特許ウォッチ

公開番号2025101463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218325
出願日2023-12-25
発明の名称軸ブレ防止部材
出願人ティアック株式会社
代理人弁理士法人小林国際特許事務所
主分類H01H 19/14 20060101AFI20250630BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】搭載機器の大型化を防止できる軸ブレ防止部材を提供する。
【解決手段】入力切替機構30は、ロータリーエンコーダー32と軸ブレ防止部材50を備える。ロータリーエンコーダー32は、本体部34と、本体部34から突出した回転軸36とを備え、回転軸36の先端にエンコーダーノブ20が装着される。軸ブレ防止部材50は、ロータリーエンコーダー32とエンコーダーノブ20との間に装着される。軸ブレ防止部材50は、ロータリーエンコーダー32の本体部34に対して固定される固定部52と、固定部52に連設されて回転軸36の側面に当接する規制部54とを備える。規制部54により回転軸36を直に抑えることで搭載機器を小型化できる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
本体部から突出した回転軸の先端に、前記回転軸を回転させるための操作部材が設けられた回転操作式の電子部品に用いられ、
前記本体部に対して固定される固定部と、
前記固定部に連設され、前記本体部と前記操作部材との間において前記回転軸の側面に当接し、前記回転軸の軸方向とは垂直な方向への移動を規制する規制部と、
を有する軸ブレ防止部材。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
前記規制部は、前記回転軸を中心とした複数の方向から前記回転軸の側面に当接する、
請求項１に記載の軸ブレ防止部材。
【請求項３】
前記規制部は、前記固定部よりも前記回転軸の先端側に設けられ、前記操作部材の近傍で前記回転軸の側面に当接する、
請求項２に記載の軸ブレ防止部材。
【請求項４】
前記固定部の外径よりも前記規制部の外径が小さい、
請求項１～３のいずれか１項に記載の軸ブレ防止部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、回転操作式の電子部品に用いられる、軸ブレ防止部材に関する。
続きを表示（約 970 文字）【背景技術】
【０００２】
本体部から突出した回転軸の先端に、回転軸を回転させるための操作部材が設けられた回転操作式の電子部品が、オーディオ機器の入力切替機構、ポテンショメーター、ボリューム調整機構などで広く用いられている。また、下記特許文献１、２には、このような回転操作式の電子部品を搭載した機器において、操作部材を側方から支持して軸ブレを防止する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－０８９９２３号公報
特開２０１２－１５０６１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来のように操作部材を支持して軸ブレを防止する構成は、搭載機器の大型化を招いてしまうといった問題があった。
【０００５】
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、搭載機器の大型化を防止できる軸ブレ防止部材、を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明の軸ブレ防止部材は、
本体部から突出した回転軸の先端に、前記回転軸を回転させるための操作部材が設けられた回転操作式の電子部品に用いられ、
前記本体部に対して固定される固定部と、
前記固定部に連設され、前記本体部と前記操作部材との間において前記回転軸の側面に当接し、前記回転軸の軸方向とは垂直な方向への移動を規制する規制部と、
を有する。
【０００７】
前記規制部は、前記回転軸を中心とした複数の方向から前記回転軸の側面に当接する、ものでもよい。
【０００８】
前記規制部は、前記固定部よりも前記回転軸の先端側に設けられ、前記操作部材の近傍で前記回転軸の側面に当接する、ものでもよい。
【０００９】
前記固定部の外径よりも前記規制部の外径が小さい、ものでもよい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の軸ブレ防止部材によれば、搭載機器の大型化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許