがって、開口(17)が開放されたときの冷却ユニット(20a)の運転状態に基づいて、開口(17)の異常開放の有無を判定するための情報を出力することで、開口(17)の異常開放の判定精度を向上させることができる。
【0007】
本開示の第2の態様は、第1の態様のコンテナシステムにおいて、前記開口(17)は、前記冷却ユニット(20a)の保守のために設けられた点検口(25)であるコンテナシステムである。
【0008】
第2の態様では、点検口(25)の異常開放の有無を判定することができる。そして、点検口(25)が開放されたときの冷却ユニット(20a)の運転状態に基づいて、点検口(25)の異常開放の有無を判定するための情報を出力することで、点検口(25)の異常開放の判定精度を向上させることができる。
【0009】
本開示の第3の態様は、第2の態様のコンテナシステムにおいて、前記第1情報は、前記冷却ユニット(20a)の異常の有無を示す情報を含むコンテナシステムである。
【0010】
第3の態様では、点検口(25)の異常開放は、冷却ユニット(20a)の異常の有無を考慮せずに行われることが多い。したがって、点検口(25)が開放されたときの冷却ユニット(20a)の異常の有無に基づいて、点検口(25)の異常開放の有無を判定するための情報を出力することで、点検口(25)の異常開放の判定精度を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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