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公開番号2025115100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009446
出願日2024-01-25
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム
出願人国立大学法人東海国立大学機構
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類G09B 19/00 20060101AFI20250730BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】運転者のより詳細な運転リスク特性を特定する。
【解決手段】情報処理装置は、データ取得部と分類処理部とを備える。データ取得部は、複数の運転者について、移動体運転時の各タイミングにおける移動体の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データを取得する。分類処理部は、複数の運転者のそれぞれについて、加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、運転者による複数の危険運転行動を、横加速度と縦加速度との組合せに基づき設定された複数の危険運転行動パターンに分類し、分類結果を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置であって、
複数の運転者について、移動体運転時の各タイミングにおける前記移動体の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データを取得するデータ取得部と、
前記複数の運転者のそれぞれについて、前記加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、前記運転者による複数の危険運転行動を、前記横加速度と前記縦加速度との組合せに基づき設定された複数の危険運転行動パターンに分類し、分類結果を出力する分類処理部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記分類結果は、各前記危険運転行動パターンに属する前記危険運転行動の割合を示す情報を含む、情報処理装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記分類処理部は、混合ガウス分布モデルを用いて、前記クラスタリングを実行する、情報処理装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記加速度データは、前記各タイミングにおける前記移動体の位置を示す位置情報を含み、
前記情報処理装置は、さらに、前記危険運転行動の発生時間および発生位置を示す時空間情報を作成し、前記時空間情報を出力する時空間情報処理部を備える、情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置であって、
複数の運転者について、移動体運転時の各タイミングにおける前記移動体の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データを取得するデータ取得部と、
前記加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、前記複数の運転者を、運転リスクレベルが互いに異なる複数の運転行動グループに分類し、分類結果を出力する分類処理部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理装置であって、
前記分類処理部は、前記加速度データに基づき、予め設定された危険な加速操作に該当する運転操作の割合を示す第1パラメータと、運転行動の不安定さを示す第2パラメータとを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとを用いて前記クラスタリングを実行する、情報処理装置。
【請求項7】
請求項5または請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記分類処理部は、階層型クラスタリングアルゴリズムを用いて前記クラスタリングを実行する、情報処理装置。
【請求項8】
請求項5または請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記分類処理部は、さらに、前記複数の運転者のそれぞれについて、前記加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、前記運転者による複数の危険運転行動を、前記横加速度と前記縦加速度との組合せに基づき設定された複数の危険運転行動パターンに分類し、分類結果を出力する、情報処理装置。
【請求項9】
情報処理方法であって、
複数の運転者について、移動体運転時の各タイミングにおける前記移動体の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データを取得する工程と、
前記複数の運転者のそれぞれについて、前記加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、前記運転者による複数の危険運転行動を、前記横加速度と前記縦加速度との組合せに基づき設定された複数の危険運転行動パターンに分類し、分類結果を出力する工程と、
を備える、情報処理方法。
【請求項10】
情報処理方法であって、
複数の運転者について、移動体運転時の各タイミングにおける前記移動体の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データを取得する工程と、
前記加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、前記複数の運転者を、運転リスクレベルが互いに異なる複数の運転行動グループに分類し、分類結果を出力する工程と、
を備える、情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、移動体の運転者の運転リスク特性を特定するための情報処理に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の移動体の運転者の運転リスク特性を特定することは、種々の場面で有用である。例えば、特定された運転リスク特性を運転者にフィードバックしたり、特定された運転リスク特性を保険に利用したりすることにより、運転者に運転行動の改善を促すことができる。
【0003】
従来、車両の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データに基づき、車両の運転者の運転リスク特性を評価する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
ジョアン・ダブリュ・ジュベール(Johan W. Joubert)、外2名、「ドライバーの行動のリスクを評価するための加速度計データとコンテキスト変数との組合せ(Combining accelerometer data and contextual variables to evaluate the risk of driver behaviour)」、トランスポーテーション・リサーチ・パートエフ(Transportation Research Part F)、エルゼビア(Elsevier)、2016年7月5日、41号、p.80-96
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術では、運転者のより詳細な運転リスク特性を特定するという点で、向上の余地がある。
【0006】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0008】
(1)本明細書に開示される情報処理装置は、データ取得部と、分類処理部とを備える。データ取得部は、複数の運転者について、移動体運転時の各タイミングにおける前記移動体の横加速度と縦加速度との組合せを示す加速度データを取得する。分類処理部は、前記複数の運転者のそれぞれについて、前記加速度データを用いてクラスタリングを実行することにより、前記運転者による複数の危険運転行動を、前記横加速度と前記縦加速度との組合せに基づき設定された複数の危険運転行動パターンに分類し、分類結果を出力する。
【0009】
本情報処理装置によれば、運転者による複数の危険運転行動を横加速度と縦加速度との組合せに基づき設定された複数の危険運転行動パターンに分類した結果を出力することができるため、運転者のより詳細な運転リスク特性を特定することができる。
【0010】
(2)上記情報処理装置において、前記分類結果は、各前記危険運転行動パターンに属する前記危険運転行動の割合を示す情報を含む構成としてもよい。本構成によれば、運転者のより詳細な運転リスク特性を、より理解容易な形で特定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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