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公開番号
2025111956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024005911
出願日
2024-01-18
発明の名称
培地と容器の分離方法、分離装置
出願人
株式会社Green Factory TFK
,
合同会社TSUNAGU Community Farm
代理人
弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類
A01G
9/08 20060101AFI20250724BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】植物工場の作業効率改善のための自動化設備の開発。
【解決手段】植物が収穫された後に栽培に使用した培地が残されたまま、搬送用パネルの孔にはめ込まれた状態で搬送される容器から、培地と容器を分離回収する培地と容器の分離方法として、第1形態とした当接部材を容器の上方から培地に向けて下降させる第1工程と、当接部材を第1形態から保持機能を発揮する第2形態に変化させる第2工程と、当接部材を上昇させる第3工程との一連の動作により、培地を容器から取り出し、かつ容器を前記搬送用パネルから取り出すようにする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
植物が収穫された後に栽培に使用した培地が残されたまま、搬送用パネルの孔にはめ込まれた状態で搬送される容器から、培地と容器を分離回収する培地と容器の分離方法として、
第1形態とした当接部材を容器の上方から培地に向けて下降させる第1工程と、
前記当接部材を前記第1形態から保持機能を発揮する第2形態に変化させる第2工程と、
前記当接部材を上昇させる第3工程と、
の一連の動作により、培地を容器から取り出し、かつ容器を前記搬送用パネルから取り出す
培地と容器の分離方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
容器には底面に培地が通過可能な孔部が形成されており、
前記第1工程では、前記第1形態とされた前記当接部材の下降により培地を前記孔部から下方に押し出し、
前記第2工程では、前記当接部材の先端が前記孔部よりも下方に達した位置で、前記当接部材を、前記孔部を係止する前記第2形態に変化させ、
前記第3工程では、前記当接部材の上昇により、容器を前記搬送用パネルから脱却させる
請求項1に記載の培地と容器の分離方法。
【請求項3】
前記第3工程では、前記当接部材の上昇後、前記当接部材により容器を所定位置に搬送した状態で、前記当接部材を前記第2形態から前記第1形態に戻す
請求項2に記載の培地と容器の分離方法。
【請求項4】
前記当接部材は、先端が培地に当接するように基台部から延伸された複数の棒状片部を有し、複数の前記棒状片部が挿入部材によって押し広げられることで前記第2形態となり、複数の前記棒状片部が前記孔部を係止する構成とされている
請求項2又は請求項3に記載の培地と容器の分離方法。
【請求項5】
前記当接部材は、
先端が前記孔部を通過する固定長のストロークで下降される
請求項2又は請求項3に記載の培地と容器の分離方法。
【請求項6】
容器には底面に培地が通過可能な孔部が形成されておらず、
前記第1工程では、前記第1形態とされた前記当接部材を、容器内の培地を押し込む状態にまで下降させ、
前記第2工程では、前記当接部材を、容器の内面側を押圧して保持する前記第2形態に変化させ、
前記第3工程では、前記当接部材の上昇により容器及び培地を前記搬送用パネルから脱却させ、さらに前記当接部材を前記第1形態へ戻して容器をストッパと衝突させることにより容器と培地を分離する
請求項1に記載の培地と容器の分離方法。
【請求項7】
保持機能を有さない第1形態と、保持機能を発揮可能な第2形態に変化される当接部材と、
前記当接部材を移動させるとともに前記当接部材の形態を変化させる移動機構と、
前記移動機構を制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
植物が収穫された後に栽培に使用した培地が残されたまま、搬送用パネルの孔にはめ込まれた状態で搬送される容器に対して、前記第1形態とした前記当接部材を容器の上方から培地に向けて下降させる第1工程と、
前記当接部材を前記第1形態から前記第2形態に変化させる第2工程と、
前記当接部材を上昇させる第3工程と、
を前記移動機構に実行させる制御を行う
分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物工場等の設備において植物を生産する植物生産システムにおける培地と容器の分離のための技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、市場への安定した供給や、土壌病害虫の防除による品質向上などが注目され、植物工場において葉物野菜等の植物の水耕栽培が盛んに行われている。このような植物工場における水耕栽培については、様々な栽培設備が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1では、複数種類の栽培パネルを利用する栽培設備が開示されている。当該栽培設備では、播種工程、育苗工程及び定植工程を経て、続く栽培工程において栽培パネルをラインで搬送しながら植物の栽培が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-099847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
植物工場では自動化を進めることで工程効率を向上させることができるが、現状、人手による作業工程が残されており、その1つが、培地と容器(ポット)の分離回収作業である。一般的に植物栽培において、容器は再利用される場合が多く、その際に培地を除去して容器のみにする分離回収作業が発生するが、植物工場においても容器を再利用することがほとんどであり、分離回収作業は生産工程の1つとなっている。
ところが、ラインにより搬送されてくる容器を取り出し、培地を取り出して破棄し、容器を再利用するように回収するということを、自動化して効率よく行うこと実現されていない。
【0006】
そこで本発明では、このような分離回収作業を自動化しつつ、かつ自動化による作業工程もシンプルなものとすることを目的する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る培地と容器の分離方法は、植物が収穫された後に栽培に使用した培地が残されたまま、搬送用パネルの孔にはめ込まれた状態で搬送される容器から、培地と容器を分離回収する培地と容器の分離方法として、第1形態とした当接部材を容器の上方から培地に向けて下降させる第1工程と、前記当接部材を前記第1形態から保持機能を発揮する第2形態に変化させる第2工程と、前記当接部材を上昇させる第3工程との一連の動作により、培地を容器から取り出し、かつ容器を前記搬送用パネルから取り出す方法である。
植物が収穫されて培地が残された容器に対し、上方からの当接部材の下降と上昇という動作により、搬送用パネルから容器を分離し、かつ容器から培地を分離する。
【0008】
本発明に係る分離装置は、保持機能を有さない第1形態と、保持機能を発揮可能な第2形態に変化される当接部材と、前記当接部材を移動させるとともに前記当接部材の形態を変化させる移動機構と、前記移動機構を制御するコントローラと、を備え、前記コントローラは、植物が収穫された後に栽培に使用した培地が残されたまま、搬送用パネルの孔にはめ込まれた状態で搬送される容器に対して、前記第1形態とした前記当接部材を容器の上方から培地に向けて下降させる第1工程と、前記当接部材を前記第1形態から前記第2形態に変化させる第2工程と、前記当接部材を上昇させる第3工程と、を前記移動機構に実行させる制御を行う。
これにより上述の培地と容器の分離方法を実行する装置を実現できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、植物の収穫後の容器から培地を除去する作業を自動化でき、これにより植物生産システムの全体における自動化を拡張し、効率化を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態の植物生産システムの概要を示す図である。
実施の形態の培地、ポット、搬送用パネルの説明図である。
実施の形態のポットの底面の説明図である。
実施の形態の分離装置の構成のブロック図である。
実施の形態の当接ロッドの構造の説明図である。
実施の形態の当接ロッドの形態変化の説明図である。
第1の実施の形態の分離手順のフローチャートである。
第1の実施の形態の第1工程の説明図である。
第1の実施の形態の第1工程の説明図である。
第1の実施の形態の第1工程の説明図である。
第1の実施の形態の第2工程の説明図である。
第1の実施の形態の第2工程の説明図である。
第1の実施の形態の第3工程の説明図である。
第1の実施の形態の第3工程の説明図である。
第1の実施の形態の第3工程の説明図である。
第2の実施の形態の分離手順のフローチャートである。
第2の実施の形態の第1工程の説明図である。
第2の実施の形態の第1工程の説明図である。
第2の実施の形態の第2工程の説明図である。
第2の実施の形態の第3工程の説明図である。
第2の実施の形態の第3工程の説明図である。
第2の実施の形態の第3工程の説明図である。
第2の実施の形態の第3工程の説明図である。
第2の実施の形態の第3工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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