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公開番号2025110905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2022091573
出願日2022-06-06
発明の名称端末装置、方法、および、集積回路
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 24/00 20090101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約【課題】セルグループのモニタを効率的に行うことができる端末装置、方法及び集積回路を提供する。
【解決手段】セルラ移動通信システムにおいて、端末装置は、MCGとSCGを用いて通信する処理部と、基地局装置よりRRCシグナリングを受信する受信部と、を備える。SCGはPSCellを含み、処理部は、RRCシグナリングによって、不活性化されたSCGのPSCellでビーム失敗検出(BFD)を行うよう設定されたことに基づいて、PSCellでBFDを行い、PHYレイヤからのビーム失敗インスタンス通知が受信されたことに基づいて、ビーム失敗検出タイマーをスタートまたはリスタートし、ビーム失敗検出タイマーが満了した場合、BFDが停止されているか否かを判断し、BFDが停止されていると判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットせず、BFDが停止されていないと判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットする。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
基地局装置と通信する端末装置であって、
MCGとSCGを用いて通信する処理部と、
前記基地局装置より無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)シグナリングを
受信する受信部と、を備え、
前記SCGはPSCellを含み、
前記処理部は、前記RRCシグナリングによって、不活性化された前記SCGの前記PSCellでビーム失敗検出(Beam Failure Detection: BFD)を行うよう設定されたことに基づいて、
前記PSCellでBFDを行い、
PHYレイヤからのビーム失敗インスタンス通知が受信されたことに基づいて、ビーム失
敗検出タイマーをスタートまたはリスタートし、
前記ビーム失敗検出タイマーが満了した場合、前記BFDが停止されているか否かを判断
し、
前記BFDが停止されていると判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットせず、
前記BFDが停止されていないと判断した場合、前記ビーム失敗カウンターを0にセットする、
端末装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
基地局装置と通信する端末装置の方法であって、
MCGとSCGを用いて通信し、
前記基地局装置から無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)シグナリングを
受信し、
前記SCGは少なくともPSCellを含み、
前記RRCシグナリングによって、不活性化された前記SCGの前記PSCellでビーム失敗検出(Beam Failure Detection: BFD)を行うよう設定されたことに基づいて、前記PSCellでBFDを行うステップと、
PHYレイヤからのビーム失敗インスタンス通知が受信されたことに基づいて、ビーム失
敗検出タイマーをスタートまたはリスタートするステップと、
前記ビーム失敗検出タイマーが満了した場合、前記BFDが停止されているか否かを判断
するステップと、
前記BFDが停止されていると判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットしないステップと、
前記BFDが停止されていないと判断した場合、前記ビーム失敗カウンターを0にセットするステップと、を含む、
方法。
【請求項3】
基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、
MCGとSCGを用いて通信する機能と、
前記基地局装置から無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)シグナリングを
受信する機能と、
前記SCGは少なくともPSCellを含み、
前記RRCシグナリングによって、不活性化された前記SCGの前記PSCellでビーム失敗検出(Beam Failure Detection: BFD)を行うよう設定されたことに基づいて、前記PSCellでBFDを行う機能と、
PHYレイヤからのビーム失敗インスタンス通知が受信されたことに基づいて、ビーム失
敗検出タイマーをスタートまたはリスタートする機能と、
前記ビーム失敗検出タイマーが満了した場合、前記BFDが停止されているか否かを判断
する機能と、
前記BFDが停止されていると判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットしない機
能と、
前記BFDが停止されていないと判断した場合、前記ビーム失敗カウンターを0にセットする機能と、を発揮させる、
集積回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、方法、および、集積回路に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ移動通信システムの標準化プロジェクトである、第3世代パートナーシッププロ
ジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において、無線アクセス、コア網
、サービス等を含む、セルラ移動通信システムの技術検討及び規格策定が行われている。
【0003】
例えば、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、3GPPにおいて、第3.9世代および第4世代向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討及び規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、E-UTRAの拡張技術の技術検討及び規格策定が行われている。なお、E-UTRAは、Long Term Evolution(LTE:登録商標)とも称し、拡張技術をLTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)と称する事もある。
【0004】
また、NR(New Radio、またはNR Radio access)は、3GPPにおいて、第5世代(5th Generation:5G)向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討及び規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、NRの拡張技術の技術検討及び規格策定が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.300 v16.4.0,"NR;NR and NG-RAN Overall description; Stage 2" pp10-134
3GPP TS 36.300 v16.4.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA)and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN);Overall description; Stage 2" pp19-362
3GPP TS 38.331 v16.3.1,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications"pp21-881
3GPP TS 36.331 v16.3.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" pp25-1015
3GPP TS 37.340 v16.4.0,"EvolvedUniversal Terrestrial Radio Access (E-UTRA)and NR; Multi-Connectivity; Stage 2" pp7-77
3GPP TS 38.321 v16.3.0, "NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" pp8-152
3GPP TS 38.331 v17.0.0,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications"
3GPP TS 38.321 v17.0.0, "NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification"
R2-2204401, Draft_R2-117e_Meeting_Report_v1, “Report of 3GPP TSG RAN WG2 meeting #117-e”
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
NRの拡張技術として大容量のデータ通信を可能とするために、複数のセルグループを用いて一つまたは複数の基地局装置と端末装置とが通信するデュアルコネクティビティ(マルチコネクティビティとも称する)技術がある。このデュアルコネクティビティでは、そ
れぞれのセルグループで通信を行うために、端末装置はそれぞれのセルグループにおいて自分宛のメッセージの有無をモニタする必要がある。大容量のデータ通信が発生したときに端末装置が低遅延で通信できるように、端末装置は常に複数のセルグループのモニタを行う必要があり、多くの電力を消費する問題があった。そのため、一部のセルグループのモニタを低頻度で行う、または停止する技術(セルグループの不活性化(Deactivated)
技術)の検討が開始された。
【0007】
非特許文献7および8は、これまでに合意された事項に基づいて作成されたRRC及びMAC
の仕様書である。しかしながら、効率的な通信制御処理を行うためには未だ課題が残されている。
【0008】
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、通信制御を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、通信方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、MCGとSCGを用いて通信する処理部と、前記基地局装置より無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)シグ
ナリングを受信する受信部と、を備え、前記SCGはPSCellを含み、前記処理部は、前記RRCシグナリングによって、不活性化された前記SCGの前記PSCellでビーム失敗検出(Beam Failure Detection: BFD)を行うよう設定されたことに基づいて、前記PSCellでBFDを行い、PHYレイヤからのビーム失敗インスタンス通知が受信されたことに基づいて、ビーム失敗検出タイマーをスタートまたはリスタートし、前記ビーム失敗検出タイマーが満了した場合、前記BFDが停止されているか否かを判断し、前記BFDが停止されていると判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットせず、前記BFDが停止されていないと判断した場合、前記ビーム失敗カウンターを0にセットする。
【0010】
また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置の方法であって、MCGとSCGを用いて通信し、前記基地局装置から無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)シグ
ナリングを受信し、前記SCGは少なくともPSCellを含み、前記RRCシグナリングによって、不活性化された前記SCGの前記PSCellでビーム失敗検出(Beam Failure Detection: BFD)を行うよう設定されたことに基づいて、前記PSCellでBFDを行うステップと、PHYレイヤからのビーム失敗インスタンス通知が受信されたことに基づいて、ビーム失敗検出タイマーをスタートまたはリスタートするステップと、前記ビーム失敗検出タイマーが満了した場合、前記BFDが停止されているか否かを判断するステップと、前記BFDが停止されていると判断した場合、ビーム失敗カウンターを0にセットしないステップと、前記BFDが停止されていないと判断した場合、前記ビーム失敗カウンターを0にセットするステップを含む方法。
(【0011】以降は省略されています)

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