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公開番号2025104274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024205749
出願日2024-11-26
発明の名称積層型電子部品
出願人サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H01G 4/30 20060101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】信頼性に優れ、内部電極と外部電極との間の接触性が向上し、等価直列抵抗(ESR)の低く、小型でありながら容量に優れた積層型電子部品を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る積層型電子部品は、誘電体層及び上記誘電体層と第1方向に交互に配置される内部電極を含む容量形成部、上記容量形成部の第1方向の両面に配置されるカバー部、及び上記容量形成部及びカバー部の第3方向の両面に配置されるサイドマージン部を含む本体と、第3及び第4面に配置される外部電極と、を含み、上記本体の第1及び第3方向の断面で、1つ以上のエッジ領域には、上記本体の外表面に対する接線の傾きが反対になる地点であるIPが1つ以上配置され、上記本体の第1方向の最大厚さをT、上記本体の第2方向の最大長さをL、上記本体の第3方向の最大幅をWとするとき、W<T<Lを満たすことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に向かい合う第1及び第2面、前記第1及び第2面と連結され、第2方向に向かい合う第3及び第4面、前記第1~第4面と連結され、第3方向に向かい合う第5及び第6面を含み、
誘電体層、及び前記誘電体層と第1方向に交互に配置される内部電極を含む容量形成部、前記容量形成部の第1方向の両面に配置されるカバー部、及び前記容量形成部及びカバー部の第3方向の両面に配置されるサイドマージン部を含む本体と、
前記第3及び第4面に配置される外部電極と、を含み、
前記本体の第1及び第3方向の断面で、1つ以上のエッジ領域には、前記本体の外表面に対する接線の傾きが反対になる地点であるIPが1つ以上配置され、
前記本体の第1方向の最大厚さをT、前記本体の第2方向の最大長さをL、前記本体の第3方向の最大幅をWとするとき、W<T<Lを満たす、積層型電子部品。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記エッジ領域は湾曲した形状を含む、請求項1に記載の積層型電子部品。
【請求項3】
前記第1方向の最上部に配置された内部電極の第3方向の一端から前記第1方向の上部に直線を引いたときに、前記本体の外表面と接する地点をP1、前記第1方向の最上部に配置された内部電極の前記第3方向の一端から前記第3方向に直線を引いたときに、前記本体の外表面と接する地点をP2とするとき、
前記P1とP2との間に前記IPが配置される、請求項1に記載の積層型電子部品。
【請求項4】
前記P1とP2との間に前記IPが1つのみ配置される、請求項3に記載の積層型電子部品。
【請求項5】
前記P1とP2との間に前記IPが2つ以上配置される、請求項3に記載の積層型電子部品。
【請求項6】
前記エッジ領域のうち少なくとも一つのエッジ領域に前記IPが2つ以上配置される、請求項1に記載の積層型電子部品。
【請求項7】
前記第1方向の最上部に配置された内部電極の第3方向の一端から前記第1方向の上部に直線を引いたときに、前記本体の外表面と接する地点をP1、前記第1方向の最上部に配置された内部電極の前記第3方向の一端から前記第3方向に直線を引いたときに、前記本体の外表面と接する地点をP2とするとき、
前記P1で第3方向に前記サイドマージン部の平均幅の半分以内の領域をR1、前記P2で第1方向に前記カバー部の平均厚さの半分以内の領域をR2とするとき、
前記R1に配置されるIPであるIP1、前記R2に配置されるIPであるIP2を含む、請求項1に記載の積層型電子部品。
【請求項8】
前記IP1は前記容量形成部と第1方向に重なるように配置され、前記IP2は前記容量形成部と第3方向に重なるように配置される、請求項7に記載の積層型電子部品。
【請求項9】
前記IP1は前記容量形成部と第1方向に重ならないように配置され、前記IP2は前記容量形成部と第3方向に重ならないように配置される、請求項7に記載の積層型電子部品。
【請求項10】
前記R1及びR2には、それぞれ前記IPが1つずつのみ配置される、請求項7に記載の積層型電子部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層型電子部品に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
積層型電子部品の一つである積層セラミックキャパシタ(MLCC:Multi-Layer Ceramic Capacitor)は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)及びプラズマ表示装置パネル(PDP:Plasma Display Panel)などの映像機器、コンピュータ、スマートフォン及び携帯電話などの様々な電子製品のプリント回路基板に装着されて電気を充電または放電させる役割を果たすチップ形態のコンデンサである。
【0003】
積層セラミックキャパシタは、小型でありながらも高容量が保障され、実装が容易であるという利点により、様々な電子装置の部品として用いられることができ、コンピュータ、モバイル機器などの各種電子機器が小型化、高出力化されながら積層セラミックキャパシタに対する小型化及び高容量化の要求が増大している。
【0004】
一般的に、MLCCは幅と厚さが同じ構造を有している。高容量を達成するためには、誘電体層及び内部電極の薄層化による積層数の増加が必要である。しかしながら、誘電体層及び内部電極の薄層化は、技術的限界によりチップの幅と厚さが同一である構造では、高い積層数を実現することが容易ではない。そこで、チップの厚さを厚くして高い積層数を実現するHPCC(High-Profile Ceramic Capacitor)製品が開発された。
【0005】
HPCCは、幅Wに対して厚さTが厚い構造を有しており、幅と厚さが同じ構造を有する一般的なMLCCに対して積層数を増加させることができ、高容量を容易に達成することができる。
【0006】
このようなHPCCは、一般的なMLCCに対して積層数が増加するため、内部電極と外部電極との間の接触性が信頼性に重要な影響を及ぼす要素の一つである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の様々な目的の一つは、信頼性に優れた積層型電子部品を提供することである。
【0008】
本発明の様々な目的の一つは、内部電極と外部電極との間の接触性が向上した積層型電子部品を提供することである。
【0009】
本発明の様々な目的の一つは、等価直列抵抗(ESR)の低い積層型電子部品を提供することである。
【0010】
本発明の様々な目的の一つは、小型でありながら容量に優れた積層型電子部品を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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