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公開番号
2025119327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014170
出願日
2024-02-01
発明の名称
プロテクタ、およびバスバモジュール
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250806BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】フラット配索材の延出方向を変化させることが可能なプロテクタおよびバスバモジュールを提供する。
【解決手段】プロテクタ1は、フラット配索材3の第一部分31aが配索される第一通路11を有する第一ケース10と、フラット配索材の第二部分31bが配索される第二通路21を有する第二ケース20と、第一ケースに対して第二ケースを相対回転させることが可能に構成された回転構造と、を備え、第二ケースは、第一部分と第二部分との間に折り返し部32aを形成するように第二部分を保持し、回転構造は、第一ケースに対して第二ケースが相対回転することにより折り返し部における第一部分に対する第二部分の交差角度θを変化させるように構成される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
フラット配索材の第一部分が配索される第一通路を有する第一ケースと、
前記フラット配索材の第二部分が配索される第二通路を有する第二ケースと、
前記第一ケースに対して前記第二ケースを相対回転させることが可能に構成された回転構造と、
を備え、
前記第二ケースは、前記第一部分と前記第二部分との間に折り返し部を形成するように前記第二部分を保持し、
前記回転構造は、前記第一ケースに対して前記第二ケースが相対回転することにより前記折り返し部における前記第一部分に対する前記第二部分の交差角度を変化させるように構成される
ことを特徴とするプロテクタ。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記回転構造は、前記第一ケースおよび前記第二ケースのうち一方のケースに配置された凹部と、前記第一ケースおよび前記第二ケースのうち他方のケースに配置され、かつ前記凹部に挿入される支持軸と、を有し、
前記回転構造は、前記支持軸の中心軸線を回転中心として前記第一ケースに対して前記第二ケースを相対回転させる
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記回転構造は、記第一ケースおよび前記第二ケースのうち一方のケースに配置された円弧状の一対のガイド溝と、前記第一ケースおよび前記第二ケースのうち他方のケースに配置され、かつ前記ガイド溝に挿入される一対の突部と、を有し、
前記回転構造は、前記突部を前記ガイド溝に沿って案内することにより前記第一ケースに対して前記第二ケースを相対回転させる
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記第二ケースは、前記折り返し部を内方から支持することが可能な直線状の縁部を有し、
前記第一ケースに対して前記第二ケースが相対回転する回転位置は、所定の回転位置を含み、
前記第二ケースの回転位置が前記所定の回転位置である場合に、前記フラット配索材は、前記第一部分の延在方向と前記第二部分の延在方向とが平行であるように折り返され、
前記縁部は、前記第二ケースの回転位置が前記所定の回転位置である場合に前記折り返し部を内方から支持するように配置され、
前記第一ケースに対して前記第二ケースが相対回転する回転中心は、前記縁部に沿った線上に位置する
請求項2または3に記載のプロテクタ。
【請求項5】
請求項1に記載のプロテクタと、
前記フラット配索材と、
前記フラット配索材に接続されたコネクタと、
前記フラット配索材に接続されており、かつ電池セルの電極に接続可能な複数のバスバと、
を備えるバスバモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタ、およびバスバモジュールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、フラット配索材に接続されたコネクタを相手コネクタに接続する技術がある。特許文献1には、配線パターンが設けられたフレキシブル基板から構成される回路体と、回路体に取り付けられるコネクタとを備えるコネクタ付き回路体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-021595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フラット配索材をプロテクタによって保護する構成において、プロテクタに対する相手コネクタの相対位置が異なる場合であっても対応できることが望ましい。例えば、プロテクタからフラット配索材が延出する方向を変化させることができれば、位置が異なる相手コネクタに対して共通のプロテクタを適用可能となる。
【0005】
本発明の目的は、フラット配索材の延出方向を変化させることが可能なプロテクタおよびバスバモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のプロテクタは、フラット配索材の第一部分が配索される第一通路を有する第一ケースと、前記フラット配索材の第二部分が配索される第二通路を有する第二ケースと、前記第一ケースに対して前記第二ケースを相対回転させることが可能に構成された回転構造と、を備え、前記第二ケースは、前記第一部分と前記第二部分との間に折り返し部を形成するように前記第二部分を保持し、前記回転構造は、前記第一ケースに対して前記第二ケースが相対回転することにより前記折り返し部における前記第一部分に対する前記第二部分の交差角度を変化させるように構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るプロテクタにおいて、回転構造は、第一ケースに対して第二ケースが相対回転することによりフラット配索材の折り返し部における第一部分に対する第二部分の交差角度を変化させるように構成される。本発明に係るプロテクタによれば、フラット配索材の延出方向を変化させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るバスバモジュールの平面図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタの斜視図である。
図3は、実施形態に係るプロテクタの斜視図である。
図4は、実施形態に係るプロテクタの分解斜視図である。
図5は、実施形態に係る第二ケースの平面図である。
図6は、実施形態に係るプロテクタの平面図である。
図7は、実施形態に係るプロテクタの平面図である。
図8は、実施形態に係るプロテクタの断面図である。
図9は、実施形態に係るプロテクタの平面図である。
図10は、折り返し部の変形について説明する図である。
図11は、折り返し部の変形について説明する図である。
図12は、実施形態に係る他のプロテクタの分解斜視図である。
図13は、実施形態に係る他の第一ケースの斜視図である。
図14は、実施形態に係る他の第一ケースの平面図である。
図15は、実施形態に係る他のプロテクタの平面図である。
図16は、実施形態に係る他のプロテクタの平面図である。
図17は、実施形態に係る第二ケースの一例を示す平面図である。
図18は、実施形態に係る第一ケースの一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るプロテクタ、およびバスバモジュールにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図18を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、プロテクタ、およびバスバモジュールに関する。図1は、実施形態に係るバスバモジュールの平面図、図2および図3は、実施形態に係るプロテクタの斜視図、図4は、実施形態に係るプロテクタの分解斜視図、図5は、実施形態に係る第二ケースの平面図、図6および図7は、実施形態に係るプロテクタの平面図、図8は、実施形態に係るプロテクタの断面図、図9は、実施形態に係るプロテクタの平面図、図10および図11は、折り返し部の変形について説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)
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