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公開番号
2025110235
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004054
出願日
2024-01-15
発明の名称
粒子計測装置、方法、およびプログラム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G01N
15/06 20240101AFI20250718BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 廉価で実現でき、かつ容易な操作で粒子を計測することができる粒子計測装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、粒子計測装置は、液中の粒子を照明する照明光を供給する光源と、粒子を透過した照明光を撮像する撮像部と、撮像部によって撮像された照明光の透過光強度と、粒子の既知の粒径および屈折率とに基づいて、粒子と撮像部との間の距離を計測する計測部とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液中の粒子を照明する照明光を供給する光源と、
前記粒子を透過した前記照明光を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された前記照明光の透過光強度と、前記粒子の既知の粒径および屈折率とに基づいて、前記粒子と前記撮像部との間の距離を計測する計測部と
を備えた、粒子計測装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記計測部によって計測された距離に基づいて、前記粒子が、前記撮像部に接触しているか否かを判定する接触判定部をさらに備えた、請求項1に記載の粒子計測装置。
【請求項3】
前記撮像部によって撮像された画像において、前記透過光強度が、予め設定された閾値以上である部分が、前記粒子に相当すると判定する粒子判定部をさらに備えた、請求項1に記載の粒子計測装置。
【請求項4】
前記閾値は、前記画像の背景光強度から決定される、請求項3に記載の粒子計測装置。
【請求項5】
前記粒子判定部によって、前記粒子に相当すると判定された部分をカウントする、カウント部をさらに備えた、請求項3に記載の粒子計測装置。
【請求項6】
前記カウント部は、前記画像において、前記粒子判定部によって、前記粒子に相当すると判定された部分を、背景とは異なる色で表示させ、異なる色で表示された部分をカウントすることによって、前記粒子に相当すると判定された部分をカウントする、請求項5に記載の粒子計測装置。
【請求項7】
前記粒子判定部によって前記粒子に相当すると判定された部分の光強度分布情報を蓄積するデータベースと、
前記データベースに蓄積されている光強度分布情報に対して機械学習による画像解析を行う、機械学習部とをさらに備え、
前記撮像部によって新たな画像が撮像されると、前記粒子判定部は、前記新たな画像において、前記閾値を使用せず、前記機械学習部による解析結果に基づいて、前記粒子に相当する部分を判定する、請求項3に記載の粒子計測装置。
【請求項8】
粒子計測装置によって実施される粒子計測方法であって、
前記粒子計測装置が、
光源から液中の粒子に対して照明光を照明し、
前記粒子を透過した前記照明光を撮像部によって撮像し、
前記撮像された前記照明光の透過光強度と、前記粒子の既知の粒径および屈折率とに基づいて、前記粒子と前記撮像部との間の距離を計測する、粒子計測方法。
【請求項9】
光源に対して、液中の粒子に照明光を照明させる機能、
前記粒子を透過した前記照明光を撮像部によって撮像する機能、
前記撮像された前記照明光の透過光強度と、前記粒子の既知の粒径および屈折率とに基づいて、前記粒子と前記撮像部との間の距離を計測する機能を
プロセッサに実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、有機系排水処理における処理水に含まれる粒子を計測する粒子計測装置、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
都市下水等の有機系排水処理には、一般に、活性汚泥法が用いられる。活性汚泥法は、空気を処理水に供給し、有機物の働きで、処理水中の有機物を分解する。
【0003】
活性汚泥中の代表的な有用微生物に、バチルス属細菌(以下、単に「バチルス」と称する)がある。バチルスが出す酵素、抗生物質は溶菌作用があるため、バチルスが優占化された処理施設では、余剰汚泥発生量が少ない。また、バチルスは、硫酸還元細菌の働きを止める役割もあり、臭気の発生量も少ない。
【0004】
したがって、処理水中に十分なバチルスが含まれているか否かを判定するために、バチルスの個数を把握することは重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-135129号公報
【非特許文献】
【0006】
“Bacteria detection with thin wetting film lensless imaging”, BIOMEDICAL OPTICS EXPRESS 762(2010)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、廉価で実現でき、かつ容易な操作で粒子を計測することができる粒子計測装置、方法、およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の粒子計測装置は、液中の粒子を照明する照明光を供給する光源と、粒子を透過した照明光を撮像する撮像部と、撮像部によって撮像された照明光の透過光強度と、粒子の既知の粒径および屈折率とに基づいて、粒子と撮像部との間の距離を計測する計測部とを備えている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態の粒子計測方法が適用された粒子計測装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態の粒子計測方法が適用された粒子計測装置による計測フローを示すフローチャートである。
図3は、サンプル水溶液中の粒子に入射した照明光が、粒子を透過して画像センサの受光部に到達するまでの光線の追跡図である。
図4は、アクリル標準粒子を含む純水溶液をサンプル水溶液として、画像センサ上に滴下した場合に撮像された画像である。
図5は、図4に示す画像において3つの異なる映り方をする3種類のアクリル標準粒子(以下、「粒子A」、「粒子B」、および「粒子C」と称する)を含む拡大画像である。
図6は、3種類のアクリル標準粒子について測定された各透過光強度分布図である。
図7は、バチルス属菌芽胞株を含むサンプル水溶液を、画像センサ上に滴下した場合に撮像された画像である。
図8は、図7(a)および図7(b)に示す画像から抽出されたバチルス属菌芽胞の透過光強度分布を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態および実施例について図面を参照して説明する。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明や、重複した説明は適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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