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公開番号2025119546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014508
出願日2024-02-01
発明の名称スキャナ
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06K 7/10 20060101AFI20250806BHJP(計算;計数)
要約【課題】設計の自由度が高く、照明光の映り込みを防止することができ、読取精度を高めることができるスキャナを提供すること。
【解決手段】スキャナは、撮像部と、光源と、保護プレートを有する。撮像部は、撮像視野角の内側の撮像領域にある読取対象を撮像する。光源は、撮像領域の外側に配置され、読取対象に照明光を照射する。保護プレートは、読取対象と光源の間で且つ撮像領域を横切って配置され、撮像視野角の光源側の境界線との間の撮像部側で且つ撮像領域側の角度が90°より大きい平らな表面を有し、照明光及び読取対象からの反射光を透過可能である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像視野角の内側の撮像領域にある読取対象を撮像する撮像部と、
前記撮像領域の外側に配置され、前記読取対象に照明光を照射する光源と、
前記読取対象と前記光源の間で且つ前記撮像領域を横切って配置され、前記撮像視野角の前記光源側の境界線との間の前記撮像部側で且つ前記撮像領域側の角度が90°より大きい平らな表面を有し、前記照明光及び前記読取対象からの反射光を透過可能な保護プレートと、
を有するスキャナ。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記保護プレートの平らな前記表面は、前記保護プレートの前記光源側の第1表面、及び前記保護プレートの前記読取対象側の第2表面の少なくとも一方である、
請求項1に記載のスキャナ。
【請求項3】
前記保護プレートと前記撮像部の間に、前記読取対象からの反射光を反射する反射ミラーを有する、
請求項1に記載のスキャナ。
【請求項4】
前記反射ミラーの少なくとも一部は、前記光源と前記撮像部の間にある、
請求項3に記載のスキャナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、例えば、商品のバーコードを読み取るスキャナに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
商品のバーコードを読み取るスキャナは、バーコードを照明するための光源と、バーコードを撮像する撮像素子を備える。スキャナは、例えば、会計処理をするPOS(Point Of Sales)端末の固定スキャナや、ケーブルを介してPOS端末に接続したハンドスキャナなどである。
【0003】
スキャナは、撮像素子などの保護のため、透明な保護プレートを備えており、保護プレートによって覆われた筐体内に光源及び撮像素子を備える。つまり、光源から出射した照明光は、保護プレートを透過して商品のバーコードがある面に照射され、その反射光が保護プレートを透過して撮像素子で受光される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-80551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
保護プレートの内側に光源と撮像素子を配置すると、保護プレートの内面で反射した照明光が撮像素子で受光されるいわゆる映り込みの問題が生じる可能性がある。映り込みを生じると、バーコードの読み取り精度が低下してしまう。
【0006】
映り込みを防止するため、光源を保護プレートに近付けて配置する方法や、光源を保護プレートの外側に配置する方法なども考えられるが、いずれも光源の配置位置に制約が生じ、設計の自由度が低くなる。
【0007】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、設計の自由度が高く、照明光の映り込みを防止することができ、読取精度を高めることができるスキャナを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係るスキャナは、撮像部と、光源と、保護プレートを有する。撮像部は、撮像視野角の内側の撮像領域にある読取対象を撮像する。光源は、撮像領域の外側に配置され、読取対象に照明光を照射する。保護プレートは、読取対象と光源の間で且つ撮像領域を横切って配置され、撮像視野角の光源側の境界線との間の撮像部側で且つ撮像領域側の角度が90°より大きい平らな表面を有し、照明光及び読取対象からの反射光を透過可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るスキャナの要部を示す断面図である。
図2は、第1の変形例に係るスキャナを示す概略図である。
図3は、第2の変形例に係るスキャナを示す概略図である。
図4は、第3の変形例に係るスキャナを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
図1は、後述する照明光の光軸を含む面で切断したスキャナ10の断面図である。以下の説明では、図1の断面を中心面と称する。スキャナ10の構成要素は、中心面に対して面対称な構造を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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