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公開番号
2025109315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003111
出願日
2024-01-12
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20250717BHJP(光学)
要約
【課題】表示パネルの輝度を均一化することが可能な異形状の表示装置を提供すること。
【解決手段】一実施形態に係る表示装置は、異形状の第1基板と、第1基板に対向する異形状の第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置された高分子分散液晶層と、第1側面を有し、第2基板に対向する異形状のカバー部材と、第1側面に光を照射する複数の発光素子と、各発光素子から照射される光の強度を調整する調整手段と、を備える。第1側面は、各発光素子から照射される光が入光する入光面として機能する。調整手段は、入光面から、入光面とは反対の反入光面までの距離に応じて、各発光素子から照射される光の強度を調整する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
異形状の第1基板と、
前記第1基板に対向する異形状の第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置された高分子分散液晶層と、
第1側面を有し、前記第2基板に対向する異形状のカバー部材と、
前記第1側面に光を照射する複数の発光素子と、
前記各発光素子から照射される光の強度を調整する調整手段と、を備え、
前記第1側面は、前記各発光素子から照射される光が入光する入光面として機能し、
前記調整手段は、前記入光面から、前記入光面とは反対の反入光面までの距離に応じて、前記各発光素子から照射される光の強度を調整する、
表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記調整手段は、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分に対応する発光素子から照射される光の強度を、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分に対応する発光素子から照射される光の強度よりも高くする、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記調整手段は、前記各発光素子に電流を流す時間を一定にし、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分に対応する発光素子に流す電流を、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分に対応する発光素子に流す電流よりも大きくすることで、前記各発光素子から照射される光の強度を調整する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記調整手段は、前記各発光素子に流す電流を一定にし、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分に対応する発光素子に電流を流す時間を、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分に対応する発光素子に電流を流す時間よりも長くすることで、前記各発光素子から照射される光の強度を調整する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記調整手段は、前記各発光素子に流す電流を一定にし、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分に対応する発光素子がオンになっている時間を、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分に対応する発光素子がオンになっている時間よりも長くすることで、前記各発光素子から照射される光の強度を調整する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記調整手段は、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分においては、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分よりも、発光素子を密に点灯させる、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記各発光素子は、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分においては、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分よりも密に配置され、
前記調整手段は、前記各発光素子から照射される光の強度を同一に調整する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分には、前記反入光側に補助的な発光素子が配置される、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記調整手段は、画像が表示される領域に対応する発光素子から照射される光の強度を、画像が表示されない領域に対応する発光素子から照射される光の強度よりも高くする、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記カバー部材は、前記入光面から前記反入光面までの距離が短い部分と、前記入光面から前記反入光面までの距離が長い部分とで分割される、
請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
入射光を散乱する散乱状態と、入射光を透過する透明状態とを切り替え可能な高分子分散型液晶を用いた表示装置が種々提案されている。高分子分散型液晶を用いた表示装置においては、表示パネルの端部に発光モジュールを配置するエッジライト方式が用いられることがある。このような表示装置は透過率が高いため、例えば車載応用など、様々な分野での用途が期待されており、近年では、矩形とは異なる形状(異形状)の表示装置が注目されている。
【0003】
ところで、エッジライト方式の表示装置においては、表示パネルの端部に配置された発光モジュールは、その全面において同一強度の光を照射するように点灯制御される。しかしながら、異形状の表示装置において、このような点灯制御が行われた場合、表示パネルの輝度に不均一性が生じてしまう。このため、異形状の表示装置において、表示パネルの輝度を均一化することが可能な新たな技術の実現が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7005243号公報
特開2020-201346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、表示パネルの輝度を均一化することが可能な異形状の表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る表示装置は、異形状の第1基板と、前記第1基板に対向する異形状の第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置された高分子分散液晶層と、第1側面を有し、前記第2基板に対向する異形状のカバー部材と、前記第1側面に光を照射する複数の発光素子と、前記各発光素子から照射される光の強度を調整する調整手段と、を備え、前記第1側面は、前記各発光素子から照射される光が入光する入光面として機能し、前記調整手段は、前記入光面から、前記入光面とは反対の反入光面までの距離に応じて、前記各発光素子から照射される光の強度を調整する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る表示装置の一例を示す平面図である。
図2は、同実施形態に係る表示装置の表示動作の一例を説明するための図である。
図3は、矩形状の表示装置における発光素子の点灯制御を説明するための図である。
図4は、同実施形態に係る表示装置における発光素子の点灯制御を説明するための図である。
図5は、同実施形態に係る表示装置における発光素子の点灯制御を説明するための図である。
図6は、同実施形態に係る表示装置における発光素子から照射される光の強度を調整する方法を説明するための図である。
図7は、同実施形態に係る表示装置における発光素子から照射される光の強度を調整する方法を説明するための図である。
図8は、同実施形態に係る表示装置における発光素子から照射される光の強度を調整する方法を説明するための図である。
図9は、同実施形態に係る表示装置の一例を示す平面図である。
図10は、同実施形態に係る表示装置における発光素子の点灯制御を説明するための図である。
図11は、第1変形例に係る表示装置の一例を示す平面図である。
図12は、同変形例に係る表示パネルの一例を示す断面図である。
図13は、同変形例に係る表示パネルの一例を示す断面図である。
図14は、第2変形例に係る表示装置の一例を示す図である。
図15は、同変形例に係る表示装置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
【0009】
図1は、本実施形態の表示装置DSPの一例を示す平面図である。一例では、第1方向X、第2方向Y、および、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向Xおよび第2方向Yは、表示装置DSPを構成する基板の主面と平行な方向に相当し、第3方向Zは、表示装置DSPの厚さ方向に相当する。本実施形態においては、第1方向Xおよび第2方向Yで規定されるX-Y平面を見ることを平面視という。
【0010】
表示装置DSPは、表示パネルPNLと、配線基板1と、ICチップ2と、発光モジュール100と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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