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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025119499
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014417
出願日
2024-02-01
発明の名称
画像処理装置および画像処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/69 20230101AFI20250806BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】リサイズ処理に制限があったとしても、例えば、クロップズーム機能またはMagnify機能のような切り出し処理及びリサイズ処理を必要とする処理を適切に実行することのできる技術を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第1の切り出し手段と、入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第2の切り出し手段と、第1および第2の切り出し手段の一方と共に使用され、第1または第2の切り出し手段によって切り出された領域を拡大する拡大手段とを有し、拡大手段が第1の切り出し手段と共に使用される第1の状態から、拡大手段が第2の切り出し手段と共に使用される第2の状態に遷移した場合に、第1の切り出し手段は、第1の状態において第1の切り出し手段が切り出していた領域を含む所定サイズの領域を入力画像から切り出して出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第1の切り出し手段と、
前記入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第2の切り出し手段と、
前記第1の切り出し手段と前記第2の切り出し手段との一方と共に使用され、前記第1の切り出し手段または前記第2の切り出し手段によって切り出された領域を拡大する拡大手段と
を有し、
前記拡大手段が前記第1の切り出し手段と共に使用される第1の状態から、前記拡大手段が前記第2の切り出し手段と共に使用される第2の状態に遷移した場合に、前記第1の切り出し手段は、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域を含む所定サイズの領域を前記入力画像から切り出して出力する
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1の状態から前記第2の状態に遷移した場合に、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域のサイズが第1の閾値よりも大きければ、前記第1の切り出し手段は、前記入力画像を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第1の状態から前記第2の状態に遷移した場合に、
前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域のサイズが前記第1の閾値よりも小さく且つ第2の閾値よりも大きければ、前記第1の切り出し手段は、第1のサイズの領域を前記入力画像から切り出して出力し、
前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域のサイズが前記第2の閾値よりも小さければ、前記第1の切り出し手段は、前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズの領域を前記入力画像から切り出して出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
第1の機能のために前記拡大手段が前記第1の切り出し手段と共に使用されている状態において、第2の機能のために前記拡大手段が前記第2の切り出し手段と共に使用されることに関する指示があった場合に、前記第2の機能が実行できないことの通知を行うように制御する制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
(1)第1の機能のために前記拡大手段が前記第1の切り出し手段と共に使用される第1の状態から、前記第2の状態に遷移する場合と、(2)第2の機能のために前記拡大手段が前記第1の切り出し手段と共に使用される第1の状態から、前記第2の状態に遷移する場合とで、前記第1の切り出し手段は異なる処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第1の切り出し手段と、
前記入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第2の切り出し手段と、
前記第1の切り出し手段と前記第2の切り出し手段との一方と共に使用され、前記第1の切り出し手段または前記第2の切り出し手段によって切り出された領域を拡大する拡大手段と
を有し、
前記第1の切り出し手段によって切り出された領域が前記拡大手段によって拡大されて外部機器に出力される第1の状態から、前記拡大手段が前記第2の切り出し手段と共に使用される第2の状態に遷移した場合に、前記第1の切り出し手段は、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域を識別可能に、当該領域を含む画像を
出力する
ことを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
前記第1の状態から前記第2の状態に遷移した場合に、前記第1の切り出し手段は、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域を識別可能に、前記入力画像を出力する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記第1の状態から前記第2の状態に遷移した場合に、前記外部機器が画像を拡大する機能を有していないならば、前記第1の切り出し手段は、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域を識別可能にすることなく、当該領域を含む画像を出力する
ことを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記外部機器が画像を拡大する機能を有するか否かの情報を取得する取得手段
をさらに有する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記取得手段は、前記外部機器が画像を拡大する機能を有するか否かの前記情報を含むEDID情報を、前記外部機器から取得する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特にクロップ機能を用いた画像出力とMagnify機能を用いた画像出力とを行う技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像の一部を切り出すクロップ機能には、「4K画像の中から任意の2K領域を切り出すシンプルクロップ機能」と「任意の領域を4K画像から切り出して2K画像にリサイズするクロップズーム機能」の2種類の機能がある。また、フォーカス調整の補助機能として、「任意の領域を4K画像から切り出して2K画像にリサイズするMagnify機能」がある。クロップズーム機能とMagnify機能とで、動作は同一であるが、用途は異なるため、クロップズーム機能とMagnify機能の両方の機能を有する撮像装置もある。
【0003】
特許文献1には、クロップ機能に関する技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、ズーム倍率がワイド側である場合にはシンプルクロップ機能が使用され、ズーム倍率がテレ側である場合にはクロップズーム機能が使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-48191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スタジオ撮影において、4Kでスタジオ全体を撮影しつつ、クロップズーム機能を用いてオンエア用の画像を取得し、Magnify機能を用いてフォーカス調整用の画像を取得することが考えられる。オンエア用の画像とフォーカス調整用の画像とのそれぞれは、例えば、4K領域の一部を切り出して2Kにリサイズした画像である。オンエア用の画像とフォーカス調整用の画像とで切り出される領域が異なり得る。
【0006】
スイッチャー機材に出力する画像として、クロップズーム機能を用いて、第1の領域に対応する第1の画像と、第2の領域に対応する第2の画像とを取得し、スイッチャー機材が第1の画像と第2の画像との間でオンエア用の画像を切り替えることも考えられる。
【0007】
このように、各々でクロップズーム機能またはMagnify機能を用いる複数の処理を並列に行いたい場合がある。複数のリサイズ回路を用いれば、このような複数の処理を並列に行うことができるが、回路規模が増大してしまう。近年、撮像される画像の高解像度化に伴い1つのリサイズ回路の規模が増大しているため、複数のリサイズ回路を用いることによる回路規模の増大は非常に大きい。さらに、撮像装置といった各種装置の小型化に伴い、回路を搭載できる空間が減少しているため、複数のリサイズ回路が搭載できないこともある。また専用の回路ではなく汎用の回路またはソフトウェア処理でリサイズ処理を実施する場合であっても、リサイズ処理は処理負荷がかかるため、複数の画像に対して同時にリサイズ処理を実行できないこともある。
【0008】
本発明は、リサイズ処理に制限があったとしても、例えば、クロップズーム機能またはMagnify機能のような切り出し処理及びリサイズ処理を必要とする処理を適切に実行することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の画像処理装置は、入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第1の切り出し手段と、前記入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第2の切り出し手段と、前記第1の切り出し手段と前記第2の切り出し手段との一方と共に使用され、前記第1の切り出し手段または前記第2の切り出し手段によって切り出された領域を拡大する拡大手段とを有し、前記拡大手段が前記第1の切り出し手段と共に使用される第1の状態から、前記拡大手段が前記第2の切り出し手段と共に使用される第2の状態に遷移した場合に、前記第1の切り出し手段は、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域を含む所定サイズの領域を前記入力画像から切り出して出力することを特徴とする。
【0010】
本発明の第2の画像処理装置は、入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第1の切り出し手段と、前記入力画像の一部の領域を切り出して出力することが可能な第2の切り出し手段と、前記第1の切り出し手段と前記第2の切り出し手段との一方と共に使用され、前記第1の切り出し手段または前記第2の切り出し手段によって切り出された領域を拡大する拡大手段とを有し、前記第1の切り出し手段によって切り出された領域が前記拡大手段によって拡大されて外部機器に出力される第1の状態から、前記拡大手段が前記第2の切り出し手段と共に使用される第2の状態に遷移した場合に、前記第1の切り出し手段は、前記第1の状態において前記第1の切り出し手段が切り出していた領域を識別可能に、当該領域を含む画像を出力することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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