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公開番号
2025106909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000503
出願日
2024-01-05
発明の名称
送電装置、製造方法、および非接触給電システム
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
H02J
50/90 20160101AFI20250710BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】送電コイルの位置を受電コイルの位置に合わせて自由に配置できる送電装置を提供すること。
【解決手段】送電装置10は、受電コイルLrを有する移動体VEに非接触給電する。送電装置10は、走行路面RSの上に配置される筐体30と、筐体に収容される少なくとも1つの送電コイルLsと、を備える。筐体は、移動体を支持する筐体上面32と、筐体上面の下に形成される内部空間33と、を有し、少なくとも1つの送電コイルLsは、内部空間内に配置され、筐体上面の全領域は、少なくとも1つの送電コイルの上面視の大きさよりも大きい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
受電コイル(Lr)を有する移動体(VE)に非接触給電する送電装置(10,210,310)であって、
走行路面(RS)の上に配置される筐体(30)と、
前記筐体に収容される少なくとも1つの送電コイル(Ls)と、を備え、
前記筐体は、
前記移動体を支持する筐体上面(32)と、
前記筐体上面の下に形成される内部空間(33)と、を有し、
前記少なくとも1つの送電コイル(Ls)は、前記内部空間内に配置され、
前記筐体上面の全領域は、前記少なくとも1つの送電コイルの上面視の大きさよりも大きい、送電装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の送電装置であって、
前記少なくとも1つの送電コイルに電力を供給するための電気回路(11,12)と、
前記筐体上面の下に配置され、前記筐体上面を支持するための複数の支持部材(38)と、をさらに備え、
前記複数の支持部材は、前記筐体上面の全領域のうち、前記少なくとも1つの送電コイルの前記筐体上面における占有領域と、前記電気回路の前記筐体上面における前記占有領域と、を除く領域に配置されている、送電装置。
【請求項3】
請求項2に記載の送電装置であって、
前記電気回路は、
前記少なくとも1つの送電コイルに動作周波数の交流電力を供給する電源回路(11)を含む、送電装置。
【請求項4】
請求項2に記載の送電装置であって、
前記電気回路は、
前記少なくとも1つの送電コイルと電気的に接続される共振コンデンサ(Cs)を含む、送電装置。
【請求項5】
請求項4に記載の送電装置であって、
前記共振コンデンサは、容量値が第1容量値と、前記第1容量値よりも大きい第2容量値との間で変更可能であり、
前記電気回路は、前記容量値を、前記第1容量値と前記第2容量値との間で切り替えることにより、前記送電コイルの状態を、前記受電コイルに非接触給電する給電状態と、前記受電コイルへの非接触給電を停止する待機状態との間で切り替えるための制御回路(16)をさらに含む、送電装置。
【請求項6】
請求項2に記載の送電装置であって、
前記筐体は、前記走行路面に沿って配置される筐体下面(31)をさらに有し、
前記少なくとも1つの送電コイルの前記上面視の大きさは、前記筐体下面の全領域を複数に分割した単位領域(LR)を単位とする大きさとなるように設定されており、
前記複数の支持部材のそれぞれの支持部材は、前記単位領域に配置されている、送電装置。
【請求項7】
請求項6に記載の送電装置であって、
前記電気回路は、
前記少なくとも1つの送電コイルに動作周波数の交流電力を供給する電源回路(11)を含み、
前記電源回路の前記上面視の大きさは、前記単位領域を単位とする大きさとなるように設定されている、送電装置。
【請求項8】
請求項6に記載の送電装置であって、
前記電気回路は、
前記少なくとも1つの送電コイルと電気的に接続される共振コンデンサ(Cs)を含み、
前記共振コンデンサの前記上面視の大きさは、前記単位領域を単位とする大きさとなるように設定されている、送電装置。
【請求項9】
請求項1に記載の送電装置であって、
前記少なくとも1つの送電コイルは、前記移動体の予め定められた移動経路(RO)に沿って配置されている、送電装置。
【請求項10】
請求項9に記載の送電装置であって、
前記少なくとも1つの送電コイルは、複数の送電コイルを含む、送電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、送電装置、製造方法、および非接触給電システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無人搬送車に非接触給電するためのシステムがある(例えば、特許文献1)。このシステムでは、移動経路の床面上に送電コイルが配置される。受電装置は、受電コイルが送電コイルと対向する位置で、非接触給電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-33524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、無人搬送車における受電コイルの位置は、仕様により様々である。一方で、無人搬送車が走行する施設における移動通路の幅は、無人搬送車が走行可能な幅に限られている場合がある。そこで、施設に送電装置を設置する場合に、送電コイルの位置を受電コイルの位置に合わせて自由に配置できる送電装置が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、受電コイル(Lr)を有する移動体(VE)に非接触給電する送電装置(10,210,310)が提供される。この送電装置は、走行路面(RS)の上に配置される筐体(30)と、前記筐体に収容される少なくとも1つの送電コイル(Ls)と、を備え、前記筐体は、前記移動体を支持する筐体上面(32)と、前記筐体上面の下に形成される内部空間(33)と、を有し、前記少なくとも1つの送電コイル(Ls)は、前記内部空間内に配置され、前記筐体上面の全領域は、前記少なくとも1つの送電コイルの上面視の大きさよりも大きい。
【0007】
この形態によれば、筐体を走行路面の上に配置することにより、送電装置を簡易に設置することができる。そして、筐体上面の全領域は、少なくとも1つの送電コイルの上面視の大きさよりも大きいため、筐体に対する送電コイルの位置を調整することができる。よって、送電コイルの位置を受電コイルの位置に合わせて自由に配置できる。
【0008】
本開示の第2形態によれば、受電コイル(Lr)を有する移動体(VE)に非接触給電する送電装置(10,210)の製造方法が提供される。この製造方法は、(a)筐体下面(31)と、前記筐体下面の上方に配置される筐体上面(32)と、前記筐体下面と、前記筐体上面とにより区画される内部空間(33)と、有する筐体(30)と、(b)前記筐体下面と前記筐体上面との間に配置され、前記筐体上面を支持するための複数の支持部材(38)であって、前記内部空間に充填された複数の支持部材と、を備える、調整前筐体(130)を用意する第1ステップ(S1)と、前記移動体が予め定められた移動経路(RO)に沿って走行した場合に、前記受電コイルと対向する前記筐体下面における対向位置(131)を前記調整前筐体にマークする第2ステップ(S2)と、前記複数の支持部材のうち、前記対向位置に配置されている一部の支持部材を前記内部空間から除くとともに、前記対向位置の下方に送電コイル(Ls)を配置する第3ステップ(S3)と、を備える。
【0009】
この形態によれば、移動経路に対する受電コイルの様々な位置に合わせて、送電コイルを配置することができるため、受電コイルに対する送電コイルの位置ずれを抑制した送電装置を提供することができる。
【0010】
本開示の第3形態によれば、受電コイルLrを有する移動体(VE)に非接触給電する非接触給電システム(301)が提供される。この非接触給電システムは、第1送電装置(310A)と、前記第1送電装置とは異なる第2送電装置(310B)と、を備え、前記第1送電装置と、前記第2送電装置とのそれぞれは、走行路面の上に配置される筐体(30)と、前記筐体に収容される少なくとも1つの送電コイル(Ls)と、を備え、前記筐体は、前記走行路面に沿って配置される筐体下面(31)と、前記筐体下面の上方に配置される筐体上面(32)であって、前記移動体を支持する筐体上面と、前記筐体下面と、前記筐体上面とにより区画される内部空間(33)と、有し、前記少なくとも1つの送電コイルは、前記内部空間内に配置され、前記第1送電装置の前記筐体の大きさは、前記第2送電装置の前記筐体の大きさと同じであり、前記第1送電装置が有する前記少なくとも1つの送電コイルの前記筐体下面における位置と、前記第2送電装置が有する前記少なくとも1つの送電コイルの前記筐体下面における位置とは互いに異なる。
(【0011】以降は省略されています)
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