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公開番号2025119149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024013849
出願日2024-02-01
発明の名称コネクタ及びコネクタ装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 4/36 20060101AFI20250806BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子同士を適正に接続することができるコネクタ及びコネクタ装置を提供する。
【解決手段】コネクタ100は、相手方機器200の平板形状を有する機器側バスバ210が挿入される第1開口部10aと、第1開口部に挿入された機器側バスバの一方の主面210a上に位置する第2開口部10bと、が形成された絶縁性のハウジング10と、平板形状を有し、ハウジング内に収容され、第1開口部に挿入された機器側バスバと第2開口部との間に位置し、一方の主面20aが第1開口部に挿入された機器側バスバの前記一方の主面と対向するコネクタ端子20と、第2開口部10bに螺合し、コネクタ端子20を第1開口部10aに挿入された機器側バスバに向けて押圧することで、コネクタ端子と機器側バスバとの電気的な接続を固定する締結部材30と、を備える。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
相手方機器の平板形状を有する機器側バスバが挿入される第1開口部と、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの一方の主面上に位置する第2開口部と、が形成された絶縁性のハウジングと、
平板形状を有し、前記ハウジング内に収容され、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバと前記第2開口部との間に位置し、一方の主面が前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの前記一方の主面と対向するコネクタ端子と、
前記第2開口部に螺合し、前記コネクタ端子を前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバに向けて押圧することで、前記コネクタ端子と前記機器側バスバとの電気的な接続を固定する締結部材と、
を備えることを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記コネクタ端子から前記第2開口部に向けて突出する絶縁性の触指防止部を更に備え、
前記締結部材には、前記締結部材が前記第2開口部に螺合した際に前記触指防止部を収容する凹部が形成されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記締結部材は、前記第2開口部に螺合するボルト部と、前記ボルト部において前記第2開口部から前記ハウジングの外方に露出する部分を覆う絶縁カバーと、を有する、
請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
挿通孔が形成された筐体と、前記筐体内に設けられた平板形状の機器側バスバと、を含む相手方機器と、
前記挿通孔に挿通され、前記機器側バスバと接続されるコネクタと、
を備え、
前記コネクタは、
前記機器側バスバが挿入される第1開口部と、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの一方の主面上に位置する第2開口部と、が形成された絶縁性のハウジングと、
平板形状を有し、前記ハウジング内に収容され、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバと前記第2開口部との間に位置し、一方の主面が前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの前記一方の主面と電気的に接続されるコネクタ端子と、
前記第2開口部に螺合し、前記コネクタ端子を前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバに向けて押圧することで、前記コネクタ端子と前記機器側バスバとの電気的な接続を固定する締結部材と、
を含むことを特徴とするコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ及びコネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、第一接続面を有する導電性の第一導体部及び第二接続面を有する導電性の第二導体部と、第一接続面及び第二接続面を向かい合わせて第一導体部及び第二導体部の電気的な接続を行うための一対の締結部材と、第一導体部を収容するための絶縁性の第一絶縁部及び第二導体部を収容するための絶縁性の第二絶縁部とを備えて構成されるコネクタが開示されている。このコネクタにおいて、第一絶縁部及び第二絶縁部は、第一導体部及び第二導体部を覆う第一触指防止部及び第二触指防止部を有し、且つ、第一導体部及び第二導体部の両側位置で一対の締結部材による締結を行う部分としての第一絶縁締結部及び第二絶縁締結部を有する。特許文献1においては、上記の構成により、絶縁状態での作業が可能となるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-72236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気自動車等に用いられる高圧コネクタにおいては、車両の組み立てを行う作業者やメンテナンスサービスを行う作業者の安全性の観点から、作業者の手指等が導通部(金属部)と接触しないようにする接触防止構造が求められる。接触防止構造が採用されるコネクタにおいて、端子同士を適正に接続できる構造が望まれている。
【0005】
本発明の目的は、端子同士を適正に接続することができるコネクタ及びコネクタ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコネクタは、相手方機器の平板形状を有する機器側バスバが挿入される第1開口部と、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの一方の主面上に位置する第2開口部と、が形成された絶縁性のハウジングと、平板形状を有し、前記ハウジング内に収容され、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバと前記第2開口部との間に位置し、一方の主面が前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの前記一方の主面と対向するコネクタ端子と、前記第2開口部に螺合し、前記コネクタ端子を前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバに向けて押圧することで、前記コネクタ端子と前記機器側バスバとの電気的な接続を固定する締結部材と、を備える。
【0007】
本発明のコネクタ装置は、挿通孔が形成された筐体と、前記筐体内に設けられた平板形状の機器側バスバと、を含む相手方機器と、前記挿通孔に挿通され、前記機器側バスバと接続されるコネクタと、を備え、前記コネクタは、前記機器側バスバが挿入される第1開口部と、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの一方の主面上に位置する第2開口部と、が形成された絶縁性のハウジングと、平板形状を有し、前記ハウジング内に収容され、前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバと前記第2開口部との間に位置し、一方の主面が前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバの前記一方の主面と電気的に接続されるコネクタ端子と、前記第2開口部に螺合し、前記コネクタ端子を前記第1開口部に挿入された前記機器側バスバに向けて押圧することで、前記コネクタ端子と前記機器側バスバとの電気的な接続を固定する締結部材と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタ及びコネクタ装置は、端子同士を適正に接続することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るコネクタを示す断面図である。
図2は、実施形態に係るコネクタと相手方機器との接続態様を示す断面図である。
図3は、実施形態に係るコネクタと相手方機器との接続態様を示す断面図である。
図4は、実施形態に係るコネクタ装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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