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公開番号
2025100832
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025070582,2023550915
出願日
2025-04-22,2021-09-30
発明の名称
数値制御装置
出願人
ファナック株式会社
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
G05B
19/4069 20060101AFI20250626BHJP(制御;調整)
要約
【課題】フィードバック情報に基づいて行なわれるシミュレーションに工具交換のシミュレーションを、タイミングを合わせて組み入れて加工シミュレーションを実行することが可能な数値制御装置を提供する。
【解決手段】
数値制御装置が、制御部と、フィードバック情報取得部と、工具交換情報取得部と、フィードバック情報取得部によって取得されたフィードバック情報と、工具交換情報取得部によって取得された工具情報および交換情報とを合成して合成情報を生成する合成情報生成部と、工具の形状を示す形状情報を記憶する形状情報記憶部と、合成情報、および形状情報に基づいて、ワークの加工シミュレーションを実行する加工シミュレーション部と、加工シミュレーションを実行することによって生成された加工後のワークの形状を示す加工形状情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
工具を特定する工具情報を含む加工プログラムを解釈して工作機械の軸を制御する制御部と、
前記軸の位置を示すフィードバック情報を前記工作機械から取得するフィードバック情報取得部と、
前記加工プログラムから前記工具情報を取得し、かつ、前記工具が交換されたことを示す交換情報を前記工作機械から取得する工具交換情報取得部と、
前記フィードバック情報取得部によって取得された前記フィードバック情報と、前記工具交換情報取得部によって取得された前記工具情報および前記交換情報とを合成して合成情報を生成する合成情報生成部と、
前記工具の形状を示す形状情報を記憶する形状情報記憶部と、
前記合成情報、および前記形状情報に基づいて、ワークの加工シミュレーションを実行する加工シミュレーション部と、
前記加工シミュレーションを実行することによって生成された加工後のワークの形状を示す加工形状情報を出力する出力部と、
を備える数値制御装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記合成情報生成部は、前記フィードバック情報の取得に係る時間軸と前記交換情報の取得に係る時間軸とを一致させて前記合成情報を生成する請求項1に記載の数値制御装置。
【請求項3】
前記フィードバック情報取得部と前記工具交換情報取得部とは、前記工作機械から1制御周期内において、それぞれ、前記フィードバック情報と前記交換情報とを取得する請求項2に記載の数値制御装置。
【請求項4】
前記交換情報は、前記工具の交換が完了したことを示す信号である請求項1~3のいずれか1項に記載の数値制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械の数値制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、数値制御装置では、サーボモータからのフィードバック情報を利用して、駆動軸の加速度および加加速度が原因で生じる工作機械の振動による加工面品質への影響を考慮した加工シミュレーションが行われている(特許文献1)。フィードバック情報を利用することにより、工作機械の実際の軸の動きを反映した加工シミュレーションを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-71734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、サーボモータから取得されるフィードバック情報には、工具交換に関する情報が含まれていない。そのため、フィードバック情報を利用した場合、工具交換のシミュレーションを含む加工シミュレーションを行うことができない。
【0005】
一方、加工プログラムに含まれる工具交換指令に基づいて工具交換のシミュレーションを行うことが考えられる。しかし、工具交換が指令されるタイミングと、実際に工作機械で工具交換が実行されるタイミングとの間には、ずれが生じる。そのため、フィードバック情報に基づいて行なわれるシミュレーションに工具交換のシミュレーションを、タイミングを合わせて組み入れることができない。
【0006】
本開示は、フィードバック情報に基づいて行なわれるシミュレーションに工具交換のシミュレーションを、タイミングを合わせて組み入れて加工シミュレーションを実行することが可能な数値制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
数値制御装置が、工具を特定する工具情報を含む加工プログラムを解釈して工作機械の軸を制御する制御部と、軸の位置を示すフィードバック情報を工作機械から取得するフィードバック情報取得部と、加工プログラムから工具情報を取得し、かつ、工具が交換されたことを示す交換情報を工作機械から取得する工具交換情報取得部と、フィードバック情報取得部によって取得されたフィードバック情報と、工具交換情報取得部によって取得された工具情報および交換情報とを合成して合成情報を生成する合成情報生成部と、工具の形状を示す形状情報を記憶する形状情報記憶部と、合成情報、および形状情報に基づいて、ワークの加工シミュレーションを実行する加工シミュレーション部と、加工シミュレーションを実行することによって生成された加工後のワークの形状を示す加工形状情報を出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様により、フィードバック情報に基づいて行なわれるシミュレーションに工具交換のシミュレーションを、タイミングを合わせて組み入れて加工シミュレーションを実行することが可能な数値制御装置を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
工作機械のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
数値制御装置の機能の一例を示す図である。
加工プログラムの一例を示す図である。
合成情報の一例を示す図である。
形状情報の一例を示す図である。
加工シミュレーションの一例を示す図である。
加工シミュレーションの一例を示す図である。
加工シミュレーションの一例を示す図である。
数値制御装置が実行する処理の流れの一例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態で説明する特徴のすべての組み合わせが課題解決に必ずしも必要であるとは限らない。また、必要以上の詳細な説明を省略する場合がある。また、以下の実施形態の説明、および図面は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、請求の範囲を限定することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)
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