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公開番号
2025117201
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011930
出願日
2024-01-30
発明の名称
ワイヤーハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01B
7/00 20060101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コストを抑え易く、仕様変更に柔軟に対応でき、環境に応じた適切なシールド性能を発揮し易くすることが可能なワイヤーハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス1は、複数の電線10と、不織布、及び、不織布を構成する繊維上に被覆された導電性金属からなるめっき部を備え、複数の電線10の特定箇所SPに巻き付けられた導電性不織布テープ20や導電性不織布シート30とを備え、これらは、複数の電線10上に対して、1周以上の巻き周数で巻き付けられると共に、異なる巻き周数で巻かれた箇所を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線と、
不織布、及び、前記不織布を構成する繊維上に被覆された導電性金属からなるめっき部を備え、前記複数の電線の特定箇所に巻き付けられた導電性不織布と、を備え、
前記導電性不織布は、前記複数の電線上に対して、1周以上の巻き周数で巻き付けられると共に、異なる巻き周数で巻かれた箇所を有する
ことを特徴とするワイヤーハーネス。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記導電性不織布は、一面に第1粘着層を有した導電性不織布テープを有して構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス。
【請求項3】
前記導電性不織布は、複数周巻き付けられる箇所において、内側が第1粘着層を有しない導電性不織布シートで構成され、外側が一面に前記第1粘着層を有した導電性不織布テープで構成され、
前記導電性不織布テープは、内側の前記導電性不織布シート上において、前記第1粘着層が前記導電性不織布シート側となるように巻き付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス。
【請求項4】
樹脂材と前記樹脂材の一面に設けられた第2粘着層とを有し、前記第2粘着層が内側となるようにして前記複数の電線の所定箇所に巻き付けられた樹脂テープ部材と、をさらに備え、
前記導電性不織布が巻かれ前記樹脂テープ部材が巻かれていない箇所と、前記樹脂テープ部材が巻かれ前記導電性不織布が巻かれていない箇所との双方を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス。
【請求項5】
樹脂材と前記樹脂材の一面に設けられた第2粘着層とを有し、前記第2粘着層が内側となるようにして前記導電性不織布上に巻き付けられた樹脂テープ部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス。
【請求項6】
前記導電性不織布は、一面に第1粘着層を有した導電性不織布テープで構成され、同一の前記特定箇所内において前記導電性不織布テープの巻き周数が他の箇所よりも多くされた箇所を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のワイヤーハーネス。
【請求項7】
前記導電性不織布は、一面に第1粘着層を有した導電性不織布テープで構成され、複数の前記特定箇所において、前記複数の電線上に1周以上の巻き周数で巻き付けられ、
1の前記特定箇所における前記導電性不織布テープの巻き周数は、他の前記特定箇所における前記導電性不織布テープの巻き周数よりも多くされている
ことを特徴とする請求項4に記載のワイヤーハーネス。
【請求項8】
前記導電性不織布は、前記複数の電線の端部となる端末部、及び、前記複数の電線が分岐する分岐部の少なくとも1つの要部において、前記要部を除く他の箇所よりも巻き周数が多くされている
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のワイヤーハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の電線やその周囲の機器等をノイズから保護するシールド部を備えたワイヤーハーネスが提案されている。このようなワイヤーハーネスには、例えば、電線サイズやシールド要求性能別に大きさや密度が設定された金属編組が用いられている。また、金属編組の外周に絶縁体からなる外皮を設けたものも提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のようなワイヤーハーネスは、様々な電線サイズやシールド要求性能に対応するために、それぞれ多種類の金属編組を要し、それぞれのワイヤーハーネスに対して金属編組が専用品化している。このため、ワイヤーハーネスは、専用品化された金属編組によってコスト高となり易いという問題がある。
【0005】
また、ワイヤーハーネスの製造後に、ワイヤーハーネスを配索する箇所においてシールド性能を満足しないことが発覚した場合、金属編組ごと、すなわちワイヤーハーネスごと変更する必要が生じてしまう。ワイヤーハーネスを配策後、車両側の搭載機器の変更によりシールド性能を満足しなくなった場合等も同様である。このように、特許文献1に記載のワイヤーハーネスは、金属編組が専用品化していることから、仕様変更に対応し難いという問題がある。
【0006】
さらに、ワイヤーハーネス内の特定の箇所のみで、シールド機能が他の箇所より高く要求される場合、金属編組では対応し難い。よって、環境に応じた適切なシールド性能を発揮し難いという問題がある。
【0007】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、コストを抑え易く、仕様変更に柔軟に対応でき、環境に応じた適切なシールド性能を発揮し易くすることが可能なワイヤーハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るワイヤーハーネスは、複数の電線と、不織布、及び、前記不織布を構成する繊維上に被覆された導電性金属からなるめっき部を備え、前記複数の電線の特定箇所に巻き付けられた導電性不織布と、を備え、前記導電性不織布は、前記複数の電線上に対して、1周以上の巻き周数で巻き付けられると共に、異なる巻き周数で巻かれた箇所を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コストを抑え易く、仕様変更に柔軟に対応でき、環境に応じた適切なシールド性能を発揮し易くすることが可能なワイヤーハーネスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るワイヤーハーネスを示す平面図である。
図1に示した導電性不織布テープの詳細を示す断面図であり、(a)はテープ長手方向に直交する断面を示し、(b)は一部拡大図を示している。
図1に示した導電性不織布シートの詳細を示す断面図であり、シート長手方向に直交する断面を示している。
図1に示した樹脂テープ部材の詳細を示す断面図であり、テープ長手方向に直交する断面を示している。
図1に示したV-V断面図である。
図1に示したVI-VI断面図である。
図1に示したVII-VII断面図である。
図1に示したVIII-VIII断面図である。
図1に示したIX-IX断面図である。
図1に示したX-X断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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