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公開番号2025103140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220284
出願日2023-12-27
発明の名称部材挿通用グロメット
出願人株式会社ファルテック
代理人個人,個人,個人
主分類H01B 17/58 20060101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外部から視認可能な意匠面を有する部材挿通用グロメットにて、意匠面が変形することを防止可能とする。
【解決手段】ケーブルYが挿通されると共に、板材を挟持した状態で取り付けられる部材挿通用グロメット1であって、ケーブルYが挿通される挿通孔2aを有する筒部2と、筒部2の軸方向の一端に設けられると共に、外部から視認可能な意匠面3aを有するフランジ部3と、フランジ部3よりも筒部2の軸方向の他端側に設けられると共に、弾性変形した状態でフランジ部3と共に板材を挟持する弾性変形部4とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
他の部材が挿通されると共に、板材を挟持した状態で取り付けられる部材挿通用グロメットであって、
前記他の部材が挿通される挿通孔を有する筒部と、
前記筒部の軸方向の一端に設けられると共に、外部から視認可能な意匠面を有するフランジ部と、
前記フランジ部よりも前記筒部の前記軸方向の他端側に設けられると共に、弾性変形した状態で前記フランジ部と共に前記板材を挟持する弾性変形部と
を備えることを特徴とする部材挿通用グロメット。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記弾性変形部は、前記筒部の径方向外側に向かうに連れて前記フランジ部に向けて進行するように前記軸方向に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1記載の部材挿通用グロメット。
【請求項3】
前記弾性変形部が弾性変形していない状態にて、前記筒部からの前記弾性変形部の前記径方向外側への突出量は、前記筒部からの前記フランジ部の前記径方向外側への突出量よりも小さいことを特徴とする請求項2記載の部材挿通用グロメット。
【請求項4】
前記弾性変形部は、前記筒部側に向けられた内側傾斜面と、前記筒部と反対側に向けられた外側傾斜面とを有し、
前記筒部は、前記外側傾斜面と面一に接続されると共に前記筒部の前記他端側の端面に接続される面取部を有する
ことを特徴とする請求項2または3記載の部材挿通用グロメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、部材挿通用グロメットに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1にはケーブル貫通部用グロメットが開示されている。特許文献1に開示されたケーブル貫通部用グロメットは、円筒部と、2つの環状突起部とを備えている。特許文献1に開示されたケーブル貫通部用グロメットは、2つの環状突起部で壁を挟み付けることで、壁に対して取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-4170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、部材挿通用グロメットを車両に設置し、ケーブル等を挿通させることが考えられる。ところが、特許文献1に開示されたケーブル貫通部用グロメットは、一方の環状突起部が弾性変形可能であり、この環状突起部が弾性変形した状態で壁に対して取り付けられる。弾性変形する環状突起部は、壁の表側に配置されている。このような特許文献1に開示されたケーブル貫通部用グロメットを車両に設置される部材挿通用グロメットとして用いようとした場合には、車室内から弾性変形した環状突起部が視認されることになる。弾性変形した環状突起部は、撓んでいる。このような環状突起部が車室内から視認可能である場合には、外観印象の悪化を招くことになる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、外部から視認可能な意匠面を有する部材挿通用グロメットにて、意匠面が変形することを防止可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の第1の態様は、他の部材が挿通されると共に、板材を挟持した状態で取り付けられる部材挿通用グロメットであって、上記他の部材が挿通される挿通孔を有する筒部と、上記筒部の軸方向の一端に設けられると共に、外部から視認可能な意匠面を有するフランジ部と、上記フランジ部よりも上記筒部の上記軸方向の他端側に設けられると共に、弾性変形した状態で上記フランジ部と共に上記板材を挟持する弾性変形部とを備えるという構成を採用する。
【0008】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、上記弾性変形部が、上記筒部の径方向外側に向かうに連れて上記フランジ部に向けて進行するように上記軸方向に対して傾斜して設けられているという構成を採用する。
【0009】
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、上記弾性変形部が弾性変形していない状態にて、上記筒部からの上記弾性変形部の上記径方向外側への突出量は、上記筒部からの上記フランジ部の上記径方向外側への突出量よりも小さいという構成を採用する。
【0010】
本発明の第4の態様は、上記第2または第3の態様において、上記弾性変形部が、上記筒部側に向けられた内側傾斜面と、上記筒部と反対側に向けられた外側傾斜面とを有し、上記筒部が、上記外側傾斜面と面一に接続されると共に上記筒部の上記他端側の端面に接続される面取部を有するという構成を採用する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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