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公開番号
2025109128
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002859
出願日
2024-01-11
発明の名称
給餌装置
出願人
株式会社新原産業
代理人
弁理士法人ソシデア知的財産事務所
,
個人
主分類
A01K
5/00 20060101AFI20250716BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】簡単に家畜への給餌量を適切に調整することができる給餌装置を提供する。
【解決手段】内部に餌の収容空間21を有し、該収容空間21の餌を受ける餌受け部22の位置に対応して開口する給餌口23が形成された給餌器本体2と、前記給餌口23の開口度を変更可能なように前記給餌器本体2に昇降可能に取り付けられた調整板3と、前記調整板3を昇降操作させる昇降手段4と、前記調整板3による前記給餌口23の開口度を表示する目盛が形成された目盛部5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に餌の収容空間を有し、該収容空間の餌を受ける餌受け部の位置に対応して開口する給餌口が形成された給餌器本体と、
前記給餌口の開口度を変更可能なように前記給餌器本体に昇降可能に取り付けられた調整板と、
前記調整板を昇降操作させる昇降手段と、
前記調整板による前記給餌口の開口度を表示する目盛が形成された目盛部と、を備えたことを特徴とする給餌装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記昇降手段は、下端が前記調整板に連結された操作杆と、
前記給餌器本体の上部側に設置され前記操作杆を挿通自在な基部と、を有しており、
前記目盛部は、該操作杆の該基部に対する移動量を示す目盛を有することを特徴とする請求項1記載の給餌装置。
【請求項3】
前記昇降手段は、前記操作杆の上部に設けられた雄ネジ部と、
前記基部を貫通した雄ネジ部に係合し回転操作により前記操作杆を昇降させる回転操作部材と、
該回転操作部材に取り付けられたハンドルと、をさらに有し、
前記目盛部の目盛は、前記操作杆の前記基部からの上方への突出量を表示することを特徴とする請求項2記載の給餌装置。
【請求項4】
前記目盛部は、前記回転操作部材に立ち上がり状に一体的に設けられたことを特徴とする請求項3記載の給餌装置。
【請求項5】
前記調整板を前記給餌口の所定の開口度で保持するロック装置が設けられたことを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の給餌装置。
【請求項6】
前記ロック装置は、前記回転操作部材又は前記ハンドルと、前記基部と、を係止して前記回転操作部材の回転を抑止する回転ロック構造を含むことを特徴とする請求項5記載の給餌装置。
【請求項7】
前記ハンドルは、前記回転操作部材に対して上下移動自在に設けられており、
前記ロック装置は、前記ハンドルの下端を挿脱可能とするように前記基部に上下方向に穿孔された挿入孔を含むことを特徴とする請求項5記載の給餌装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、家畜等の動物に給餌するのに使用される給餌装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
豚や牛等の家畜用の餌(飼料)として、例えば、原料を粉砕し粉状にしたマッシュや、粉砕した原料に蒸気を加えてペレット状に加圧成形したペレット、ペレットを細かく粉砕したクランブル等の種類がある。これらの粉粒状の飼料の種類は、家畜の成長段階や体格の大きさ、品種等に応じて選択して与えられている。
【0003】
従来より、粉粒状の飼料を家畜に与えるための給餌器が種々利用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
例えば、特許文献1には、給餌器本体の手前側を摂食槽に、奥側を飼料槽に、それぞれ区画板によって区画し、かつ該区画板の下部と給餌器本体の底部との間に前記飼料槽から摂食槽に飼料を流下させる間隙であって、その開度の調節が可能な間隙を設けた飼育動物用給餌器が開示されている。
【0005】
特許文献1の飼育動物用給餌器では、区画板の下部側には、昇降操作部を介して昇降される調節板が設けられている。昇降操作部は、雌ネジ部材を内蔵する操作部本体に正逆回転させるためのハンドルが取り付けられるとともに、前記雌ネジ部材にねじ込まれた操作棒が垂下され、該操作棒に調節板が取り付けられている。
【0006】
そして、昇降操作部のハンドルを必要に応じて正逆回転させることにより調節板が昇降動作し、その下部の間隙の開度を調節し、該間隙を通じて飼料槽から摂食槽側に流下する飼料の流下量を調節するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-16173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
家畜を飼育する際には、家畜が適度に栄養を摂取し、成長、肥育するために適度な量の餌を与える必要がある。さらに、必要以上に多量の餌を給餌しておくと、家畜が食べすぎたり、または水分や家畜の唾液等と混じってカビが発生したり、餌が劣化したりして衛生面も悪化するおそれがある。したがって、給餌器内の餌の量を適切に調節することは極めて重要である。
【0009】
しかしながら、従来の特許文献1のような給餌器の構造では、調節板の下部の間隙の開度は、作業者の経験等に頼った目分量で調整していたことから、正確に餌の量を調整することが困難であった。
【0010】
さらに、豚等の家畜が餌を食べる際に、豚の口や鼻、頭等が調節板に何度も当たったり、不意に作業者の身体や物等がハンドルに触れてしまったりするなどして、調節板が所定の調節位置からずれてしまうおそれがあり、間隙の開口度が変わって餌の供給量を適切にコントロールできない等の問題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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