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公開番号
2025117635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012467
出願日
2024-01-31
発明の名称
電池収容体及び電池パック
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/503 20210101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】部品点数を減らすことができる電池収容体及び電池パックを提供する。
【解決手段】一実施形態の電池収容体は、複数の電池セルを、一対のセル端子を搭載面に向けて収容可能な筐体と、搭載面に沿って延伸方向に延びる第一延伸部と、第一延伸部の延伸方向の一方側において、第一延伸部に連続してつながっている第一ばね部と、第一延伸部の延伸方向の他方側において、第一延伸部に連続してつながっている第二ばね部と、を備える第一接続バスバと、を備え、複数の電池セルが、第一電池セルと第二電池セルとを含み、第一ばね部が、第一電池セルの一対のセル端子のうち、離間方向の一方側のセル端子に接続可能であり、第二ばね部が、第二電池セルの一対のセル端子のうち、離間方向の一方側のセル端子に接続可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
搭載面を有し、離間方向に離れている一対のセル端子を各々備える複数の電池セルを、前記一対のセル端子を前記搭載面に向けて収容可能な筐体と、
前記搭載面に沿って延伸方向に延びる第一延伸部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の一方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第一ばね部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の他方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第二ばね部と、を備える第一接続バスバと、
を備え、
前記複数の電池セルが、第一電池セルと第二電池セルとを含み、
前記第一ばね部が、前記第一電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記離間方向の一方側のセル端子に接続可能であり、
前記第二ばね部が、前記第二電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記離間方向の一方側のセル端子に接続可能である、
電池収容体。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第一ばね部が、前記第一延伸部から前記延伸方向の他方に曲がって延びている形状を有する第一板ばねを備え、
前記第二ばね部が、前記第一延伸部から前記延伸方向の一方に曲がって延びている形状を有する第二板ばねを備える、
請求項1に記載の電池収容体。
【請求項3】
前記複数の電池セルが、第三電池セルをさらに含み、
前記第一電池セル、前記第二電池セル及び前記第三電池セルが、前記延伸方向に順に隣り合って並んでいて、
前記搭載面に沿って前記延伸方向に延びる第二延伸部と、前記第二延伸部の前記延伸方向の一方側において、前記第二延伸部に連続してつながっている第三ばね部と、前記第二延伸部の前記延伸方向の他方側において、前記第二延伸部に連続してつながっている第四ばね部と、を備える第二接続バスバをさらに備え、
前記第三ばね部が、前記第二電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記離間方向の他方側のセル端子に接続可能であり、
前記第四ばね部が、前記第三電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記離間方向の他方側のセル端子に接続可能である、
請求項1又は2に記載の電池収容体。
【請求項4】
前記複数の電池セルの各電圧信号を出力可能な信号コネクタと、前記第一接続バスバ及び前記第二接続バスバの各々と前記信号コネクタとの間を接続している複数の電圧信号配線と、モールド材と、を備える配索モジュールをさらに備え、
前記モールド材が、前記第一接続バスバと、前記第二接続バスバと、前記信号コネクタと、前記複数の電圧信号配線と、を一体化している、
請求項3に記載の電池収容体。
【請求項5】
前記配索モジュールが、前記複数の電池セルの温度を検出可能な温度センサと前記信号コネクタとの間を接続している温度信号配線をさらに備える、
請求項4に記載の電池収容体。
【請求項6】
前記配索モジュールが、前記複数の電池セルの電池状態を推定する処理回路と、前記電池状態に基づき、前記複数の電池セルの間の電圧を平滑化するバランス回路と、をさらに備える、
請求項4に記載の電池収容体。
【請求項7】
各電池セルが、前記一対のセル端子が突出する電極面を有し、
前記筐体が、前記電極面に接し、前記電池セルの移動を規制するストッパを備える、
請求項1又は2に記載の電池収容体。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の電池収容体と、
前記複数の電池セルと、
を備える電池パック。
【請求項9】
前記筐体が、開口を有し、
前記開口を塞ぎながら、前記第一電池セルと前記第二電池セルを、前記第一接続バスバに向かって押し付けるカバーをさらに備える、
請求項8に記載の電池パック。
【請求項10】
搭載面を有し、一対のセル端子を各々備える複数の電池セルを、前記一対のセル端子の少なくとも一方のセル端子を前記搭載面に向けて収容可能な筐体と、
前記搭載面に沿って延伸方向に延びる第一延伸部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の一方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第一ばね部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の他方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第二ばね部と、を備える第一接続バスバと、
を備え、
前記複数の電池セルが、第一電池セルと第二電池セルとを含み、
前記第一ばね部が、前記第一電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記一方のセル端子に接続可能であり、
前記第二ばね部が、前記第二電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記一方のセル端子に接続可能である、
電池収容体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電池収容体及び電池パックに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電力供給源としての複数の電池セルが機器に利用されることは広く知られている。例えば特許文献1には、電気自動車に、複数の電池セルを含む二次電池モジュールが利用されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-149227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された二次電池モジュールでは、複数の電池セルのセル端子であって、バスバケースに設けられた端子挿入孔に挿入されたセル端子の間をバスバでつないでいる。しかし、特許文献1に開示された二次電池モジュールの構成だと、複数の電池セルのセル端子とバスバとの接続するための部品点数が多くなることがある。
【0005】
本発明の一実施形態は、部品点数を減らすことができる電池収容体、電池パックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態の電池収容体は、搭載面を有し、離間方向に離れている一対のセル端子を各々備える複数の電池セルを、前記一対のセル端子を前記搭載面に向けて収容可能な筐体と、前記搭載面に沿って延伸方向に延びる第一延伸部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の一方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第一ばね部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の他方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第二ばね部と、を備える第一接続バスバと、を備え、前記複数の電池セルが、第一電池セルと第二電池セルとを含み、前記第一ばね部が、前記第一電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記離間方向の一方側のセル端子に接続可能であり、前記第二ばね部が、前記第二電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記離間方向の一方側のセル端子に接続可能である。
【0007】
本発明の一実施形態の電池収容体は、搭載面を有し、一対のセル端子を各々備える複数の電池セルを、前記一対のセル端子の少なくとも一方のセル端子を前記搭載面に向けて収容可能な筐体と、前記搭載面に沿って延伸方向に延びる第一延伸部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の一方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第一ばね部と、前記第一延伸部の前記延伸方向の他方側において、前記第一延伸部に連続してつながっている第二ばね部と、を備える第一接続バスバと、を備え、前記複数の電池セルが、第一電池セルと第二電池セルとを含み、前記第一ばね部が、前記第一電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記一方のセル端子に接続可能であり、前記第二ばね部が、前記第二電池セルの前記一対のセル端子のうち、前記一方のセル端子に接続可能である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態の電池収容体及び電池パックによれば、部品点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電池パックの正面図である。
実施形態に係る電池パックの平面図である。
図2のIII-III線断面図である。
実施形態に係る電池収容体の平面図である。
図2のV-V線断面図である。
実施形態に係る各接続バスバの斜視図である。
図2のVII-VII線断面図である。
実施形態に係る配索モジュールの系統図である。
実施形態に係るカバー装着前の電池パックの、図2のV-V線における断面図である。
実施形態の第一変形例に係る電池パックの、図2のIII-III線における断面図である。
実施形態の第二変形例に係る配索モジュールの系統図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本実施形態の電池収容体及び電池パックについて、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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