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公開番号
2025113988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2025006891
出願日
2025-01-17
発明の名称
提案システム、提案方法、及びプログラム
出願人
旭化成ホームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04G
23/00 20060101AFI20250728BHJP(建築物)
要約
【課題】建物の劣化度合いに応じて建物についての適切なサービスを提案できる提案システム、提案方法、及びプログラムの提供。
【解決手段】建物の外部に施工された防水シートについての計測データを取得する計測データ取得部と、計測データと防水シートの劣化度合いである防水シート劣化度合いとの関係を示す第1関係情報に基づいて計測データから防水シート劣化度合いを算出する算出部と、建物について顧客に提案するためのサービスの候補を示す候補提案情報と、防水シート劣化度合いとの関係を示す第2関係情報に基づいて、算出部が算出した防水シート劣化度合いからサービスを示す提案情報を生成する提案情報生成部と、提案情報生成部が生成した提案情報を出力する出力部と、を備える提案システム。
【選択図】図26
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の外部に施工された防水シートについての計測データを取得する計測データ取得部と、
前記計測データと前記防水シートの劣化度合いである防水シート劣化度合いとの関係を示す第1関係情報に基づいて前記計測データから前記防水シート劣化度合いを算出する算出部と、
前記建物について顧客に提案するためのサービスの候補を示す候補提案情報と、前記防水シート劣化度合いとの関係を示す第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いから前記サービスを示す提案情報を生成する提案情報生成部と、
前記提案情報生成部が生成した前記提案情報を出力する出力部と、
を備える提案システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第2関係情報は、前記建物についての情報である建物情報と、前記候補提案情報と、前記防水シート劣化度合いとの関係を示し、
前記提案情報生成部は、前記第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いと前記建物情報とから前記提案情報を生成する、
請求項1に記載の提案システム。
【請求項3】
前記第2関係情報は、前記防水シート劣化度合い、及び前記建物情報と、前記候補提案情報との関係を示し、
前記提案情報生成部は、前記第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いと前記建物情報とから前記提案情報を生成する、
請求項2に記載の提案システム。
【請求項4】
前記建物情報は、前記建物の近隣の建物の劣化度合いを示す近隣建物情報を含み、
前記候補提案情報は、防水シート工事、外壁塗装工事、及び改装リフォームを含み、
前記第2関係情報は、前記防水シート劣化度合いと前記近隣建物情報との関係と、前記近隣建物情報と前記候補提案情報との関係を含み、
前記提案情報生成部は、前記第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いと前記近隣建物情報とから前記提案情報を生成する、
請求項3に記載の提案システム。
【請求項5】
前記第2関係情報は、前記防水シート劣化度合いと前記建物情報との関係を示す第3関係情報と、前記建物情報と前記候補提案情報との関係を示す第4関係情報とを含み、
前記提案情報生成部は、前記第3関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いから算出される前記建物情報を算出し、前記第4関係情報に基づいて、算出した前記建物情報から前記提案情報を生成する、
請求項2に記載の提案システム。
【請求項6】
前記建物情報は、前記建物についての塗装、または外部部材の劣化度合いである建物劣化度合いを含み、
前記第3関係情報は、前記防水シート劣化度合いと前記建物劣化度合いとの関係を示し、
前記第4関係情報は、前記建物劣化度合いと前記候補提案情報との関係を示し、
前記提案情報生成部は、前記第3関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いから算出される前記建物劣化度合いを算出し、前記第4関係情報に基づいて、算出した前記建物劣化度合いから前記提案情報を生成する、
請求項5に記載の提案システム。
【請求項7】
前記候補提案情報には、前記防水シートについてのサービス以外のサービスが含まれる、
請求項5に記載の提案システム。
【請求項8】
前記提案情報生成部が生成した前記提案情報に基づいて、前記提案情報が示す前記サービスの費用の見積を算出する見積算出部をさらに備える、
請求項2に記載の提案システム。
【請求項9】
前記防水シート劣化度合いをさせるための画面を生成する表示画面生成部をさらに備える、
請求項1に記載の提案システム。
【請求項10】
前記提案情報を表示装置に表示させるための画面を生成する表示画面生成部をさらに備える、
請求項1に記載の提案システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、提案システム、提案方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 5,400 文字)
【背景技術】
【0002】
経年を経た建物は、劣化のためメンテナンスが必要となる。例えば、建物の外部に施工された防水シートが劣化した場合、メンテナンスを行わなければ雨漏れなどが起こる場合があり、建物の価値自体を毀損してしまう場合がある。そのため、防水シートの劣化診断が行われている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-002524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
防水シートの劣化度合いを定量的に取得できれば、住宅業者は、劣化度合いに応じて適切なメンテナンスを顧客に提案できる。一方、劣化度合いが防水シートの交換を要する程度である場合、建物自体が経年を経ていると考えられる。住宅業者の顧客である住人に対して、適切な時期にメンテナンスなどの建物についてのサービスを提案できれば、防水シートの劣化度合いの計測を快適な居住空間の提案に結び付けることができる。
このように、建物の劣化度合いに応じて建物についての適切なサービスを提案できることが求められている。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、建物の劣化度合いに応じて建物についての適切なサービスを提案できる提案システム、提案方法、及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明は、以下の態様を含む。
[1] 建物の外部に施工された防水シートについての計測データを取得する計測データ取得部と、前記計測データと前記防水シートの劣化度合いである防水シート劣化度合いとの関係を示す第1関係情報に基づいて前記計測データから前記防水シート劣化度合いを算出する算出部と、前記建物について顧客に提案するためのサービスの候補を示す候補提案情報と、前記防水シート劣化度合いとの関係を示す第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いから前記サービスを示す提案情報を生成する提案情報生成部と、前記提案情報生成部が生成した前記提案情報を出力する出力部と、を備える提案システム。
[2] 前記第2関係情報は、前記建物についての情報である建物情報と、前記候補提案情報と、前記防水シート劣化度合いとの関係を示し、前記提案情報生成部は、前記第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いと前記建物情報とから前記提案情報を生成する、前記[1]に記載の提案システム。
[3] 前記第2関係情報は、前記防水シート劣化度合い、及び前記建物情報と、前記候補提案情報との関係を示し、前記提案情報生成部は、前記第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いと前記建物情報とから前記提案情報を生成する、前記[2]の提案システム。
[4] 前記建物情報は、前記建物の近隣の建物の劣化度合いを示す近隣建物情報を含み、前記候補提案情報は、防水シート工事、外壁塗装工事、及び改装リフォームを含み、前記第2関係情報は、前記防水シート劣化度合いと前記近隣建物情報との関係と、前記近隣建物情報と前記候補提案情報との関係を含み、前記提案情報生成部は、前記第2関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いと前記近隣建物情報とから前記提案情報を生成する、前記[3]の提案システム。
[5] 前記第2関係情報は、前記防水シート劣化度合いと前記建物情報との関係を示す第3関係情報と、前記建物情報と前記候補提案情報との関係を示す第4関係情報とを含み、前記提案情報生成部は、前記第3関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いから算出される前記建物情報を算出し、前記第4関係情報に基づいて、算出した前記建物情報から前記提案情報を生成する、前記[2]の提案システム。
[6] 前記建物情報は、前記建物についての塗装、または外部部材の劣化度合いである建物劣化度合いを含み、前記第3関係情報は、前記防水シート劣化度合いと前記建物劣化度合いとの関係を示し、前記第4関係情報は、前記建物劣化度合いと前記候補提案情報との関係を示し、前記提案情報生成部は、前記第3関係情報に基づいて、前記算出部が算出した前記防水シート劣化度合いから算出される前記建物劣化度合いを算出し、前記第4関係情報に基づいて、算出した前記建物劣化度合いから前記提案情報を生成する、前記[5]の提案システム。
[7] 前記候補提案情報には、前記防水シートについてのサービス以外のサービスが含まれる、前記[5]の提案システム。
[8] 前記提案情報生成部が生成した前記提案情報に基づいて、前記提案情報が示す前記サービスの費用の見積を算出する見積算出部をさらに備える、前記[2]の提案システム。
[9] 前記防水シート劣化度合いをさせるための画面を生成する表示画面生成部をさらに備える、前記[1]の提案システム。
[10] 前記提案情報を表示装置に表示させるための画面を生成する表示画面生成部をさらに備える、前記[1]の提案システム。
[11] 前記表示画面生成部は、前記提案情報が示す前記サービスを申し込むための申し込み画面を生成する、前記[10]の提案システム。
[12] 前記算出部は、前記防水シート劣化度合いとして、基準値に対する比率、及び、前記防水シート劣化度合いと経過年数との所定の関係に基づいて算出された経過年数のうち1以上を算出する、前記[1]の提案システム。
[13] コンピュータが、建物の外部に施工された防水シートについての計測データを取得することと、前記計測データと前記防水シートの劣化度合いである防水シート劣化度合いとの関係を示す第1関係情報に基づいて前記計測データから前記防水シート劣化度合いを算出することと、前記建物について顧客に提案するためのサービスの候補を示す候補提案情報と、前記防水シート劣化度合いとの関係を示す第2関係情報に基づいて、算出された前記防水シート劣化度合いから前記サービスを示す提案情報を生成することと、生成された前記提案情報を出力することと、を実行する提案方法。
[14] コンピュータに、建物の外部に施工された防水シートについての計測データを取得することと、前記計測データと前記防水シートの劣化度合いである防水シート劣化度合いとの関係を示す第1関係情報に基づいて前記計測データから前記防水シート劣化度合いを算出することと、前記建物について顧客に提案するためのサービスの候補を示す候補提案情報と、前記防水シート劣化度合いとの関係を示す第2関係情報に基づいて、算出された前記防水シート劣化度合いから前記サービスを示す提案情報を生成することと、生成された前記提案情報を出力することと、を実行させるためのプログラム。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、建物の劣化度合いに応じて建物についての適切なサービスを提案できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係る計測装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係るモデル生成装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態に係る計測方法の手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係るモデル生成方法の手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態に係る計測システムの構成の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る計測センサの一例を示す透視図である。
本発明の第2の実施形態に係る遮光部の上面図及び側面図の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る遮光部の一例を示す下面図及び側面図である。
本発明の第2の実施形態に係る剛体部の一例を示す下面図及び側面図である。
本発明の第2の実施形態に係る本体部の一例を示す下面図である。
本発明の第2の実施形態に係る密着部、及び反射光カット部の一例を示す下面図及び側面図である。
本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る計測センサの透視図である。
本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る計測センサの断面図である。
本発明の第2の実施形態の第2変形例に係る計測センサの断面図である。
本発明の第2の実施形態の第3変形例に係る計測センサの断面図である。
本発明の第2の実施形態の第3変形例に係る計測センサの側面図である。
本発明の第2の実施形態の第4変形例に係る計測センサの外観の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態の第4変形例に係る計測センサの断面図である。
本発明の第2の実施形態の第4変形例に係る遮光部23dの斜視図である。
本発明の第2の実施形態に係るサーバの構成の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る計測システムによる計測処理の流れの一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る提案システムの構成の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る計測結果画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る提案情報画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る申し込み画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係るサーバ、建物情報サーバ、及び提案情報サーバの構成の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る提案システムによる提案処理の流れの一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る機械学習のシミュレーションの結果の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る機械学習のシミュレーションの結果の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る計測センサの透視図であるである。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る計測センサを計測対象の側からみた場合の斜視図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る密着部を取り外した状態における計測センサを計測対象の側からみた場合の斜視図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る遮蔽箱の形状及び大きさを示す図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る剛体部の形状及び大きさを示す図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る密着部の形状及び大きさを示す図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る計測センサが建物の外壁の計測に用いられている状態の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態の第5変形例に係る計測センサが計測対象とする外壁の別の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る近隣建物情報の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る計測画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の別の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の別の一例を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る結果判定画面の別の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る計測装置の構成例を示すブロック図である。図1において、建物100の外部(例えば屋根や屋上やベランダ等)には防水シート110が施工されている。防水シート110の一例は、塩化ビニル製である。計測装置1は、防水シート110の劣化度合いを計測する。
【0010】
近赤外線装置120は、近赤外線121を防水シート110に照射し、防水シート110からの反射光122を受光する。近赤外線装置120は、防水シート110からの反射光122を受光する受光素子の出力信号を計測データAとして計測装置1へ出力する。計測データAは、防水シート110からの近赤外線領域における反射光の反射強度を示すデータである。
(【0011】以降は省略されています)
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