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公開番号
2025112710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007115
出願日
2024-01-22
発明の名称
電子機器及びその製造方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/02 20210101AFI20250725BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】リワーク性を向上させることが可能な電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器は、弾性部材と、弾性部材を圧縮する圧縮部材と、弾性部材が配置される溝と圧縮部材の圧縮方向から見た場合に溝の一部と重なる重畳部とを備える取付部材と、を有し、弾性部材の一部は、圧縮部材により圧縮された状態で取付部材と圧縮部材との間を封止し、弾性部材の他の一部は、溝と重畳部との間に配置されることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
弾性部材と、
前記弾性部材を圧縮する圧縮部材と、
前記弾性部材が配置される溝と前記圧縮部材の圧縮方向から見た場合に前記溝の一部と重なる重畳部とを備える取付部材と、を有し、
前記弾性部材の一部は、前記圧縮部材により圧縮された状態で前記取付部材と前記圧縮部材との間を封止し、
前記弾性部材の他の一部は、前記溝と前記重畳部との間に配置されることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記弾性部材は、所定の条件において硬化することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記所定の条件は、UV照射であり、
前記取付部材の少なくとも一部は、UV光を透過することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記取付部材は、前記圧縮方向において、前記圧縮部材の側に延伸する延伸部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記取付部材は、前記圧縮方向に平行な第1当接部を含む第1部材と、前記圧縮方向に平行であり、前記第1当接部に当接する第2当接部を含む第2部材とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記圧縮方向において、前記弾性部材の前記圧縮部材と接触する位置は、前記第1当接部と前記第2当接部の互いに当接する領域の位置よりも前記圧縮部材の側に位置することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子機器は、ビューファインダーを有する撮像装置であり、
前記第1部材は、ビューファインダーカバーであり、
前記第2部材は、ビューファインダーパネルであることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項8】
前記取付部材の前記弾性部材と接触する範囲には親水性が付与されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項9】
前記圧縮部材の前記弾性部材と接触する範囲には撥水性が付与されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項10】
前記重畳部は、前記圧縮部材が取り外された際に前記弾性部材を係止することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の電子機器に関し、特に部品同士の合わせの防滴構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、外装カバーの防滴構成において、UV硬化ガスケット等の液状ガスケットが用いられている。特許文献1には、第1部材に形成された溝に沿って塗布された後、硬化したシール材からなるガスケットに対して第2部材に設けられた突起部を押し込み、第1部材と第2部材を接合する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-55706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、SDGsの「つくる責任、つかう責任」において、機器の利用者がメーカーを通さないで製品の修理ができる権利が主張されており、リワーク性の向上が求められている。しかしながら、特許文献1の構成では、タック性が大きい場合、第1部材と第2部材を分解する際にガスケットが第1部材と第2部材のどちら側に剥離するか分からない。所望の側で剥離しない場合、再組立が難しく、リワーク性が損なわれる。そのため、特許文献1の構成をリワーク頻度の高い部位に適用することは困難である。
【0005】
本発明は、リワーク性を向上させることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての電子機器は、弾性部材と、弾性部材を圧縮する圧縮部材と、弾性部材が配置される溝と圧縮部材の圧縮方向から見た場合に溝の一部と重なる重畳部とを備える取付部材と、を有し、弾性部材の一部は、圧縮部材により圧縮された状態で取付部材と圧縮部材との間を封止し、弾性部材の他の一部は、溝と重畳部との間に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、リワーク性を向上させることが可能な電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る電子機器の一例であるデジタル一眼カメラの外観図である。
ビューファインダー周辺の構成の一例を示す図である。
図2から外装カバーを除いた図である。
ビューファインダーカバーとビューファインダーパネルを一体化した例を示す断面概略図である。
ビューファインダー周辺の構成の他の例を示す図である。
図5のB-B線断面図である。
図6のC-C線断面図である。
ビューファインダー周辺の構成の製造工程を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器の一例であるデジタル一眼カメラ1(以下、カメラ1という)の外観図である。図1(a)は、カメラ1を背面側から見た斜視図である。図1(b)は、カメラ1を前面側から見た斜視図である。図1(c)は、カメラ1の背面図である。ビューファインダー2は、不図示のレンズ鏡筒を通して形成された被写体像を観察し、撮影時の構図を決めるために用いられる。表示装置3は、撮影画像等を確認するために用いられる。グリップ部4は、撮影時等にユーザーにより把持される。レリーズボタン5は、撮影を行う際に押し下げられる。カメラ1は、レリーズボタン5の押下を検出し、不図示の撮像素子の駆動、画像処理回路の動作、及び記録処理回路の圧縮処理等を制御し、撮影画像の記録を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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