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公開番号
2025118566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025013743
出願日
2025-01-30
発明の名称
クラウド印刷サービスへステータスを通知する装置、方法、プログラム、及び記憶媒体
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250805BHJP(計算;計数)
要約
【課題】クラウド印刷サービスのシステム、方法、及びソフトウェアを提供する。
【解決手段】実施形態で、クラウド印刷メディエータは、クラウド印刷サービス及びプリンタに通信可能に結合される。クラウド印刷メディエータは、クラウド印刷サービスから印刷ジョブを受け取り、印刷ジョブをプリンタにサブミットし、印刷ジョブの処理に関してプリンタからステータスメッセージを受け取り、ステータス通知がクラウド印刷サービスに報告されることを許される1つ以上の条件を定義するスロットリング基準を特定し、スロットリング基準に基づきステータス通知スロットリングを実行して、プリンタから受信されたステータスメッセージに応答してクラウド印刷サービスに報告されるステータス通知を調整するよう構成される。
【選択図】図8A
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンタ及びクラウドコンピューティングプラットフォーム上にプロビジョニングされたクラウド印刷サービスに通信可能なクラウド印刷メディエータを有する装置であって、
前記クラウド印刷メディエータは、
前記クラウド印刷サービスから印刷ジョブを受け取り、
受け取った前記印刷ジョブを前記プリンタに送信し、
前記プリンタから受け取った前記印刷ジョブの処理に関するステータスメッセージに基づき前記クラウド印刷サービスにステータス通知を送信する際に、予め定めたスロットリング基準に基づき当該ステータス通知を調整するよう構成される、
装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記クラウド印刷メディエータは、
前記プリンタから受け取ったステータスメッセージと前記スロットリング基準とを比較し、前記ステータスメッセージが前記スロットリング基準を満たす場合には当該ステータスメッセージに基づくステータス通知を前記クラウド印刷サービスに送信し、満たさない場合には当該ステータス通知を送信しないよう構成される、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記スロットリング基準は、ステータスメッセージが状態遷移を示す場合に、ステータス通知が許される、という条件を定義する、
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記スロットリング基準は、前記ステータスメッセージが、前記プリンタで前記印刷ジョブを印刷する進行が1つ以上の進行閾値に達することを示す場合に、ステータス通知が許される、という条件を定義する、
請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記スロットリング基準は、ある期間の経過時に周期的にステータス通知が許される、という条件を定義する、
請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記スロットリング基準は、前記プリンタからの前記ステータスメッセージの閾値の受信後にステータス通知が許される、という条件を定義する、
請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記クラウド印刷メディエータは、
前記スロットリング基準に基づき前記ステータス通知の調整を行うべきかどうかを決定するよう更に構成される、
請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記クラウド印刷メディエータは、
前記プリンタの状態又は前記印刷ジョブの状態に基づき前記ステータス通知の調整を行うべきかどうかを決定するよう更に構成される、
請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記クラウド印刷メディエータは、
前記印刷ジョブのサイズに基づき前記ステータス通知の調整を行うべきかどうかを決定するよう更に構成される、
請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記クラウド印刷メディエータは、
前記プリンタが前記ステータスメッセージを前記クラウド印刷メディエータにプッシュするプロトコルを使用するかどうかに基づき前記ステータス通知の調整を行うべきかどうかを決定するよう更に構成される、
請求項7に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
以下の開示は、印刷の分野に、より具体的には、印刷サービスに関係がある。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
クラウド印刷サービスは、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、パーソナル・コンピュータ(PCF403)などのデバイスを1つ以上のネットワーク接続プリンタと接続する。ユーザは、印刷ジョブをネットワーク接続プリンタにサブミットするためにクラウド印刷サービスにアクセスし得る。例えば、ユーザは、広告やマーケティング資料、製品マニュアル、本、請求書/領収書、設計図、郵送物、などを印刷するための印刷ジョブをサブミットするために商用のクラウド印刷サービスにアクセスすることがある。クラウド印刷サービスは多くの利点をもたらすが、クラウドコンピューティングプラットフォーム上でクラウド印刷サービスを運用するには、計算資源、記憶資源、ネットワーク資源、メッセージ処理、などの関連コストがかかる。
【発明の概要】
【0003】
本明細書で記載される実施形態は、クラウド印刷サービスのためのステータス通知スロットリングを提供する。概要として、印刷ジョブがクラウド印刷サービスによってプリンタにサブミットされる場合、プリンタは膨大な量のステータス更新を生成する可能性がある。実施形態で、クラウド印刷メディエータは、1つ以上のプリンタとともにオンプレミスにあり、クラウド印刷サービスに報告されるステータス更新を調整又は制限するよう構成される。1つの技術的利点は、許容可能なフィードバックレベルを維持しながら、クラウド印刷サービスに報告されるステータス更新の全体数を減らすことができる点である。これにより、クラウドコンピューティングプラットフォーム上でクラウド印刷サービスを実装することに付随したクラウド資源のコストを減らすことができ、また、オンプレミス設備とクラウド印刷サービスとの間のネットワーク帯域幅要件も減らすことができる。
【0004】
実施形態で、装置は、クラウドコンピューティングプラットフォーム上でプロビジョニングされたクラウド印刷サービスに通信可能に結合し、かつ、プリンタに通信可能に結合するよう構成されるクラウド印刷メディエータを有する。クラウド印刷メディエータは、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを有する。少なくとも1つのプロセッサは、クラウド印刷メディエータに、少なくとも、クラウド印刷サービスから印刷ジョブを受け取らせ、印刷ジョブをプリンタにサブミットさせ、印刷ジョブの処理に関してプリンタからステータスメッセージを受け取らせ、ステータス通知がクラウド印刷サービスに報告されることを許される1つ以上の条件を定義するスロットリング基準を特定させ、プリンタから受け取られたステータスメッセージに応答してクラウド印刷サービスに報告されるステータス通知を調整するようにスロットリング基準に基づきステータス通知スロットリングを実行させるよう構成される。
【0005】
実施形態で、クラウド印刷サービスへのステータス通知をスロットリングする方法が開示される。方法は、クラウド印刷サービスから印刷ジョブを受け取ることと、印刷ジョブをプリンタにサブミットすることと、印刷ジョブの処理に関してプリンタからステータスメッセージを受け取ることと、ステータス通知がクラウド印刷サービスに報告されることを許される1つ以上の条件を定義するスロットリング基準を特定することと、プリンタから受け取られたステータスメッセージに応答してクラウド印刷サービスに報告されるステータス通知を調整するようにスロットリング基準に基づきステータス通知スロットリングを実行することとを有する。
【0006】
他の実施形態には、以下で記載されるコンピュータ可読媒体、他のシステム、又は他の方法が含まれ得る。
【0007】
上記の要約は、本明細書のいくつかの側面の基本理解をもたらすものである。この要約は、本明細書の広範囲に及ぶ概要ではない。本明細書の重要な又は必須の要素を特定したり、本明細書の特定の実施形態の如何なる範囲も又は特許請求の範囲の如何なる範囲も確定したりすることは意図されない。その唯一の役割は、本明細書のいくつかの概念を簡略化された形で、後で呈示されるより詳細な説明の前置きとして呈示することである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示のいくつかの実施形態が、これより、単なる例として、添付の図面を参照して説明される。同じ参照番号は、全ての図面で、同じ要素又は同じタイプの要素を表す。
【0009】
クラウド印刷アーキテクチャを表す。
例示的な実施形態における他のクラウド印刷アーキテクチャを表す。
例示的な実施形態におけるクラウド印刷サービスのブロック図である。
例示的な実施形態における顧客ポータルのブロック図である。
例示的な実施形態におけるプロデューサポータルのブロック図である。
例示的な実施形態におけるクラウド印刷メディエータのブロック図である。
例示的な実施形態におけるクラウド印刷サービスに関わる通信を表す。
例示的な実施形態におけるクラウド印刷サービスに関わる通信を表す。
例示的な実施形態におけるクラウド印刷サービスに関わる通信を表す。
例示的な実施形態における、ステータス通知をスロットリングする方法を表すフローチャートである。
例示的な実施形態における、ステータス通知をスロットリングする方法を表すフローチャートである。
例示的な実施形態における、ステータス通知をスロットリングする方法を表すフローチャートである。
例示的な実施形態においてアクティブ化されたステータス通知スロットリングを表す図である。
例示的な実施形態において非アクティブ化されたステータス通知スロットリングを表す図である。
例示的な実施形態におけるスロットリング基準を表す。
例示的な実施形態におけるスロットリング基準を表す。
例示的な実施形態において、所望の機能を実行するためのプログラムされた命令を具現化するコンピュータ可読媒体を実行するよう動作可能な処理システムを表す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図及び以下の記載は、具体的な例示的実施形態を説明するものである。よって、当業者であれば、本明細書で明示的な記載又は図示されてないとしても、実施形態の原理を具現化し、実施形態の範囲内に含まれる様々な配置を考え出すことができるだろうことが理解されるであろう。更に、本明細書で記載される如何なる例も、実施形態の原理を理解するのに役立つよう意図され、そのような具体的に記載された例及び条件に制限されないものとして解釈されるべきである。結果として、発明概念は、以下で記載される具体的な実施形態又は例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲及びその均等によって限定されるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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