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公開番号2025111953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005904
出願日2024-01-18
発明の名称ナビゲーション装置及びそれに用いるデータ生成装置
出願人株式会社トヨタマップマスター,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250724BHJP(測定;試験)
要約【課題】ドライバにとって運転中の車を駐車し易くまたアクセスが容易な施設を紹介する機能を備えたナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】この発明のナビゲーション装置のマップデータ保存部は、道路を規定するリンク及びノード並びに該道路に付帯する道路データを保存し、施設データ保存部は、施設の位置を規定する施設位置データと該施設の属性を特定する施設属性データとを保存し、制御部は第1表示制御部を備え、該第1表示制御部は所定の表示ルールに従い、マップデータに基づき表示部に道路地図を表示し、かつ施設データに基づき表示部に施設を表示するナビゲーション装置において、施設データ保存部は施設毎に道路から該施設までのアクセスの容易度に関するアクセス容易度データを更に備え、制御部は第2表示制御部を備え、該第2表示制御部はアクセス容易度データを参照して、表示部における施設の表示態様に変化を与える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
マップデータ保存部、施設データ保存部、表示部及び制御部を備えるナビゲーション装置であって、
前記マップデータ保存部は、道路を規定するリンク及びノード並びに該道路に付帯する道路データを保存し、
前記施設データ保存部は、施設の位置を規定する施設位置データと該施設の属性を特定する施設属性データとを保存し、
前記制御部は第1表示制御部を備え、該第1表示制御部は所定の表示ルールに従い、前記マップデータに基づき前記表示部に道路地図を表示し、かつ前記施設データに基づき前記表示部に施設を表示するナビゲーション装置において、
前記施設データ保存部は施設毎に道路から該施設までのアクセスの容易度に関するアクセス容易度データを更に備え、
前記制御部は第2表示制御部を備え、該第2表示制御部は前記アクセス容易度データを参照して、前記表示部における前記施設の表示態様に変化を与える、ナビゲーション装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1表示制御部により前記所定の表示ルールに従い複数の施設が表示部に表示されるとき、前記第2表示制御部は前記施設の表示態様に変化を与える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第2表示制御部は、車両が移動中のとき、前記施設の表示に変化を与える、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記第2表示制御部は、前記車両の進行方向の所定エリア内に存在する施設の表示に変化を与える、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第2表示制御部は、施設の表示を強調すること、又はリストに表示する順序を変えることで、施設の表示に変化を与える、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
目的地指定部が更に備えられ、該目的地指定部よりエリアと施設の属性とが指定されたとき、前記第1表示制御部は指定されたエリア内において指定された属性の施設を抽出し、前記第2表示制御部は抽出された施設の表示に変化を与える、請求項2に記載の装置。
【請求項7】
前記アクセス容易度データは、前記施設の名称に由来する第1アクセス容易度データ、車両走行データに由来する第2アクセス容易度データ、又はこれらの総合データを含み、
前記第2表示制御部は、前記アクセス容易度データが所定の閾値より高いとき、前記表示部において前記施設を強調表示し、若しくは、前記アクセス容易度データが所定の閾値より低いとき、前記表示部において前記施設の表示を止める、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
ナビゲーション装置の施設データ保存部に保存される施設データであって、施設毎に道路から該施設までのアクセスの容易度に関するアクセス容易度データを生成するデータ生成装置であって、
施設の名称を所定のルールに従って解析する施設名称解析部と、
該施設名称解析部の解析結果に基づき、施設毎に第1アクセス容易度データを特定する第1データ特定部と、
特定された第1アクセス容易度データを保存する第1データ保存部と、を備えるデータ生成装置。
【請求項9】
ナビゲーション装置の施設データ保存部に保存される施設データであって、施設毎に道路から該施設までのアクセスの容易度に関するアクセス容易度データを生成するデータ生成装置であって、
道路から施設の駐車場に入場した後、エンジンストップまでの車両走行履歴を取得する車両走行履歴取得部と、
取得した前記車両走行履歴から第1解析対象を抽出する第1抽出部と、
取得した前記車両走行履歴から第2解析対象を抽出する第2抽出部と、
前記第1抽出部の抽出結果と前記第2抽出部の抽出結果とを演算して施設毎に第2アクセス容易度データを特定する第2データ演算部と、
特定された第2アクセス容易度データを保存する第2データ保存部と、を備えるデータ生成装置。
【請求項10】
前記第2データ演算部は、前記第1解析対象の操作量と前記第2解析対象の操作量とに基づき第2アクセス容易度データを特定する、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明はナビゲーション装置及びそれに用いるデータ生成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
車で移動中にコンビニエンスストアやファストフード店等に立ち寄りたいとき、ドライバはロードサイド店を好む傾向にある。走行中の道路からのアクセスが容易だからである。
ただし、ロードサイドに設置されているといえどもそれがショッピングモール等の大型施設の場合は、道路から駐車場までの通路が長く、駐車スペースを見つけるまでに手間のかかる場合がある。
【0003】
例えば、周辺検索モードにおいてコンビニエンスストアを検索する場合、独立してロードサイドに店をかまえるものと、大型施設内に店をかまえるものとでは、道路からのアクセスの容易度に差が生じていた。
ドライバにとっては、運転中の車を駐車し易い、即ちアクセスが容易な施設の紹介が望まれる。
本発明に関連する先行技術文献として、特許文献1から3を参照されたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-136169号公報
特開2018-004461号公報
特開2011-058884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記課題を解決する本願発明の第1局面は次のように規定される。即ち、
マップデータ保存部、施設データ保存部、表示部及び制御部を備えるナビゲーション装置であって、
前記マップデータ保存部は、道路を規定するリンク及びノード並びに該道路に付帯する道路データを保存し、
前記施設データ保存部は、施設の位置を規定する施設位置データと該施設の属性を特定する施設属性データとを保存し、
前記制御部は第1表示制御部を備え、該第1表示制御部は所定の表示ルールに従い、前記マップデータに基づき前記表示部に道路地図を表示し、かつ前記施設データに基づき前記表示部に施設を表示するナビゲーション装置において、
前記施設データ保存部は施設毎に道路から該施設までのアクセスの容易度に関するアクセス容易度データを更に備え、
前記制御部は第2表示制御部を備え、該第2表示制御部は前記アクセス容易度データを参照して、前記表示部における前記施設の表示態様に変化を与える、ナビゲーション装置。
【0006】
このように規定される第1局面に規定のナビゲーション装置によれば、施設毎に対応付けられたアクセス容易度データに基づき、当該施設の表示態様に変化が与えられるので、ドライバは案内された施設の表示態様を参照し、立ち寄りを希望する施設を選択することができる。
表示態様の変化として、該当する施設の表示を強調することができる。施設をリスト表示する場合には、リストに表示する順序をかえることができる(第5局面)。
【0007】
この発明の第2局面は次のように規定される。即ち、
第1局面に規定のナビゲーション装置において、前記第1表示制御部により前記所定の表示ルールに従い複数の施設が表示部に表示されるとき、前記第2表示制御部は前記施設の表示態様に変化を与える。
ナビゲーションの表示部に表示される立寄り候補施設が1つのみの場合、ドライバにとって他の選択肢はないので、道路から当該施設へのアクセスが容易であるか否かは殆ど問題とならない。他方、ナビゲーションの表示部に表示される立寄り候補施設が複数ある場合には、各施設の表示態様に変化を与えて、当該施設へのアクセスの容易度を視覚的にドライバに提供することが好ましい。
【0008】
かかる機能は、目的地指定部よりエリアと施設の属性とが指定され、当該エリアに複数の施設が存在するときにも奏される(第6局面)。
また、当該機能は、車両が移動中のとき(第3局面)に、また複数の施設が車両の進行方向の所定のエリア内に存在するときにも奏される(第4局面)。これにより、ドライバによる施設選択をサポートすることができる。
【0009】
この発明の第7局面は次のように規定される。即ち、
第1局面に規定の装置において、前記アクセス容易度データは、前記施設の名称に由来する第1アクセス容易度データ、車両走行データに由来する第2アクセス容易度データ、又はこれらの総合データを含み、
前記第2表示制御部は、前記アクセス容易度データが所定の閾値より高いとき、前記表示部において前記施設を強調表示し、若しくは、前記アクセス容易度データが所定の閾値より低いとき、前記表示部において前記施設の表示を止める。
【0010】
このように規定される第7局面に規定のナビゲーション装置によれば、施設のアクセス容易度データとして所定のもの(施設名に由来のもの及び/又は車両走行データに由来のもの)を用い、所定の閾値に基づきアクセス容易度データを仕分けて施設の表示態様を制御する。
アクセス容易度データの由来を明確にすることで当該データを確からしいものとすることができる。また、閾値を設けることで、表示態様の変化を明確にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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