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公開番号2025111113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005305
出願日2024-01-17
発明の名称エネルギーマネジメント装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250723BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両に搭載された蓄電装置の劣化を抑制しつつ、経済的なメリットの大きいエネルギーマネジメントを行う。
【解決手段】エネルギーマネジメント装置が、定置式の蓄電装置110と、車両200に搭載された蓄電装置210との各々について、充放電計画を策定するように構成される。当該エネルギーマネジメント装置は、買電を伴う蓄電装置110の充電が、充放電計画の開始から時間が経つほど実行されにくくなるとともに電気料金が安いほど実行されやすくなるように、かつ、買電を伴う蓄電装置210の充電が、充放電計画の開始から時間が経つほど実行されやすくなるとともに電気料金が安いほど実行されやすくなるように、かつ、蓄電装置110の放電が、蓄電装置110の充電のための買電時の電気料金よりも電気料金が高い時に実行されるように充放電計画を策定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
定置式の第1蓄電装置と、車両に搭載された第2蓄電装置との各々について、充放電計画を策定するエネルギーマネジメント装置であって、
買電を伴う前記第1蓄電装置の充電が、前記充放電計画の開始から時間が経つほど実行されにくくなるとともに電気料金が安いほど実行されやすくなるように、かつ、
買電を伴う前記第2蓄電装置の充電が、前記充放電計画の開始から時間が経つほど実行されやすくなるとともに電気料金が安いほど実行されやすくなるように、かつ、
前記第1蓄電装置の放電が、当該第1蓄電装置の充電のための買電時の電気料金よりも電気料金が高い時に実行されるように、前記充放電計画を策定する、エネルギーマネジメント装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エネルギーマネジメント装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2012-196028号公報(特許文献1)には、車載バッテリおよび定置蓄電池の各々の充放電制御を行うエネルギーマネジメント装置が開示されている。この装置では、車載バッテリおよび定置蓄電池の両方から電力を系統電力に補填する場合には、定置蓄電池を優先的に放電させ、車載バッテリおよび定置蓄電池に充電する際には、車載バッテリを優先的に充電する。車載バッテリに対しては大電流での急速充電が実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-196028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術では、車載バッテリが優先的に充電される。このため、車載バッテリが高SOC(State Of Charge)状態になっている時間が長くなりやすい。車載バッテリは、高SOC状態において劣化が促進されやすい。また、急速充電によっても、車載バッテリの劣化は促進されやすい。特許文献1では、車載バッテリの劣化について考慮されていない。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両に搭載された蓄電装置の劣化を抑制しつつ、経済的なメリットの大きいエネルギーマネジメントを行うことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態に従うエネルギーマネジメント装置は、定置式の第1蓄電装置と、車両に搭載された第2蓄電装置との各々について、充放電計画を策定するように構成される。当該エネルギーマネジメント装置は、買電を伴う第1蓄電装置の充電が、充放電計画の開始から時間が経つほど実行されにくくなるとともに電気料金が安いほど実行されやすくなるように、かつ、買電を伴う第2蓄電装置の充電が、充放電計画の開始から時間が経つほど実行されやすくなるとともに電気料金が安いほど実行されやすくなるように、かつ、第1蓄電装置の放電が、当該第1蓄電装置の充電のための買電時の電気料金よりも電気料金が高い時に実行されるように、充放電計画を策定する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両に搭載された蓄電装置の劣化を抑制しつつ、経済的なメリットの大きいエネルギーマネジメントを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係るエネルギーマネジメントシステムを示す図である。
本実施の形態に係る第1充放電制御について説明するための図である。
本実施の形態に係る第2充放電制御について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0010】
図1は、この実施の形態に係るエネルギーマネジメントシステムを示す図である。図1を参照して、このシステムは、建物100と、車両200と、モバイル端末300と、電力系統PGとを含む。この実施の形態では、建物100が住宅である。しかし、建物100は、工場または商業施設のような他の建物であってもよい。電力系統PGは、電力網と発電設備と変電設備とを含む。電力網は送配電設備によって構築される。建物100および車両200のユーザ(例えば、建物100の住人)は、例えば電力会社のようなエネルギーサービスプロバイダ(ESP)から電力を購入(買電)する。電気料金は、時々刻々と変化する。ユーザが購入した電力は電力系統PGを通じて建物100に供給される。
(【0011】以降は省略されています)

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